有価証券報告書-第23期(平成31年1月1日-令和1年12月31日)

【提出】
2020/03/30 12:19
【資料】
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【項目】
143項目

研究開発活動

当社グループの研究開発活動は、当社グループの事業の中心であるオープンシステム基盤事業とアプリケーション事業において、各種の製品開発に取り組んでおり、当連結会計年度における研究開発費の総額は652,741千円となっております。
(1) オープンシステム基盤事業
Linuxを基本とした企業情報システムの利用拡大に向けて、OSS等の機能、性能、拡張性等の向上を目指した研究開発を行っております。具体的には、以下のとおりであります。
①「LifeKeeper」等の新規機能の開発
・LifeKeeper v9.4アップデートバージョンの開発
-「SAPのENSAv2およびERSv2」用コンポーネントの開発(SAP S/4 HANA認定取得)
-スタンバイノード監視機能の開発
・その他新規機能開発
なお、当連結会計年度のオープンシステム基盤事業の研究開発費は、359,940千円であります。
(2) アプリケーション事業
当社開発製品を様々な業種・業態への適応や、市場ニーズに柔軟に対応させるための機能開発に取り組んでおります。具体的には以下のとおりであります。
① サブスクリプション事業者向けサービスプラットフォーム「SIOS bilink」の開発
・ベータ版開発
-ルールエンジン機能、及び、データ連携のためのAPI開発
-ユーザー向インターフェースの開発
-データベースの開発
・追加機能開発
-ルールエンジン機能の追加開発
-外部連携機能の強化
-商用リリースに向けたインフラ強化、運用自動化
② 複合機ソリューション関連の機能開発・強化
・複合機の新モデルへの対応
・Quickスキャン、Speedocメージャーバージョンアップ
-マテリアルデザインに準拠した新しいユーザーI/Fに刷新
・Speedocのサブスクリプション対応
③ クラウドサービス「Gluegentシリーズ」の機能強化
・「Gluegent Gate」の認証制御アプリの開発、GSyncの機能拡張、証明書配信対応
・「Gluegent Flow」の独立版対応
・「Gluegent Apps 共有アドレス帳」の電話着信対応
・「Gluegentシリーズ」全般のAPI改廃対応、各種機能強化
④ 金融機関向けシステム関連の機能開発・強化
・金融機関向けALMパッケージ・Vivaldi2の機能強化対応(収益管理帳票の改善およびクラウド(AWS)対応)
・金融機関向けマーケティング・ソリューション開発
なお、当連結会計年度のアプリケーション事業の研究開発費は、292,801千円であります。