有価証券報告書-第56期(令和3年4月1日-令和4年3月31日)

【提出】
2022/06/28 16:30
【資料】
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【項目】
143項目
(3)【監査の状況】
① 内部監査及び監査等委員会監査の状況
a. 内部監査の状況
内部監査につきましては、内部監査を担当する内部監査室に専任担当者1名を配置しております。
内部監査室は「内部監査規程」に基づき年度ごとに内部監査計画を策定し、被監査部門との独立性を保ちながら、グループ全体の法令等遵守体制及びリスク管理体制の有効性・適切性について、会計・業務・個人情報保護等に関する監査を実施しております。当該監査の結果は内部監査報告書にまとめ、取締役会、監査等委員会及び被監査部署に報告しております。また、必要に応じて被監査部署に対し監査結果に基づいて改善を指示し、その実施状況についても検証しております。
b. 監査等委員会監査の状況
当社の監査等委員会は、監査等委員3名であり、うち独立社外監査等委員が2名となります。各監査等委員の状況及び当事業年度に開催した監査等委員会への出席率は以下のとおりです。
役 職 名氏 名経 歴 等当事業年度の監査等委員会出席率
常勤監査等委員加藤 重光当社の経理部長、財務会計担当部長の経験から業務プロセスに精通しております。100%
(14/14回)
独立社外監査等委員大出 秀隆税理士・公認会計士として財務及び会計に関する高い見識を有しております。100%
(14/14回)
独立社外監査等委員菅野 晴隆弁護士としての経験を通じ事業法務に関して高い見識を有しております。100%
(14/14回)

監査等委員会監査につきましては、「監査等委員会監査基準」に基づき実施しております。
第56期の1年間における監査等委員会の主な検討事項は以下のとおりです。
イ 業務監査に係る監査活動
ⅰ)取締役会や各種委員会等の重要な会議への出席、重要な決裁書類等の閲覧を通じて執行状況について確認し、必要に応じて説明を求め、意見表明しました。
ⅱ)内部統制システムの整備及び運用状況等について、内部監査室・内部管理担当者より定期的に報告を受け、必要に応じて説明を求め、意見表明しました。
ⅲ)重点監査項目(第56期 4項目)を定め、往査時の面談等により問題点を発見した場合には改善指導しました。
ロ 会計監査に係る監査活動
ⅰ)会計監査人の監査計画を確認し、監査報酬等への同意の可否について審議しました。
ⅱ)四半期・年度末決算に対する会計監査人の監査意見及び提言等を聴取して意見交換しました。
ⅲ)会計監査人の評価を実施し、会計監査人の選解任について方針を審議しました。
② 会計監査の状況
a. 監査法人の名称
東邦監査法人
b. 継続監査期間
6年間
c. 業務を執行した公認会計士
指定社員 業務執行社員 公認会計士 小宮 直樹
指定社員 業務執行社員 公認会計士 渡辺 慎志
d. 監査業務に係る補助者
当社の会計監査業務に係る補助者は、公認会計士7名、その他2名であり、継続関与年数については、全員7年以内であります。
e. 監査法人の選定方針と理由
当社は、監査等委員会が制定する「会計監査人の評価及び選定基準」に基づき、監査法人の独立性及び専門性、監査活動の適切性、効率性並びに監査報酬等を総合的に判断し、監査法人を選定しております。
f. 監査等委員会による監査法人の評価
監査等委員会は、監査法人の独立性、職務遂行体制の適切性、品質管理の状況等を検討したうえで評価を行っております。
この評価において、会計監査の実施状況は適正であり、監査の方法及び結果は相当であるとしております。
③ 監査報酬の内容等
a. 監査公認会計士等に対する報酬
区分前連結会計年度当連結会計年度
監査証明業務に基づく報酬(千円)非監査業務に基づく報酬(千円)監査証明業務に基づく報酬(千円)非監査業務に基づく報酬(千円)
提出会社29,100-27,200-
連結子会社----
29,100-27,200-

b. 監査公認会計士等と同一のネットワークに対する報酬(a.を除く)
該当事項はありません。
c. その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容
該当事項はありません。
d. 監査報酬の決定方針
当社の監査公認会計士等に対する監査報酬の決定方針につきましては、当社の規模・特性及び監査公認会計士等の監査日数を踏まえ、監査等委員会の同意を得て決定しております。
e. 監査等委員会が会計監査人の報酬等に同意した理由
取締役会が提案した会計監査人に対する報酬等に対し、当社の監査等委員会が会社法第399条第1項の同意に至った理由は、監査品質、業務改善への貢献、報酬単価等を勘案し、監査日数・監査報酬額の増加が、より品質の高い監査を可能にすると判断したところにあります。