四半期報告書-第40期第1四半期(平成26年4月1日-平成26年6月30日)

【提出】
2014/08/12 17:02
【資料】
PDFをみる
【項目】
23項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第1四半期累計期間におけるわが国の経済はアベノミクス効果により、緩やかな景気回復基調が続いているものの、燃料価格をはじめとする物価上昇や消費税増税の影響により消費動向においては不透明な状況で推移いたしました。
このような環境下、当社は当年の会員増加に向け、前年以上の新聞折込を中心とする販促活動を3月末より強化するとともに、会員や保護者とのコミュニケーションを更に高めるなど退会者の防止に努めました。
また、ブランド力の向上を図るべく、ホームページにおいて各スクールの特徴を出す為、スタッフブログやお知らせ欄の書き込みを充実させ、スクール会員の利便性向上と地域密着型の営業姿勢を打ち出し、各地域における知名度の向上を図りました。
大人会員につきましては、前年より提供を開始いたしました大人対象水中プログラム(名称:アクアスティックマジック)により、既存新規会員に対するサービス向上ならびに新規会員獲得を図ってまいりました。
このような営業施策により当第1四半期末の会員数は99,085名(前年同期比1.9%増)となりました。
また、「シニア事業」の分野でのさらなる成長を実現するために、平成26年5月14日に株式会社ニチイ学館と資本業務提携契約を締結いたしました。
以上の結果、当第1四半期累計期間における売上高は1,844百万円(前年同期比4.9%増)、営業損失1百万円(前年同期は26百万円の損失)、経常損失7百万円(前年同期は56百万円の損失)となり、四半期純損失につきましては、法人税等の増加により15百万円(前年同期は44百万円の損失)となりました。
当第1四半期会計期間末の資産合計は、前事業年度末に比べ156百万円増加し、5,271百万円となりました。これは主に、有形固定資産が115百万円、敷金及び保証金が59百万円増加したことによるものであります。
負債合計は、前事業年度末に比べ186百万円増加し、3,740百万円となりました。これは主に、流動負債の支払手形及び買掛金が73百万円、前受金が51百万円、未払消費税等が31百万円増加した一方で、固定負債の長期借入金が100百万円減少したことによるものであります。
純資産合計は、前事業年度末に比べ29百万円減少し、1,531百万円となりました。これは主に、四半期純損失が15百万円となり、配当金の支払い14百万円などにより利益剰余金が29百万円減少したことによるものであります。
なお、当社はスイミングスクール運営事業の単一事業であるため、セグメント別、事業部門別の記載を行っておりません。
(2)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3)研究開発活動
該当事項はありません。