有価証券報告書-第30期(平成25年9月1日-平成26年8月31日)

【提出】
2014/11/26 11:59
【資料】
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【項目】
69項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

文中における将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。
(1) 重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて作成しております。その作成には経営者による会計方針の選択及び適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要としております。経営者は、これらの見積りについて過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、見積り特有の不確実性があるため、実際の結果はこれらの見積りと異なる場合があります。
なお、当社が財務諸表の作成に際して採用している重要な会計方針は、「第5 [経理の状況] 1 [財務諸表等](1)[財務諸表] [注記事項]の[重要な会計方針]」に記載のとおりであります。
(2) 財政状態に関する分析
① 資産
総資産は、前事業年度に比べ94,633千円増加し1,540,213千円(前年同期比6.5%増)となりました。これは、主に現金及び預金が26,730千円、売掛金が17,938千円増加及び投資その他の資産のその他に含まれている保険積立金が33,670千円増加したことによるものであります。
② 負債
流動負債は、前事業年度に比べ30,840千円増加し496,917千円(前年同期比6.6%増)となりました。これは、主に未払金が14,503千円増加、その他に含まれている未払消費税等が18,073千円増加したことによるものであります。
固定負債は、前事業年度に比べ12,141千円減少し146,078千円(前年同期比7.7%減)となりました。これは、リース債務が16,363千円減少したことによるものであります。
③ 純資産
純資産は、前事業年度に比べ75,934千円増加し897,217千円(前年同期比9.2%増)となりました。これは、当期純利益の計上により94,387千円増加しましたが、配当金の支払いにより利益剰余金が18,437千円減少したこと等によるものであります。
1株当たり純資産は、486円64銭となりました。
また、自己資本比率は、前事業年度に比べ1.4ポイント増加し、58.3%となりました。
(3) 経営成績の分析
① 売上高
売上高は、前事業年度の2,837,308千円から98,269千円増加し、2,935,577千円となりました。これは主として、折込チラシ配布事業が配布地域を提案するサービスへの支持により引き合いが増加し、前事業年度に比べ101,773千円増加した事によるものであります。
② 売上原価、販売費及び一般管理費
売上原価は、前事業年度の789,214千円から16,841千円増加し、806,055千円となりました。これは主として、新聞等の発行部数が増加したことによるものであります。
また、販売費及び一般管理費は、前事業年度の1,911,165千円から52,523千円増加し、1,963,688千円となりました。これは主として、新聞等の発行部数増により配布業務委託料が増加したことと、従業員数増による給与手当の増加によるものであります。
③ 営業利益
上記の理由により、営業利益は前事業年度の136,928千円から28,904千円増加し、165,832千円となりました。
④ 営業外収益、営業外費用
営業外収益は、前事業年度の1,261千円から977千円増加し、2,239千円となりました。
営業外費用は、前事業年度の1,026千円から402千円減少し、624千円となりました。
⑤ 経常利益
上記の理由により、経常利益は前事業年度の137,163千円から30,284千円増加し、167,447千円となりました。
⑥ 特別利益、特別損失
特別利益は、該当ありません。
特別損失は、前事業年度の11,772千円から3,828千円減少し、7,944千円となりました。これは、主として本社移転損失引当金繰入額6,706千円、減損損失1,238千円によるものであります。
⑦ 当期純利益
当期純利益は、前事業年度の73,621千円から20,765千円増加し、94,387千円となりました。
(4) キャッシュ・フローの分析
「第2 [事業の状況] 1.[業績等の概要] (2) キャッシュ・フロー」に記載のとおりであります。