臨時報告書

【提出】
2018/10/30 16:10
【資料】
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提出理由

当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に著しい影響を与える事象が発生いたしましたので、金融商品取引法第24条の5第4項並びに企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第12号の規定に基づき、本臨時報告書を提出するものであります。

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に著しい影響を与える事象

(1) 当該事象の発生年月日
平成30年10月26日(取締役会決議日)
(2) 当該事象の内容
① 特別損失の計上
当社の電子書籍事業において、平成30年10月1日に電子書籍販売サイトを全面リニューアルしたことを受けて、既存サイトに関する固定資産の将来の回収可能性を慎重に検討した結果、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額182百万円を減損損失として特別損失に計上いたしました。
加えて、インドネシアでの電子書籍配信において、当初策定した収益計画を下回って推移していることから、今後の事業計画を見直し、将来の回収可能性を慎重に検討した結果、当該資産の帳簿価額の全額9百万円を減損損失として特別損失に計上いたしました。
また、クロスメディア事業において、当社が平成28年5月に吸収合併した株式会社ブークスの株式取得時に計上したのれん及びその他一部の固定資産について、配送費の高騰等の事業環境変化により当初策定した収益計画を下回って推移していることから、今後の事業計画を見直し、将来の回収可能性を慎重に検討した結果、当該資産の帳簿価額の全額83百万円を減損損失として特別損失に計上いたしました。
② 法人税等調整額の計上
平成31年3月期第2四半期において、今後の業績の見通し等を勘案し、繰延税金資産の回収可能性を慎重に検討した結果、回収可能性が認められる部分について、繰延税金資産の計上を行うことにより、法人税等調整額を計上いたしました。
(3) 当該事象の損益に与える影響額
① 特別損失の計上
平成31年3月期第2四半期累計期間において減損損失275百万円を特別損失として計上いたしました。
② 法人税等調整額の計上
平成31年3月期第2四半期累計期間において法人税等調整額(益)を65百万円計上いたしました。