有報情報
- #1 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(連結)
- 北米
当第3四半期連結累計期間における北米事業は、主に産業機器向けの売上が減少したことにより、売上高は3億81百万円(前年同期比54.8%減)、セグメント損失は1百万円(前年同期はセグメント利益1億80百万円)となりました。
財政状態の状況は、次のとおりであります。
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における流動資産は271億53百万円となり、前連結会計年度末に比べ24億38百万円増加いたしました。増加の主な要因は、売上高の減少等により受取手形及び売掛金が6億11百万円減少したことや、棚卸資産が9億74百万円減少したものの、資金の追加借入等により現金及び預金が39億52百万円増加したことによるものであります。固定資産は135億46百万円となり、前連結会計年度末に比べ12億12百万円増加いたしました。増加の主な要因は、当社子会社において製品の増産体制を構築すべく新規設備を導入したことにより、有形固定資産が7億16百万円増加したことなどによるものであります。
この結果、総資産が406億99百万円となり、前連結会計年度末に比べ36億50百万円増加いたしました。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における流動負債は67億57百万円となり、前連結会計年度末に比べ6億24百万円減少いたしました。減少の主な要因は、資金の追加借入等により1年内返済予定の長期借入金が5億10百万円増加したものの、その他に含まれる未払金が6億57百万円減少したこと、冬季賞与の支給により賞与引当金が4億51百万円減少したことなどによるものであります。固定負債は105億25百万円となり、前連結会計年度末に比べ54億53百万円増加いたしました。増加の主な要因は、新規設備投資に充当することを主な目的として追加借入を行った結果、長期借入金が53億78百万円増加したことなどによるものであります。
この結果、負債合計が172億83百万円となり、前連結会計年度末に比べ48億28百万円増加いたしました。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は234億15百万円となり、前連結会計年度末に比べ11億78百万円減少いたしました。
この結果、自己資本比率は57.5%(前連結会計年度末は66.4%)となりました。
(2)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について、重要な変更はありません。
(3)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、3億55百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。2024/02/14 15:17