臨時報告書

【提出】
2015/08/03 9:00
【資料】
PDFをみる

提出理由

当社は、平成27年7月31日の取締役会決議において、EvD, Inc. の株式を100パーセント取得し、子会社化することを決議いたしましたので、金融商品取引法第24条の5第4項及び企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第8号の2の規定に基づき、本臨時報告書を提出するものです。

子会社取得の決定

(1) 取得対象子会社の概要
① 商号、本店の所在地、代表者の氏名、資本金の額、純資産の額、総資産の額及び事業の内容
商号EvD, Inc.
本店の所在地611 Mission Street, 4th Fl.
San Francisco, CA 94105, U.S.A.
代表者の氏名Alejandrino Jimenez
資本金の額
純資産の額385百万円(平成26年12月期)
総資産の額1,555百万円(平成26年12月期)
事業の内容e ディスカバリ事業

(注)資本金については、把握されていないため記載しておりません。
② 最近3年間に終了した各事業年度の売上高、営業利益、経常利益及び純利益
平成24年12月期平成25年12月期平成26年12月期
売上高2,478百万円2,326百万円2,744百万円
営業利益△142百万円△202百万円447百万円
経常利益△142百万円△69百万円379百万円
当期純利益△88百万円△35百万円273百万円

(注)上記のうち、平成24年12月期の数値は、EvD, Inc.単体でのもの、平成25年12月期及び平成26年12月期はグループでのものとなります。
③ 提出会社との資本関係、人的関係及び取引関係
資本関係記載すべき資本関係はありません。
人的関係記載すべき人的関係はありません。
取引関係記載すべき取引関係はありません。

④ 関連会社
会社名EVD PHILIPPINES, Inc.
所在地フィリピン・マニラ
主な事業内容e ディスカバリ事業
出資比率99%


(2) 取得対象子会社に関する子会社取得の目的
エヴォルヴ・ディスカバリー社(EvD, Inc.)は、平成9年に創業した非公開企業で、創業以来、一連のeディスカバリサービスをワンストップで提供してきました。また、訴訟対応コンサルティングやプロジェクト管理を行うなど、高い技術力と豊富な経験を兼ね備えています。サンフランシスコに本社を置く他、米国内にニューヨークとフェニックスの2拠点を持ち、西海岸を中心とした広範なエリアでビジネスを展開しています。主な顧客には米国の主要法律事務所(AMLaw 100 law firms)やフォーチュン500企業が多く含まれています。当社は、テックロー・ソリューションズ社(TechLaw Solutions, Inc. 以下「TLS」という)をグループに迎え、米国の、特に東海岸での販売チャネルを一気に拡大させることに成功しました。TLSに続き、米国西海岸を本拠地とするエヴォルヴ・ディスカバリー社を獲得することで、米国全体での当社のプレゼンスが向上し、Lit i View®をより速くより広く浸透させることが可能になります。
また、同社は、フィリピンのマニラに24時間365日稼動のオペレーションセンターを持っており、顧客からの急な要求にも迅速な対応が可能な体制を構築しています。これは国際的にビジネスを展開している企業に対し、米国とアジアからのシームレスな対応を可能としている当社の戦略にも親和性が高いと考えております。
これらが再編期にある米国eディスカバリ業界で当社がシェアを拡大するための最善の策であると判断したため、株式取得(子会社化)を決議しました。
なお、当社によるエヴォルヴ・ディスカバリー社の全株式取得後は、株式譲渡契約に基づき、株式取得の相手先はeディスカバリ事業を継続しないため、競合関係となりません。
(3) 取得対象会社に関する子会社取得の対価の額
EvD, Incの株式29,485千米ドル
アドバイザリー費用等(概算額)1,200千米ドル
合計(概算額)30,685千米ドル(予定)

以 上