有価証券報告書-第12期(令和3年1月1日-令和3年12月31日)

【提出】
2022/03/17 15:30
【資料】
PDFをみる
【項目】
137項目

経営上の重要な契約等

(資本業務提携契約の締結)
当社は、2021年4月5日開催の臨時取締役会において、大平洋金属株式会社(本店:東京都千代田区、代表取締役社長 青山正幸氏、以下「大平洋金属」といいます。)と資本業務提携契約を締結いたしました。
また、大平洋金属が、2021年4月6日付にて、当社筆頭株主である株式会社山﨑砂利商店(以下「山﨑砂利商店」といいます。2021年1月26日付で提出された大量保有報告書によれば、山﨑砂利商店は、2021年1月25日付で、株式会社山﨑ホールディングスが保有していた当社株式432,000株の全てを取得しております。)が保有する当社発行済株式の一部を取得したことにより、当社の主要株主及び主要株主である筆頭株主並びにその他の関係会社の異動が発生しております。
(1) 資本業務提携の目的及び理由
当社は、2021年2月26日に公表した中期3カ年計画(2021-2023年)において「他社との事業連携による新規顧客の獲得や利益率の向上」を重点施策の1つに挙げており、協業・共創による相乗効果を発揮できるパートナーの検討を進めてまいりました。
一方、大平洋金属は、2019年5月10日公表の中期経営計画「PAMCO-2021」において、重点施策として、ニッケル資源調達の長期安定化、将来の収益基盤強化に資する事業の多角化を掲げるとともに、持続可能な社会の実現への貢献を打ち出されております。
上記の経緯を踏まえ、当社と大平洋金属は、両社が有する経営資源やノウハウを持ち寄ることでシナジーを創出し、双方の企業価値を最大化することを目的として、本資本業務提携契約を締結いたしました。
(2) 業務提携の内容等
当社と大平洋金属は、以下の項目を含め、業務提携を行いました。
① ニッケル循環調達モデルの構築(前処理技術の開発を含む)
② サーキュラーエコノミーを軸とした国内外の新規共同事業による持続的な収益源の拡大
③ カーボン・ゼロ社会実現に向けての新規事業開拓
④ 八戸エリアを中心とする地域と産業の活性化並びに持続性の向上
⑤ その他、両社の経営資源の増幅及び企業価値の向上に資する事項
(3) 資本提携の内容等
大平洋金属は、2021年4月6日付で、山﨑砂利商店が保有する当社発行済株式の一部(388,000株)を市場外の相対取引により取得いたしました。
(4) 資本業務提携先の概要
① 名称 大平洋金属株式会社
② 所在地 東京都千代田区大手町一丁目6番1号
③ 代表者の役職・氏名 代表取締役社長 青山 正幸
④ 事業内容 フェロニッケルの製錬及びスラグ製品の製造
⑤ 資本金 139億2,200万円
(5) 日程
① 取締役会決議日 2021年4月5日
② 資本業務提携契約締結日 2021年4月6日