四半期報告書-第29期第3四半期(平成26年10月1日-平成26年12月31日)

【提出】
2015/02/13 9:08
【資料】
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【項目】
22項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、アベノミクスで大胆な金融緩和、機動的な財政出動、民間活力を引き出す、成長戦略「3本の矢」で円安、株高や企業業績回復に一定の成果を上げておりますが、4月の消費税率引き上げ後の個人消費は冷え込み、景気は減速いたしました。
当社を巡る環境は、2015年団塊の世代が65歳以上を迎える年となり急速に高齢化が進んで参ります。
更に2025年問題といわれる、団塊の世代が2,200万人、4人に1人が75歳以上となり益々、当社の役割の重要さが増すものと考えております。
このような環境の下で当社は、当第3四半期会計期間において、札幌市内にあります入居一時金方式の介護付有料老人ホーム6施設(光ハイツ・ヴェラス5施設及びヴェラス・クオーレ山の手、全812室、サービス付き高齢者向け住宅1施設(ヴェラス・クオーレ小樽、59室)、月額家賃方式の住宅型有料老人ホーム1施設(ヴェラス・クオーレ札幌北、216室)総室数1,087室の新規入居を推進してまいりました。その結果、当第3四半期会計期間末におきまして、全体入居率は95.1%を確保いたしました。
また、雇用情勢の悪化の中、“医療と介護の連携の強化”“優秀な介護人材の確保とサービスの質の向上”を重要な課題と捉え、従業員の雇用条件の見直しなど処遇改善を実施し、新たな採用条件にて従業員維持確保に努めて参りました。
以上の結果、当第3四半期累計期間における売上高は2,476,638千円(前年同期比0.8%増)、営業利益366,326千円(前年同期比3.6%減)、経常利益463,332千円(前年同期比30.7%増)、四半期純利益254,027千円(前年同期比33.2%減)となりました。
(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3) 研究開発活動
該当事項はありません。