四半期報告書-第31期第1四半期(平成28年4月1日-平成28年6月30日)

【提出】
2016/08/12 9:07
【資料】
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【項目】
23項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第1四半期累計期間におけるわが国経済は、英国の欧州連合(EU)離脱ショックから世界の金融市場が立ち直ってきたことが呼び水となって利下げに動く国が相次ぎ、投資マネーが活気づいております。東京株式市場では様子見していた海外投資家が戻ってきており、日経平均は英国国民投票直前の水準を上回りました。その他、雇用・所得環境の改善や株価上昇による資産効果等に加え、訪日外国人需要の増加もあり全体としては、緩やかな改善基調にあると思われます。
このような状況の下、当第1四半期累計期間において、当社は4月に設立30周年を迎えました。これを機に既存の入居一時金方式の施設における入居費用の見直しを図り、入居しやすい新たな家賃方式を明確に打ち出し、高齢化が進む施設周辺地域からの入居促進を行った結果、入居率約91%を確保いたしました。また、雇用情勢の厳しい中、医療と介護の連携強化、優秀な介護人材の確保、サービスの質の向上を重要課題と捉え、従業員の雇用条件の見直しなど処遇改善を実施してまいりました。
以上の結果、当第1四半期累計期間における売上高は806,784千円(前年同期比0.6%増)、営業利益72,343千円(前年同期比15.5%減)、経常利益68,775千円(前年同期比17.8%減)、四半期純利益40,998千円(前年同期比18.0%減)となりました。
(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3) 研究開発活動
該当事項はありません。