有価証券報告書-第41期(令和1年10月1日-令和2年9月30日)

【提出】
2020/12/28 17:11
【資料】
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【項目】
146項目

研究開発活動

当社グループは、技術革新、業界標準及び顧客ニーズの変化、新技術及び新サービスの登場等が激しいICT業界において、主に事業を展開しております。その中で、新しい技術への対応を行い、競争力を確保するため、的確かつ効率的な研究開発活動を経常的に行うよう努めております。
当連結会計年度の研究開発活動は主に、法人本部、研究開発部、連結子会社のゼストプロ株式会社並びに当社からの委託により連結子会社のイーツアー株式会社にて行ってまいりました。さらに、シナジー効果の活用を図るため、必要に応じプロジェクトチームを編成し、研究開発活動を行ってまいりました。その結果、研究開発費の総額は、65,948千円となりました。
セグメントごとの研究開発活動を示すと、次のとおりであります。
乗換案内事業
MaaSの実現に向けた交通機関との連携機能や、「withコロナ社会」の混雑を避けた移動をサポートする機能等について研究開発を進め、スマートフォン向けの「乗換案内」アプリケーションへの搭載を行いました。
また、MaaSにおけるモバイルチケットの新機能、マルチモーダル経路検索プラットフォーム「JRD-COMPASS」、公共交通機関のデータを集約し配信する「公共交通HUBシステム」等についても研究開発を行い、いずれも提供開始に至っております。
その他、位置や移動に関する新しいサービス等の研究開発を行っております。
上記の研究開発活動等の結果、乗換案内事業セグメントにおける研究開発費は51,924千円となりました。
マルチメディア事業
新しいエンターテイメントコンテンツについて研究開発を進めております。
上記の研究開発活動等の結果、マルチメディア事業セグメントにおける研究開発費は92千円となりました。
その他
「ライフスタイルを大きく変えるサービス」の提供の一環として、新しいサービスやハードウエアの研究開発を進めてまいりました。
商品棚とデジタルサイネージを併設した次世代型店舗「QRECS」について、提供開始に至っております。
上記の研究開発活動等の結果、その他セグメントにおける研究開発費は13,932千円となりました。