2158 FRONTEO

2158
2024/04/24
時価
253億円
PER 予
-倍
2010年以降
赤字-947.45倍
(2010-2023年)
PBR
5.67倍
2010年以降
0.23-33.03倍
(2010-2023年)
配当 予
0%
ROE 予
-%
ROA 予
-%
資料
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減価償却費 - 日本(AI)

【期間】
  • 通期

連結

2016年3月31日
4850万
2017年3月31日 +159.18%
1億2571万

有報情報

#1 コーポレート・ガバナンスの概要(連結)
① コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方
当社グループは「Bright Valueの実現~記録に埋もれたリスクとチャンスを見逃さないソリューションを提供し、情報社会のフェアネスを実現する~」という企業理念の下、自社開発の人工知能(AI)エンジン「KIBIT(読み:キビット)」を活用し、高度な情報解析技術を駆使した事業を行っています。
創設時から手がけている国際訴訟支援や不正調査をはじめとするリーガルテックAIに加え、金融業・製造業など多様な企業をクライアントとするビジネスインテリジェンスや、ライフサイエンスAI、経済安全保障に事業分野を拡大し、社会課題の解決と必要かつ適切な情報に出会えるフェアな世界の実現に貢献し、ステークホルダーの皆様に信頼される存在となるよう、自社の企業価値維持向上を基本方針として活動を行っています。
2023/06/30 16:00
#2 サステナビリティに関する考え方及び取組(連結)
サステナビリティに関する考え方及び取組】
当社グループのサステナビリティに関する考え方および取り組みは、企業理念である「Bright Valueの実現~記録に埋もれたリスクとチャンスを見逃さないソリューションを提供し、情報社会のフェアネスを実現する~」に基づき、社会課題の解決に貢献することであると考えております。
当社グループは事業活動を通じて、社会の持続的かつフェアな発展につながる世界を目指しております。その実現に向けて、お客様、取引先、株主、社員はもちろん、環境や社会とのエンゲージメントが非常に重要であると考え、あらゆるステークホルダーとのリレーションを重視することが当社にとってのサステナビリティの取り組みにつながると考えております。
気候関連では、企業の社会的な責任を自覚し、持続可能な社会の発展に貢献します。特に当社が独自に開発した、省エネルギーで高速かつ高精度の解析を実現する「Green micro AI」を社会に提供することにより、環境負荷の低減に寄与し、循環型社会の実現に貢献します。
(1)ESG2023/06/30 16:00
#3 セグメント情報等、連結財務諸表(連結)
1 製品及びサービスごとの情報
(単位:千円)
AIソリューション事業リーガルテックAI事業合計
ライフサイエンスAI781,598-781,598
ビジネスインテリジェンス1,275,600-1,275,600
海外AI39,463-39,463
eディスカバリサービスReview-2,933,3062,933,306
Collection, Process-895,200895,200
Hosting-3,754,7833,754,783
-7,583,2917,583,291
2 地域ごとの情報
(1) 売上高
2023/06/30 16:00
#4 主要な販売費及び一般管理費(連結)
※2.販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額は、次のとおりであります。
前連結会計年度(自 2021年4月1日至 2022年3月31日)当連結会計年度(自 2022年4月1日至 2023年3月31日)
退職給付費用14,815千円14,734千円
減価償却費206,290千円237,676千円
支払手数料900,227千円957,135千円
2023/06/30 16:00
#5 事業の内容
AI医療機器領域では、世界初の言語系AI医療機器を目指し、「会話型 認知症診断支援AIプログラム」の開発を着実に進めております。また、開発プロセスで収集された質の高いデータセットや開発ノウハウを活用した民生品、「統合失調症診断支援AIプログラム」及び「うつ病診断支援AIプログラム」などその他の製品につきましても、順調に開発を進めております。
AI創薬領域においては、”FRONTEO Drug Discovery AI Factory”(以下、DD-AIF)構想を打ち出し、立ち上げに向けた準備を進めております。DD-AIFは、製薬企業・研究機関での創薬研究への従事経験と実績を有し、AIにも精通しているバイオロジストと、自社開発のAIエンジン「KIBIT」やAIアプリケーションを活用して最大のパフォーマンスを発揮する高度な解析を行うデータサイエンティストなどがチームとなり、独自の手法で情報解析と提案を行う創薬支援サービスであり、顧客の創薬研究の効率化・加速化・成功確率向上に貢献してまいります。
② ビジネスインテリジェンス
2023/06/30 16:00
#6 事業等のリスク
(1) 事業計画について
当社グループは、持続的な成長と中長期的な企業価値向上を目指し、AIを主体としたビジネスモデルへのポートフォリオ・トランスフォーメーションをさらに加速させるべく、技術開発及び人材投資を進めてまいりました。事業計画の策定に際しては、当社グループが入手可能な情報や一定の前提に基づいているため、以下に掲げる各リスク等を含む様々な要因により、当社グループの事業及び経営成績が想定した目標を達成できない可能性があります。
当社グループは事業計画、研究開発の進捗、市場環境の変化、内部リソースの状況などを随時レビューしており、重要事項については取締役会、経営会議で適切にモニタリングし、管理をしていきます。
2023/06/30 16:00
#7 会計方針に関する事項(連結)
AIソリューション事業
AIソリューション事業は、主にライフサイエンスAI分野とビジネスインテリジェンス分野において、AIによるソリューションの提供を目的として、独自の自然言語解析AIエンジン「KIBIT」を活用した各種ソフトウエアに係るライセンスの供与、AIエンジンと連携したソフトウエアの受託開発等を行っております。
ライセンスの供与については、供与したライセンスがライセンス期間にわたり知的財産にアクセスする権利である場合は、当該ライセンス期間にわたり収益を認識し、知的財産を使用する権利である場合は、ライセンスを供与した一時点で収益を認識しております。
2023/06/30 16:00
#8 収益認識関係、連結財務諸表(連結)
前連結会計年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)
(単位:千円)
報告セグメント
AIソリューションリーガルテックAI
ライフサイエンスAI781,598-781,598
ビジネスインテリジェンス1,275,600-1,275,600
海外AI39,463-39,463
eディスカバリサービスReview-2,933,3062,933,306
Collection,Process-895,200895,200
Hosting-3,754,7833,754,783
-7,583,2917,583,291
当連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
(単位:千円)
報告セグメント
AIソリューションリーガルテックAI
ライフサイエンスAI451,768-451,768
ビジネスインテリジェンス1,387,549-1,387,549
海外AI11,165-11,165
eディスカバリサービスReview-1,248,2291,248,229
Collection,Process-554,967554,967
Hosting-2,676,5522,676,552
-4,479,7494,479,749
(2) 顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報
2023/06/30 16:00
#9 報告セグメントの概要(連結)
当社グループの報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社グループは、AIソリューション事業やeディスカバリ関連のリーガルテックAI事業に関連したサービスを提供しております。当社及び当社の連結子会社はそれぞれ独立した経営単位として、取り扱うサービスについて包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。
従って、当社グループは取り扱うサービス別セグメントから構成されており、「AIソリューション事業」「リーガルテックAI事業」の2つを報告セグメントとしております。
2023/06/30 16:00
#10 従業員の状況(連結)
2023年3月31日現在
セグメントの名称従業員数(人)
AIソリューション事業96(1)
リーガルテックAI事業192(8)
合計288(9)
(注) 従業員数は就業人員であり、派遣社員を除く臨時雇用者数は、年間の平均人員を( )外数で記載しております。
(2) 提出会社の状況
2023/06/30 16:00
#11 戦略 (ESG)(連結)
低炭素社会の実現を目指し、環境パフォーマンスを向上させるため、TCFD提言によるシナリオ分析ならびに検証に取り組んでまいります。気候変動による物理的リスク、移行リスクが及ぼす影響や機会を認識し、今後、気候関連の観点に基づく情報開示の充実に努めてまいります。当社では気候変動に関する重要な物理的リスク、移行リスク、機会として、下表のとおり想定しております。具体的な影響に関しては、今後検討と開示を進めてまいります。
リスク・機会種類項目
機会製品・サービス環境配慮技術(省電力、業務効率化など)の開発先行による事業機会の獲得
リスク予測や行動支援AIの社会実装の推進や人的資源の有効活用に対する需要の増加
市場情報の開示促進による企業イメージの向上
省エネルギーで解析するAIの需要増加
2023/06/30 16:00
#12 指標及び目標 (ESG)(連結)
標と目標
当社では、現時点においてScope1・Scope2に該当する温室効果ガス排出量の計量等を行っておりませんが、今後、当社が提供する「Green micro AI」による環境負荷の低減をはじめ、環境に配慮した技術やシステムの導入などによる効果測定を行いながら、現状の把握、進捗管理ならびに環境コミュニケーションの推進に努めてまいります。2023/06/30 16:00
#13 有形固定資産等明細表(連結)
(注) 1 当期増加額のうち主なものは次のとおりであります。
ソフトウエアeディスカバリーソフトウエア158,301千円
ソフトウエアKIBIT Automator17,704千円
ソフトウエアLTAI開発環境14,008千円
2 当期増加額のうち主なものは次のとおりであります。
2023/06/30 16:00
#14 株式の保有状況(連結)
特定投資株式
銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無
株式数(株)株式数(株)
貸借対照表計上額(千円)貸借対照表計上額(千円)
株式会社フォーカスシステムズ900,000900,0002020年に締結した業務資本提携において、当社の言語系AIとフォーカスシステムズの画像系AIが組み合わさることにより心血管疾患に関する発症予測、治療法の革新、発症後の患者動向の予測に関する統合的なシステム開発につながる可能性があります。また、ソフトウェア開発の業務委託や販売の強化等、幅広い領域での関係維持強化を目的に長期的な業務資本提携効果等を総合的に判断して保有しております。
902,700851,400
(注)定量的な保有効果については記載が困難であります。保有の合理性は、保有目的、経済合理性、取引状況等により検証しております。
③ 保有目的が純投資目的である投資株式
2023/06/30 16:00
#15 沿革
年月事項
2021年12月最先端技術・研究者ネットワーク解析ソリューションを提供開始
2021年12月AIで創薬ターゲットを評価する共同事業「Druggable Target 1000」を開始
2022年1月発生が予測されるリスクの改善策を示す「Concept Encoder Optimizer」において、日本の特許権を取得
2023/06/30 16:00
#16 減損損失に関する注記(連結)
当社グループは、事業用資産について各事業セグメントを基礎としつつ、経営管理単位を勘案しグルーピングを行っております。
AIソリューション事業において自社利用ソフトウエアの開発費をソフトウエア仮勘定に計上しておりましたが、開発の仕様変更により将来使用見込がなくなったものの使用価値を零として回収可能価額を算定し、当該減少額を減損損失として特別損失に計上しております。
2023/06/30 16:00
#17 略歴、役員の状況(取締役(及び監査役))(連結)
1992年4月株式会社ケンズパール入社
2019年6月当社執行役員
2020年1月当社ライフサイエンスAI事業本部長
2020年6月当社取締役(現任)
2023/06/30 16:00
#18 監査報酬(連結)
・米国子会社株式の評価リスク
・リーガルテックAI事業に係るのれんの減損の兆候に関する評価リスク
・米国子会社に係る固定資産の減損リスク
2023/06/30 16:00
#19 税効果会計関係、連結財務諸表(連結)
1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
前連結会計年度(2022年3月31日)当連結会計年度(2023年3月31日)
無形固定資産△281,044千円△246,084千円
海外子会社の減価償却費△19,020千円△4,508千円
資産除去債務に対応する除去費用△3,349千円△2,782千円
(注) 1 評価性引当額が462,377千円増加しております。この増加の主な内容は、連結子会社FRONTEO USA, Inc.において税務上の繰越欠損金に係る評価性引当額が512,117千円増加したことによるものであります。
2 税務上の繰越欠損金及びその繰延税金資産の繰越期限別の金額
2023/06/30 16:00
#20 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等(連結)
経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】
当社グループは「Bright Valueの実現~記録に埋もれたリスクとチャンスを見逃さないソリューションを提供し、情報社会のフェアネスを実現する~」という企業理念のもと、独自開発の人工知能(AI)エンジン「KIBIT」(*)を活用した高度な情報解析技術を駆使し、祖業である国際訴訟支援、不正調査から製造、金融、小売、流通、そして医療分野といった様々なフィールドで、必要かつ適切な情報に出会えるフェアな世界の実現及び社会課題の解決に貢献しております。
(*)2023年4月1日より、FRONTEOのAI設計思想の一層の追求と、顧客への認知促進を図ることを目的に、従来よりAIエンジン名として使われていた「KIBIT」、「Concept Encoder(コンセプトエンコーダー)」及び「Looca Cross(ルーカクロス)」の3つの名称の併用を取りやめ、「KIBIT」に名称を統一するとともに、各製品名に同名称を冠しております。「KIBIT」は、FRONTEOのAI設計思想である人間の思考プロセスや判断を、数学的アプローチで表現し、「あいまい性」をあえて許容することにより、小型で高精度での解析を実現したAIエンジンです。
2023/06/30 16:00
#21 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(連結)
(1) 経営成績
当連結会計年度(2022年4月1日から2023年3月31日まで)において、世界的な原材料価格の高騰や国際紛争などを背景に、わが国では企業の生産性向上や業務効率化、ビジネスモデルの変革を目的としたデジタルトランスフォーメーション(DX)など、今後の持続的な成長を目指す投資需要が高まり、AIはその有力な選択肢となっています。この社会的要請に応えるべく、質の高いAIソリューションの研究開発・提供を推し進め、企業価値の向上に向けて事業活動を推進してまいります。
AIソリューション事業のライフサイエンスAI分野の中のAI創薬領域においては、DD-AIF構想を打ち出し、立ち上げに向けた準備を進めております。 一般的な創薬プロセスにおいて、創薬能力向上のボトルネックになっているのは、創薬プロセスの最上流工程である標的同定プロセスですが、既存の方法による同プロセスの改善には多大な時間と費用がかかると言われております。そのため、創薬研究者は、創薬能力を向上させるべく、標的同定プロセスの効率化・高度化のために既存の方法を打破するイノベーションを起こすという思いを抱いています。 上述の創薬研究者の思いと、FRONTEOの理念であるフェアネスの実現、そして当社のコアコンピタンスである独自言語解析AIである「KIBIT」が融合したことで、わが国の創薬研究の一線級の研究者たちがFRONTEOに集結し、DD-AIF構想を打ち出しました。DD-AIFは、創薬研究者、バイオロジスト、データサイエンティスト、AIエンジンである「KIBIT」及び「KIBIT」を搭載した様々な自社開発アプリケーションで構成されます。
2023/06/30 16:00
#22 製品及びサービスごとの情報(連結)
1 製品及びサービスごとの情報
(単位:千円)
AIソリューション事業リーガルテックAI事業合計
ライフサイエンスAI451,768-451,768
ビジネスインテリジェンス1,387,549-1,387,549
海外AI11,165-11,165
eディスカバリサービスReview-1,248,2291,248,229
Collection, Process-554,967554,967
Hosting-2,676,5522,676,552
-4,479,7494,479,749
2023/06/30 16:00
#23 重要な会計上の見積り、連結財務諸表(連結)
当社グループは、事業用資産について各事業セグメントを基礎としつつ、経営管理単位を勘案しグルーピングを行っています。営業活動による損益が継続してマイナスとなった場合等、資産グループに減損の兆候があると判断した場合には、資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額とその帳簿価額との比較を行い、減損損失を認識すべきであると判断した場合には帳簿価額を回収可能価額まで減損し、当該減少額を減損損失として計上しております。
当連結会計年度において、リーガルテックAI事業に属する連結子会社FRONTEO USA, Inc.に係る資産グループは、減損の兆候は認められるものの、当該資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額がその帳簿価額を上回ることから減損損失を認識しておりません。
FRONTEO USA, Inc.における将来キャッシュ・フローの見積りは、事業計画を基礎としており、その主要な仮定は、売上高、原価率、成長率等であります。
2023/06/30 16:00
#24 重要な会計方針、財務諸表(連結)
AIソリューション事業
AIソリューション事業は、主にライフサイエンスAI分野とビジネスインテリジェンス分野において、AIによるソリューションの提供を目的として、独自の自然言語解析AIエンジン「KIBIT(キビット)」を活用した各種ソフトウエアに係るライセンスの供与、AIエンジンと連携したソフトウエアの受託開発等を行っております。ライセンスの供与については、供与したライセンスがライセンス期間にわたり知的財産にアクセスする権利である場合は、当該ライセンス期間にわたり収益を認識し、知的財産を使用する権利である場合は、ライセンスを供与した一時点で収益を認識しております。 ソフトウエアの受託開発のうち、開発により別の用途に転用できない資産が生じ、かつ顧客との契約における義務の履行が完了した部分について、対価を収受する強制力のある権利を有している場合には、開発期間にわたり収益を認識しており、これらの要件に該当しない場合には、全ての開発が完了し、顧客が検収した一時点で収益を認識しております。 なお、開発期間にわたり収益を認識するソフトウエアの受託開発は、完成までに要する総原価を、信頼性をもって見積ることができる場合には、開発の進捗度に応じて収益を認識しており、信頼性をもって総原価を見積ることができない場合には、発生した原価のうち回収可能性が高いと判断された金額と同額の収益を認識しております。 また、ソフトウエアの受託開発のうち、契約における取引開始日から完全に履行義務を充足すると見込まれる時点までの期間がごく短い場合には、開発期間にわたり収益を認識せず、全ての開発が完了し、顧客が検収した一時点で収益を認識しております。
② リーガルテックAI事業
2023/06/30 16:00