有価証券報告書-第36期(平成25年4月1日-平成26年3月31日)

【提出】
2014/06/18 15:43
【資料】
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【項目】
98項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

(1) 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表の作成にあたっては、過去の実績や状況に応じ合理的と考えられるさまざまな要因に基づき、見積り及び判断を行っております。
(2) 経営成績
(売上高)
売上高は、6,278,999千円となりました。
なお、売上高の概況につきましては、「第2 事業の状況 1 業績等の概要 (1)業績」に記載しております。
(売上総利益)
当連結会計年度の売上総利益は2,659,070千円となりました。
(営業利益)
当連結会計年度の営業利益は435,222千円となりました。
(経常利益)
当連結会計年度の経常利益は441,637千円となりました。
(当期純利益)
当連結会計年度の当期純利益は275,649千円となりました。
(3) 財政状態
(資産)
当連結会計年度における総資産の残高は2,785,880千円となりました。その内訳といたしましては、流動資産1,515,273千円、固定資産1,270,607千円であります。
(負債)
負債の残高は1,758,104千円となりました。その内訳といたしましては、流動負債1,318,091千円、固定負債440,012千円であります。
(純資産)
純資産の残高は1,027,776千円となりました。この結果、当連結会計年度末の自己資本比率は36.9%となりました。
(4) 経営成績に重要な影響を与える要因について
当社の経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、前述の「第2 事業の状況 4 事業等のリスク」に記載のとおりであります。
(5) 戦略的現状と見通し
当社グループの事業内容のキーワードは「地域密着」であり、当社グループが展開するそれぞれの拠点の地域経済を、メディア事業及び広告SP事業を通じて活性化し、「地域社会への貢献」という理念の基に事業を展開してまいります。その理念に基づき、メディア事業において積極的にフリーマガジンを発刊してまいります。
また、VC契約先による発行と合わせて,フリーマガジン事業の全国展開を図ってまいります。
さらに、次世代の事業の柱として、フリーマガジンとスマートフォン等モバイル機器とのクロスメディアを図った『フリモ(furimo.jp)』を中心としたメディアのデジタル化にも対応してまいります。
(6) 資本の財源及び資金の流動性についての分析
「第2 事業の状況 1 業績等の概要 (2)キャッシュ・フローの状況」の項をご参照ください。
(7) 経営者の問題意識と今後の見通しについて
当社グループの属する広告業界は、経済状況の影響を受けやすく、この経済状況の変化に対応しつつ、成長を図るため、従来の広告SP事業から、自らの手で広告媒体を生み出すメディア事業へ業態転換を図ってまいりました。今後も企業価値の向上を図るため、積極的にメディア事業を推進してまいります。
なお、具体的な諸施策につきましては、「第2 事業の状況 3 対処すべき課題」をご参照ください。