訂正四半期報告書-第43期第2四半期(平成29年7月1日-平成29年9月30日)

【提出】
2017/11/15 16:21
【資料】
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【項目】
26項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第2四半期累計期間における我が国の経済は、雇用・所得環境の改善が続くなかで各種政策の効果もあって緩やかな回復基調が続きました。
一方、中国では各種政策の効果もあり景気は持ち直しの動きが見られ、米国、欧州においても景気は着実に回復が続いており全体として緩やかな景気回復が見られました。
この様な状況の中、当社におきましてはジュニアコースの進級基準を見直し、子供たちがより多くの成功を体験し子供たちの「やる気」と「自信」を育むことでジュニアクラスへの参加率を高め、更なる在籍期間の延長を図ることができました。
選手強化面におきましては、平成29年7月にハンガリーで開催されました世界水泳選手権大会にて競泳の瀬戸大也選手が400mバタフライと400m個人メドレーにおいて3位に入賞、飛込の板橋美波選手は10mミックスシンクロにて6位、高飛込みにおいて7位と健闘いたしました。また、平成29年8月に台湾にて開催されましたユニバーシアード競技大会では競泳の渡部香生子選手が100m平泳ぎと100m平泳ぎにおいて優勝し復活の兆しを見せました。
事業所の出退店につきましては、平成29年7月に不採算事業所であったJSS弘前スイミングスクール(青森県弘前市)を閉鎖いたしました。
会員数の推移につきましては、平成28年10月にJSS茂原スポーツクラブの受託契約終了、JSS弘前スイミングスクールの閉鎖および平成28年9月に実施した会費値上げによる影響等から、当第2四半期末の会員数は103,457名(前年同期比1.2%減)となりました。
以上の結果、当第2四半期累計期間における売上高は4,386百万円(前年同期比4.8%増)、営業利益289百万円(前年同期比24.9%増)、経常利益286百万円(前年同期比40.6%増)、四半期純利益182百万円(前年同期比43.2%増)となりました。
当第2四半期会計期間末の資産合計は、前事業年度末に比べ547百万円増加し、6,485百万円となりました。これは主に、有形固定資産が388百万円、現金及び預金が171百万円増加したことによるものであります。
負債合計は、前事業年度末に比べ385百万円増加し、4,057百万円となりました。これは主に、長期借入金が489百万円、支払手形及び買掛金が57百万円増加した一方で、短期借入金が177百万円減少したことによるものであります。
純資産合計は、前事業年度末に比べ162百万円増加し、2,428百万円となりました。これは主に、利益剰余金が四半期純利益の計上により182百万円増加した一方で、配当金の支払により20百万円減少したことによるものであります。
なお、当社はスイミングスクール運営事業の単一事業であるため、セグメント別、事業部門別の記載を行っておりません。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前第2四半期会計期間末に比べ57百万円増加し、546百万円となりました。
当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次の通りです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により得られた資金は256百万円となりました。これは主に、税引前四半期純利益が284百万円、減価償却費が108百万円となった一方で、法人税等の支払額が111百万円となったことによるものであります。また、前第2四半期累計期間に比べ得られた資金は14百万円減少しておりますが、主に前受金の増加額が61百万円減少した一方、法人税等の支払額が33百万円、税引前四半期純利益が82百万円増加したことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により使用した資金は367百万円となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出が390百万円となったことによるものであります。また、前第2四半期累計期間に比べ使用した資金は10百万円増加しておりますが、主に有形固定資産の取得による支出が52百万円、有形固定資産の売却による収入が28百万円、敷金及び保証金の回収による収入が18百万円増加したことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により得られた資金は282百万円となりました。これは主に、長期借入れによる収入が661百万円となった一方で、短期借入金の純減少額が177百万円、長期借入金の返済による支出が149百万円、社債の償還による支出が24百万円となったことによるものであります。また、前第2四半期累計期間に比べ得られた資金は6百万円減少しておりますが、主に短期借入金の純増加額が540百万円減少した一方で、長期借入れによる収入が461百万円増加したことによるものであります。
(3)経営方針・経営戦略等
当第2四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。