有価証券報告書-第24期(平成31年4月1日-令和2年3月31日)

【提出】
2020/06/29 15:00
【資料】
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【項目】
112項目

研究開発活動

当社における研究開発は、研究部及び臨床開発部を中心に実施しております。当事業年度末現在で、研究開発スタッフは20名にのぼり、これは総従業員の69.0%に当たります。
当社は当事業年度において、以下のような研究開発活動を実施しており、研究開発費の総額は1,152,750千円となりました。
(1)当社の研究開発活動の概要
「第1 企業の概況 3 事業の内容」に記載のとおり、当社の主たる事業目的は、日本発のナノテクノロジーを応用したミセル化ナノ粒子をコア技術として、主にがん領域において新しい医薬品を生み出し、社会に貢献することです。
前述のとおり当社の研究開発活動は、研究部及び臨床開発部を中心に実施しておりますが、共同研究契約を締結している場合は締結先との共同研究により実施しております。
(2)サイエンティフィック・アドバイザリーボードについて
当社は、社外専門家からの専門的な意見や提言を当社の更なる研究開発の推進及び事業運営に生かすことを目的に、サイエンティフィック・アドバイザリーボードを設置しております。当社のコア技術であるミセル化ナノ粒子技術の専門家からの知見や見識に基づく助言及び提言を受けるとともに、最先端の研究成果を当社の研究開発に生かすことにより、より効率的でより高い研究開発成果を得る体制を整えております。
(3)当社の開発品目ごとの研究開発状況について
<開発品目>当社の開発品目は、現在、主要パイプライン4品目が臨床試験の段階にあり、1品目が臨床試験計画中であります。この他、新規開発パイプラインの研究開発を進めており、グローバルな事業展開を目指しております。
(主要パイプライン)
各パイプラインの概要は、「第1 企業の概況 3 事業の内容 ⑦ 当社の主要パイプラインについて」に記載のとおりであります。
(新規開発パイプライン)
次世代パイプライン候補の概要及び進捗状況は、「第1 企業の概況 3 事業の内容 ⑧ 次世代パイプライン候補について」に記載のとおりであります。