有価証券報告書-第28期(平成25年6月1日-平成26年5月31日)

【提出】
2014/08/25 9:21
【資料】
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【項目】
101項目

対処すべき課題

(1)事業の再構築
当連結会計年度においては、企画・開発から営業活動に至るまでの内容を一から見直し、当社事業の再構築をおこなってまいりましたが、結果として当期純損失4億25百万円と大幅な損失を計上しております。また、株主の皆様に対しましては、平成20年5月期の配当を最後に一定の最終利益を計上することができず、剰余金の配当を実施していない状態が継続しております。
次期においては、引き続き当社事業の再構築に力点を置き、当社の強みである「企画・開発力」を最大限に活かすことにより、顧客のニーズに合致するOEM製品及びオリジナル商品を供給することにより結果を出していきたいと考えております。そのため、より的確な顧客のニーズの把握に努め、スピーディな組織の運用により、確実な最終利益の確保を目指してまいります。
(2)人材の育成、組織の再構築及びコンプライアンス経営
当社グループの従業員は、少数精鋭を基本としております。特に玩具等の企画・開発業務を主力としております当社グループには当該業務における優秀な人材の確保こそが業績向上の大きな鍵を握っております。今後も現従業員の能力の向上に更に努め、新たな優秀な人材の確保とともに全役員及び従業員が一丸となって当社事業の再構築を目指してまいります。
コンプライアンス面においては、引き続き「ウィズグループ企業行動指針」に基づき、その重要性を認識させるとともに、コンプライアンス委員会の活動及びコンプライアンスホットラインの活用とあわせ、徹底・充実を図ってまいります。