有価証券報告書-第21期(平成31年4月1日-令和2年3月31日)

【提出】
2020/06/11 14:05
【資料】
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【項目】
139項目

退職給付関係

(退職給付関係)
1.採用している退職給付制度の概要
当社は、確定給付型の制度として退職一時金制度と企業年金基金制度を併用しており、企業年金基金制度として、エヌ・ティ・ティ企業年金基金に加入しています。
なお、退職一時金制度は、退職給付に係る期末自己都合要支給額を退職給付債務とする方法を用いた簡便法により、退職給付に係る負債及び退職給付費用を計算しております。
また、連結子会社には退職金制度はありません。
2.確定給付制度
(1)退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表(簡便法を適用した制度を除く。)
前連結会計年度
(自 2018年4月1日
至 2019年3月31日)
当連結会計年度
(自 2019年4月1日
至 2020年3月31日)
退職給付債務の期首残高387,858千円433,729千円
勤務費用31,04535,813
利息費用2,2582,162
数理計算上の差異の発生額8,710△4,404
退職給付の支払額△3,083△3,323
債務承継(※)3,946-
その他2,9943,472
退職給付債務の期末残高433,729467,448

(※)グループ会社からの人員受入れによる増加
(2)年金資産の期首残高と期末残高の調整表(簡便法を適用した制度を除く。)
前連結会計年度
(自 2018年4月1日
至 2019年3月31日)
当連結会計年度
(自 2019年4月1日
至 2020年3月31日)
年金資産の期首残高240,772千円268,796千円
期待運用収益4,8665,506
数理計算上の差異の発生額6,601△9,417
事業主からの拠出額14,13216,418
退職給付の支払額△3,083△3,323
債務承継(※)2,512-
その他2,9943,472
年金資産の期末残高268,796281,453

(※)グループ会社からの人員受入れによる増加
(3)簡便法を適用した制度の、退職給付に係る負債の期首残高と期末残高の調整表
前連結会計年度
(自 2018年4月1日
至 2019年3月31日)
当連結会計年度
(自 2019年4月1日
至 2020年3月31日)
退職給付に係る負債の期首残高207,714千円245,700千円
退職給付費用41,83533,761
退職給付の支払額△3,850△11,552
退職給付に係る負債の期末残高245,700267,909

(4)退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る資産の調整表
前連結会計年度
(2019年3月31日)
当連結会計年度
(2020年3月31日)
積立型制度の退職給付債務433,729千円467,448千円
年金資産△268,796△281,453
164,933185,995
非積立制度の退職給付債務245,700267,909
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額410,633453,904
退職給付に係る負債410,633453,904
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額410,633453,904

(注)簡便法を適用した制度を含んでおります。
(5)退職給付費用及びその内訳項目の金額
前連結会計年度
(自 2018年4月1日
至 2019年3月31日)
当連結会計年度
(自 2019年4月1日
至 2020年3月31日)
勤務費用31,045千円35,813千円
利息費用2,2582,162
期待運用収益△4,866△5,506
数理計算上の差異の費用処理額2,1085,012
簡便法で計算した退職給付費用41,83533,761
確定給付制度に係る退職給付費用72,38171,243

(注)エヌ・ティ・ティ企業年金基金に対する従業員拠出額を控除しております。
(6)年金資産に関する事項
① 年金資産の主な内訳
年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおりであります。
前連結会計年度
(2019年3月31日)
当連結会計年度
(2020年3月31日)
現金及び現金同等物5.4%2.7%
負債証券37.739.4
持分証券17.716.9
証券投資信託受益証券19.318.9
合同運用信託4.75.6
生保一般勘定13.013.7
その他2.22.8
合 計100.0100.0

② 長期期待運用収益率の設定方法
年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び将来の年金資産のポートフォリオや、各種長期投資の過去の実績利回りの分析をもとにした期待収益とリスクを考慮しております。
(7)数理計算上の計算基礎に関する事項
主要な数理計算上の計算基礎(加重平均で表わしております。)
前連結会計年度
(2019年3月31日)
当連結会計年度
(2020年3月31日)
割引率0.5%0.6%
長期期待運用収益率2.52.5