半期報告書-第127期(平成27年4月1日-平成28年3月31日)

【提出】
2015/12/21 10:08
【資料】
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【項目】
55項目

業績等の概要

(1)業績
当中間会計期間におけるわが国の経済は、政府による経済対策により、景気は緩やかな回復基調が継続いたしましたが、個人消費の伸び悩みと円安による輸入原材料の価格上昇、新興国経済の下振れもあり、依然として先行きは不透明な状況が続きました。
このような状況のもと当社では、印刷用インキの販売競争が激化する中で、食品、薬品や日用雑貨関係などのパッケージ関連のグラビアインキの堅調な需要に支えられ、売上高は、29億8千8百万円(前年同期比0.3%増)となりました。また、売上構成の改善、経費削減により、営業利益は1億2千8百万円(前年同期比53.2%増)、経常利益は1億3千9百万円(前年同期比57.4%増)となりました。また、中間純利益は、8千6百万円(前年同期比68.5%増)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当中間会計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、税引前中間純利益が1億3千8百万円で、中間期末残高は4億9千万円となりました。前中間会計期間末に比べ1千5百万円の減少となりました。
当中間会計期間におけるキャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、1億3千8百万円(前年同期比112.0%増)となりました。これは主に、税引前中間純利益、減価償却費及びたな卸資産の減少による資金の増加であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、1千6百万円(前年同期比84.2%減)となりました。これは主に有形固定資産の取得による資金の減少であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、1億5千7百万円(前年同期比4.5%増)となりました。これは主に長期借入金の返済による資金の減少であります。