有価証券報告書-第9期(令和3年4月1日-令和4年3月31日)

【提出】
2022/06/28 13:43
【資料】
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【項目】
165項目

退職給付関係

(退職給付関係)
1.採用している退職給付制度の概要
当社グループでは、確定給付型の制度として、退職一時金制度及び厚生年金基金制度(総合設立型)を設けております。また、従業員の退職等に際して、退職給付会計に準拠した数理計算による退職給付債務の対象とされない割増退職金を支払う場合があります。一部の連結子会社は退職給付制度の一部について確定拠出年金制度を採用しております。
なお、連結子会社の一部が有する確定給付企業年金制度及び退職一時金制度は、簡便法により退職給付に係る負債及び退職給付費用を計算しております。
2.確定給付制度
(1)退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表
① 原則法
前連結会計年度
(自 2020年4月1日
至 2021年3月31日)
当連結会計年度
(自 2021年4月1日
至 2022年3月31日)
退職給付債務の期首残高35,995百万円36,095百万円
勤務費用2,3472,362
利息費用233234
数理計算上の差異の発生額△177△103
退職給付の支払額△2,304△2,158
連結除外に伴う減少額-△7,818
退職給付債務の期末残高36,09528,612

② 簡便法
前連結会計年度
(自 2020年4月1日
至 2021年3月31日)
当連結会計年度
(自 2021年4月1日
至 2022年3月31日)
退職給付債務の期首残高1,028百万円1,062百万円
退職給付費用165104
退職給付の支払額△131△112
退職給付債務の期末残高1,0621,054

(2)年金資産の期首残高と期末残高の調整表
前連結会計年度
(自 2020年4月1日
至 2021年3月31日)
当連結会計年度
(自 2021年4月1日
至 2022年3月31日)
年金資産の期首残高7,199百万円7,692百万円
期待運用収益223239
数理計算上の差異の発生額313△394
事業主からの拠出額598601
退職給付の支払額△643△444
連結除外に伴う減少額-△6,882
年金資産の期末残高7,692810

(3)退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る資産の調整表
前連結会計年度
(2021年3月31日)
当連結会計年度
(2022年3月31日)
積立型制度の退職給付債務8,757百万円629百万円
年金資産△7,692△810
1,064△180
非積立型制度の退職給付債務28,40129,036
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額29,46528,855
退職給付に係る負債29,73229,149
退職給付に係る資産△266△294
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額29,46528,855

(4)退職給付費用及びその内訳項目の金額
前連結会計年度
(自 2020年4月1日
至 2021年3月31日)
当連結会計年度
(自 2021年4月1日
至 2022年3月31日)
勤務費用2,347百万円2,362百万円
利息費用233234
期待運用収益△223△239
数理計算上の差異の費用処理額468919
過去勤務費用の費用処理額3441
簡便法で計算した退職給付費用165104
確定給付制度に係る退職給付費用3,0273,424

(5)退職給付に係る調整額
退職給付に係る調整額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。
前連結会計年度
(自 2020年4月1日
至 2021年3月31日)
当連結会計年度
(自 2021年4月1日
至 2022年3月31日)
過去勤務費用△34百万円△41百万円
数理計算上の差異△959△628
合 計△993△669

(6)退職給付に係る調整累計額
退職給付に係る調整累計額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。
前連結会計年度
(2021年3月31日)
当連結会計年度
(2022年3月31日)
未認識過去勤務費用△169百万円△10百万円
未認識数理計算上の差異△851△340
合 計△1,020△350

(7)年金資産に関する事項
① 年金資産の主な内訳
年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおりであります。
前連結会計年度
(2021年3月31日)
当連結会計年度
(2022年3月31日)
債券34%41%
株式2117
現金及び預金-39
一般勘定28-
その他173
合 計100100

② 長期期待運用収益率の設定方法
年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と、年金資産を構成する多様な資産からの現在及び将来期待される長期の収益率を考慮しております。
(8)数理計算上の計算基礎に関する事項
主要な数理計算上の計算基礎
前連結会計年度
(2021年3月31日)
当連結会計年度
(2022年3月31日)
割引率△0.07~1.58%0.30~1.58%
長期期待運用収益率0.75~3.20%0.75~2.50%
予想昇給率1.85~7.22%1.93~7.22%

3.確定拠出制度
当社及び連結子会社の確定拠出制度への要拠出額は、前連結会計年度1,529百万円、当連結会計年度1,622百万円であります。