6630 ヤーマン

6630
2024/04/17
時価
571億円
PER 予
56.7倍
2011年以降
3.78-46.38倍
(2011-2023年)
PBR
2.08倍
2011年以降
0.62-13.28倍
(2011-2023年)
配当 予
0.92%
ROE 予
3.67%
ROA 予
3.1%
資料
Link
CSV,JSON

業績予想の修正及び特別損失の計上(見込み)に関するお知らせ

【提出】
2020年11月17日 15:00
【資料】
業績予想の修正及び特別損失の計上(見込み)に関するお知らせ
【修正】
  • 業績
連結 : 業績予想の修正
単位 : 百万円
勘定科目自 2020年5月1日
至 2020年10月31日
業績予想の修正について
売上高
前回予想13,678
予想18,727
増減額5,049
増減率+36.9%
前期実績11,516
営業利益
前回予想1,732
予想4,026
増減額2,293
増減率+132.3%
前期実績1,721
経常利益
前回予想1,636
予想3,953
増減額2,316
増減率+141.6%
前期実績1,634
親会社株主に帰属する当期純利益
前回予想1,038
予想2,354
増減額1,316
増減率+126.8%
前期実績952
1株当たり当期純利益
前回予想18.87
予想42.8
前期実績17.03
連結 : 業績予想の修正
単位 : 百万円
勘定科目自 2020年5月1日
至 2020年10月31日
業績予想の修正について
売上高
前回予想26,000
予想35,000
増減額9,000
増減率+34.6%
前期実績22,975
営業利益
前回予想2,600
予想5,800
増減額3,199
増減率+123%
前期実績2,504
経常利益
前回予想2,407
予想5,631
増減額3,223
増減率+133.9%
前期実績2,310
親会社株主に帰属する当期純利益
前回予想1,526
予想3,420
増減額1,894
増減率+124.1%
前期実績1,322
1株当たり当期純利益
前回予想27.74
予想62.17
前期実績23.66

業績予想修正の理由

新型コロナウィルス感染症拡大に伴う緊急事態宣言の発令やその後の外出自粛などの影響により、実店舗の売上が減少する一方で、巣ごもり消費によりECを中心とした通信販売は売上を増加させるなど、お客様の消費行動に変化が起こりました。在宅時間が長くなり、美容健康機器というカテゴリが非常に好調となる中、当社の多種多様な製品ラインナップがお客様のニーズにマッチしたことや、当社が長年にわたって取り組んできた販売チャネルの多角化が奏功してリスク分散が図られたこと、特別給付金効果による需要捕捉に成功したことなどから、期首における当社の想定以上にインフォマーシャルやECを軸とした直販部門が大きく売上を伸ばしたほか、地上波の各テレビ局への卸売を展開する通販部門も堅調な売上となりました。世界的な渡航制限のため、訪日客によるインバウンド需要は後退しましたが、中国国内においても日本国内と同様、T-mallやJD.comなどECによる通信販売が好調となりました。現地代理店と協働し、T-mall内でライブコマースを配信して製品の機能や技術の詳細な説明を行い、リアルな視聴者とのコミュニケーションを通して販売促進を強化するなど、これまで以上にブランディングや販売体制の整備を進めてきたことが結実し、海外部門も期首の想定を大きく上回る売上となりました。なお、中国においては、世界最大規模のネットセールスデーとして知られる2020年11月11日の「独身の日」に、2019年の同日に当社が記録した美顔器カテゴリにおける史上最高売上額を更新し、電子美容機器部門(※)における販売実績及び売上シェアで5年連続1位を記録いたしました。世界大手企業も含めた中国の消費者が購入した輸入ブランドのトップ10では当社が1位を獲得し、1日の売上が1億人民元を超えた「億元ブランド」に美顔器カテゴリから唯一3年連続でリストインすると同時に、1日の売上が1億人民元を超えた単独店舗として、昨年に続いて美顔器カテゴリから唯一、「雅萌(ヤーマン)旗艦店」が2年連続でリストインしております。これらの結果から、2021年4月期第2四半期(累計)及び通期連結業績は、売上高・利益ともに前回予想を上回るとともに、通期連結業績については過去最高となる見込みとなりました。2020年10月19日に開示いたしました、連結子会社である株式会社ディーフィットからの事業譲受け及び同社の解散に係る損失につきましては、現時点での見込み額485百万円を特別損失として第2四半期(累計)及び通期連結業績予想に反映させております。(※)電子美容機器部門=美顔器・美容ローラー・ボディケア美容器・脱毛器・スチーマー等を含む。今後の取り組みについて新型コロナウィルス感染症拡大の影響によりお客様の消費行動が大きく変わった結果、当社はその恩恵を受ける形で上半期の売上を大きく伸ばすことができました。しかしながら、特別定額給付金による消費が一巡し、「GO TOトラベル」「GO TOイート」の影響により通販消費の伸びに鈍化の傾向が見られるなど、当社を取り巻く経営環境は未だ変化の途上にあります。このような状況の中、通販・店販・直販・海外の各販路それぞれの伸長と最適化を図りながら、研究開発や広告宣伝などの今後の売上に繋げるための投資については、経営資源を手厚く配分し、上半期よりも更に積極的に行ってまいる方針です。研究開発では、将来を見据えた新しいカテゴリの創出を目指して、自社の研究開発部門を充実させるほか、国内外の外部研究機関との共同研究開発にも力を入れてまいります。グローバルブランドとして、これまで以上に国内外のお客様に安心してご購入いただくため、品質管理体制の維持・向上にも注力してまいります。広告宣伝では、テレビCM広告・交通広告・EC関連広告を積極的に展開し、個別の製品はもちろん、長期的な視点でヤーマンブランドの認知度を向上させていくための取り組みを強化いたします。また、自社ブランドだけではなく、総代理店として展開できる新たなブランドを国内外で発掘していくとともに、マーケティングリサーチなども進めてまいります。新型コロナウィルス感染症拡大第3波の懸念もある中、非常に厳しい環境下ではありますが、M&Aや資本提携など企業価値向上のための投資機会を継続的に検討していくとともに、売上高の更なる伸長と営業利益率20%の確保を目標とし、グローバルブランドカンパニー・ヤーマンの実現を図ってまいる所存です。