訂正有価証券届出書(新規公開時)

【提出】
2014/09/16 15:01
【資料】
PDFをみる
【項目】
81項目

経営上の重要な契約等

当社の経営上の重要な契約は次のとおりであります。
①ライセンス・アウトに関する契約
契約書名提携及びライセンス契約書
契約相手方名藤本製薬株式会社
契約締結日平成26年4月30日
契約期間締結日から、製品の販売後7年が経過する日の属する月の末日、或いは本製品の関連特許が全て消滅する日の属する月の末日のいずれか遅い日まで
主な契約内容① 当社は、NGFに対するRNAアプタマーを含有する医薬品の開発、製造、販売に関する、全世界でのサブライセンス権付きの独占的実施権を藤本製薬株式会社に許諾する。
② 藤本製薬株式会社は、当社に対して、対価として、契約一時金、開発の進展等に応じたマイルストーン・ペイメント(第1相臨床試験開始時、前期第2相臨床試験開始時、後期第2相臨床試験開始時、第3相臨床試験開始時、製造販売承認申請時、製造販売承認取得時、純売上高が一定額超過時)、及び市販後の一定率のロイヤルティー及び藤本製薬株式会社の得たサブライセンス収入の一定割合を支払う。さらに、当社が第三者割当の方法で発行する普通株式について、3億円分の引き受けを行う。(なお、本引き受けについては、平成26年5月12日に払込を完了しております。)
③ 当社は関連特許の50%を藤本製薬株式会社に譲渡する。

(注)本契約書の対象となる関連特許については、「②特許譲受に関する契約」に記載の、国立大学法人東京大学との平成20年9月16日付譲渡契約書及び平成22年3月23日付譲渡契約書、並びに塩野義製薬株式会社との平成24年9月10日付特許実施対価等に関する覚書に基づき、関連特許の譲渡を受けております。
②特許譲受に関する契約
契約相手方名国立大学法人 東京大学
契約締結日特許を受ける権利ごとに、個別に契約を締結しており、各締結日は下記のとおりです。
平成18年5月31日、平成18年10月31日、平成20年9月16日、平成21年5月8日、平成22年3月23日、平成24年3月22日、平成24年11月19日
契約期間契約締結日から契約上の権利が全て失効する日まで
主な契約内容当社は、アプタマー創薬に関する事業化に必要な特許に関し、国立大学法人東京大学より特許を受ける権利を譲り受けております。その概要は下記のとおりです。
当社は、特許を受ける権利の対価として契約一時金、開発の進展に応じたマイルストーン及び市販後は一定率のロイヤルティーを支払う。
備考各契約とパイプラインとの関係は下記のとおりです。
RBM001:平成18年10月31日付契約、平成24年11月19日付契約
RBM003:平成21年5月8日付契約
RBM004:平成20年9月16日付契約、平成22年3月23日付契約
RBM007:平成24年3月22日付契約

契約書名特許を受ける権利等の譲渡契約書
契約相手方名国立大学法人 名古屋大学
契約締結日平成24年12月25日
契約期間契約締結日から契約上の権利が全て失効する日まで
主な契約内容当社は、アプタマー創薬に関する事業化に必要な特許に関し、国立大学法人名古屋大学より特許を受ける権利を譲り受けております。その概要は下記のとおりです。
当社は、特許を受ける権利の対価として契約一時金、開発の進展に応じたマイルストーン及び市販後は一定率のロイヤルティーを支払う。
備考契約の対象となるパイプラインはRBM001です。

契約書名特許実施対価等に関する覚書
契約相手方名塩野義製薬株式会社
契約締結日平成24年9月10日
契約期間締結日から、特許の有効に存続する期間の満了又は失効が最も遅く到来する日まで
主な契約内容当社は、抗NGFアプタマーを含有する製品の販売に伴う特許実施の対価を受け取った場合、塩野義製薬株式会社に対し一定率のロイヤルティーを支払う

③共同研究開発に関する契約
契約書名共同研究契約
契約相手方名大塚製薬株式会社
契約締結日平成20年1月1日
契約期間契約日から平成26年12月31日
主な契約内容① 両社協議により合意した複数のターゲットを対象に、相互に技術・ノウハウを提供し、GLP適応試験を開始できる開発候補アプタマーを開発する。
② 大塚製薬株式会社は当該アプタマーを含有する医薬品の販売を目的とした全世界での独占的開発・販売に関するオプション権を有し、同社が権利行使を決定した場合は、両社で条件を協議の上、ライセンス契約を締結する。
③ 大塚製薬株式会社は当社に対し、研究支援費として、当社の業務工数に応じた金額を支払う。
④ 大塚製薬株式会社は3ヶ月前の事前通知を行うことにより本契約を解約することができる。

契約書名共同研究契約
契約相手方名大塚製薬株式会社
契約締結日平成22年6月10日
契約期間契約日から平成27年6月30日
主な契約内容① RBM001を対象に、相互に技術・ノウハウを提供し、GLP適応試験を開始できる開発候補アプタマーを開発する。
② 大塚製薬株式会社は当該アプタマーを含有する医薬品の販売を目的とした全世界での独占的開発・販売に関するオプション権を有し、同社が権利行使を決定した場合は、両社で条件を協議の上、ライセンス契約を締結する。
③ 大塚製薬株式会社は当社に対し、研究支援費として、当社の業務工数に応じた金額を支払う。
④ 大塚製薬株式会社は3ヶ月前の事前通知を行うことにより本契約を解約することができる。

契約書名共同研究契約書
契約相手方名大正製薬株式会社
契約締結日平成26年3月
契約期間共同研究の期間は契約日から3年間。但し、マイルストンの達成状況によっては、早期に共同研究が終了する場合がある。
主な契約内容①共同研究により開発候補となる物質(アプタマー)を取得する。
②大正製薬株式会社は本共同研究の対価として、所定の金額を支払う。

契約書名社会連携講座等設置契約書
契約書相手方名国立大学法人 東京大学
契約締結日平成24年1月5日
契約期間平成24年4月1日から平成27年3月31日
主な契約内容① 当社は東京大学に対し、本契約において予め定められた活動経費を支払う。
② 東京大学は「RNA医科学社会連携研究部門」を設置する。
③ 東京大学と当社は共同研究を実施する。

契約書名共同研究契約書
契約書相手方名国立大学法人 東京大学
契約締結日平成24年3月30日
契約期間平成24年4月1日から平成27年3月31日
主な契約内容① 当社は東京大学に対し、本契約において予め定められた研究経費を支払う。
② 当社と東京大学は、社会連携講座等設置契約に基づき共同でRNAアプタマーの研究を実施す
る。
③ 当社の研究担当者は東京大学の施設を利用し、研究を実施することができる。

④アドバイザリー契約
契約書名技術アドバイスおよび研究委託に関する覚書
契約書相手方名全薬工業株式会社
契約締結日平成25年4月1日
(「第1 企業の概況 2 沿革」に記載のある平成23年2月の契約が更新を経て継続しているものです)
契約期間契約日から平成27年3月31日
主な契約内容① 当社は、全薬工業株式会社に対しアプタマー創薬に関する技術上の助言を行うと共に、別途合意によりアプタマー開発に関する試験を受託する。
② 全薬工業株式会社は、当社に対し、技術上の助言及び試験実施の対価として、別途合意した金額を支払う。