有価証券報告書-第8期(平成26年4月1日-平成27年3月31日)

【提出】
2015/06/26 15:59
【資料】
PDFをみる
【項目】
127項目

研究開発活動

当社グループでは、液晶ディスプレイ・パネル用ガラス基板の品質の差別化を図るべく、各子会社の現地拠点で収集した顧客のニーズにマッチした大型化、薄板化、表面品質の安定化及び高精細化対応、並びにコスト削減に向けた研究開発活動を行っております。
これらの研究開発活動として、ガラスの組成開発、溶解及び成形技術開発等(製造工程でいうHOT工程にあたります。)に関する製造技術開発、次世代ガラスの研究開発を実施しております。また、ガラスの加工技術、洗浄及び評価技術等(製造工程でいうCOLD工程にあたります。)についても、製造技術開発、研究開発を実施しております。
当社グループの研究開発活動は、これまで、日本の基礎研究所を中心に遂行しておりましたが、より的確に市場及び製造現場のニーズを捉えた研究開発活動を行う視点から、当連結会計年度より基礎研究所に加えて台湾と韓国に開発研究所を設置し、活動を開始しております。
その結果、当連結会計年度において基礎研究所と各開発研究所を合わせた当社グループの研究開発費は1,465百万円となりました。
なお基礎研究所の研究開発費は、当社グループ全体としての製品の改良及び品質改善の目的で実施しているため、各セグメントに配分しておりません。