当社の重要な顧客グループである新車販売事業者においては、「新車の長納期化」を徐々に解消しバックオーダーを消化している過程にあり、新車販売台数の急増が通常の販売活動の活発化を必ずしも意味しないため、販売促進ツールとなる当社商品の新規導入について急増するということはなく、当期は概ね期首想定の通りでした。一方で、積み上がった受注残の消化の中で新車販売事業者の新たなニーズが生まれてきた部分もあり、当社としては先行して原価をかけて対応し、中期の販売拡大を目指す考えです。
この結果、当期における当社グループの売上高は、429,014千円(前年同期比4.6%増)となりました。引き続きリカーリングの性質による売上が大半であり、ストック型売上として、フロー型ビジネスと比較し安定的に推移するものです。営業利益は、144,040千円(前年同期比22.5%増)となりました。前年同期においてMA関連費用や受注残に係る顧客関連資産償却費を計上していることが増加要因となっています。経常利益は164,140千円(前年同期比14.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は110,117千円(前年同期比19.5%増)となりました。
(2)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
2023/08/10 13:52