有価証券報告書-第16期(平成26年3月1日-平成27年2月28日)

【提出】
2015/05/28 15:13
【資料】
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【項目】
67項目

業績等の概要

(1) 業績
当事業年度におけるわが国経済は、政府の金融及び経済政策を背景とした企業収益の改善や設備投資の増加などにより緩やかな回復基調が続く一方、4月に実施された消費税増税に向けた駆け込み需要とその後の反動減の影響により、景気の見通しには不透明感が残るところとなりました。
このような状況の下、当社は、前年割れの続いている既存店業績の回復を最優先課題とし、各店の店長をスタッフとする委員会による店舗オペレーション及び商品政策の改革を進めてまいりました。
また、商品力強化のため、販売よりも買取に重きを置き、高級ブランド品、時計及び宝飾品等を主な取扱品とする新業態「Reco(リコ)」の1号店としてReco黒川北店(名古屋市北区)を平成26年4月25日に、続いてReco浄心店(名古屋市西区)を平成26年7月25日に、既存業態としては買取王国長久手南店(愛知県長久手市)を平成26年5月16日に、買取王国甚目寺店(愛知県あま市)を平成27年2月14日にそれぞれオープンいたしました。
以上の結果、当事業年度の売上高は5,607百万円(前年同期比4.2%増)、営業利益は278百万円(同7.1%増)、経常利益は292百万円(同8.2%増)、当期純利益は159百万円(同3.4%増)となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当事業年度における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前事業年度末に比べ514百万円増加し、1,160百万円となりました。当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は563百万円(前事業年度は136百万円の資金増)となりました。これは主に、税引前当期純利益279百万円及びたな卸資産の減少額183百万円により資金が増加したことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は55百万円(前事業年度は126百万円の資金減)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出39百万円及び差入保証金の差入による支出17百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果獲得した資金は5百万円(前事業年度は10百万円の資金減)となりました。これは主に、長期借入れによる収入400百万円により資金が増加した一方で、長期借入金の返済による支出394百万円により資金が減少したことによるものであります。