IT投資について、企業、官公庁/自治体のDX(デジタルトランスフォーメーション)による業務プロセスやビジネスモデルの変革への取り組みは引き続き旺盛です。レガシーな基幹系システムからクラウドを活用したシステムへの刷新が進んでおり、セキュリティ強化の需要も底堅く拡大しています。一方、サイバーセキュリティでは2022年12月に閣議決定した「安保3文書」に基づき、国家安全保障及び経済安全保障の両面より政府主導で議論が進んでいます。
このような環境下、当社グループの業績について、前年同期のスポットの他社製品の販売が無くなりましたが、自社製品/サービスの増収は継続しました。その結果、売上高は13,677百万円(前年同期比5.6%減)となりましたが、売上粗利率が44.0%(前年同期37.2%)に改善し、営業利益は1,687百万円(前年同期比41.3%増)となりました。経常利益は、受取配当金73百万円、為替差益169百万円等を計上し1,964百万円(前年同期比40.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,315百万円(前年同期比30.3%増)となりました。
セグメント別の経営成績は、次のとおりです。
2023/11/10 15:15