有価証券報告書-第16期(平成27年4月1日-平成28年3月31日)

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2016/06/30 15:00
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78項目

事業内容

当社は、「ネットを空気に変える」というコンセプトを掲げ、もはや生活インフラとなったインターネットが、いまだに利用にあたりITリテラシー(※1)を必要とする現状を変え、インターネットそのものを空気のように、全く意識することなく使いこなせる存在に変えていくことをミッションとして、創業以来すべての人々が等しくインターネットのもたらす、創造性・便利さを享受できるようサポートするプロダクトの開発に尽力しております。
当社の属する情報通信市場は、様々な端末の普及とともにサービスの多様化や高度化が急速に進んだ動きが世界的な潮流となっております。このような市場環境の中、当社はスマートフォン、タブレット、パソコンなど様々なネット端末に対応したマネジメントサービス(管理、運用サービス)、ITサポートサービス(※2)の提供を中心に事業を展開しております。
なお、当事業年度より、サービス内容をより適切に表示するため、従来の「クラウドデバイスマネジメントサービス」から「IoTプラットフォームサービス」へと名称を変更いたしました。この結果、サービス区分は従来の「クラウドデバイスマネジメントサービス」「リモートマネジメントサービス」「サポートサービス」「その他サービス」から、「IoTプラットフォームサービス」「リモートマネジメントサービス」「サポートサービス」「その他サービス」に変更しております。
また、当社は、ライセンス販売・保守サポートサービス(オプティマル)事業の単一セグメントであるため、セグメント情報の区分に重要な変更はありません
当社の事業内容をサービス別に区分すると次のとおりであります。
(1)IoTプラットフォームサービス
スマートフォン、タブレット、パソコンなど、ネットワーク上の様々なデバイス(※3)をクラウド(※4)上で包括的に管理し、組織内の運用管理、資産管理やセキュリティポリシー(※5)の設定などを様々なOS(※6)を搭載したデバイスに対して包括的に行うことができるソリューション(※7)である「Optimal Biz」を提供しております。
法人向けクラウドデバイス管理ソリューションである「Optimal Biz」は、様々なOSを搭載したネットワークデバイス(※8)を、一元的にマネジメントできることをコンセプトとしたサービスになっております。法人向けスマートフォン、タブレット、パソコン、サーバーを管理対象デバイスとし、iOS、Android、Windows、Macを管理対象OSとし、クラウド上からマルチデバイス、マルチキャリア、マルチOSで一元管理できます。デバイスの〈紛失盗難対策〉、〈不正利用防止〉、〈資産管理〉、〈初期OS環境設定〉を行うことができ、デバイス導入に必須のプラットフォームとなりつつあります。
「Optimal Biz」は、販売パートナーを通じての提供や、OEM提供による販売パートナーのサービスとして提供されており、当社は端末数に応じたライセンス料を受領しております。当社では、OEM提供の際は、販売パートナーの要望に応じたカスタマイズも行っております。
また、「Optimal Biz」は、ウイルス対策や、ウェブフィルタリング(※9)、MAM(※10)、MCM(※11)等、様々な機能をオプションとして提供しており、導入企業はその必要とする機能のみのライセンス料を支払うことで、選択して導入することができます。オプションの詳細については、下記の表をご参照ください。
以上のような豊富な機能や、対応機種の多さ、対応の速さ、様々なOSをカバーしているといった点が支持され、4年連続国内SaaS型MDM市場シェア1位(出典:株式会社ミック経済研究所「クラウドサービス(SaaS・ASP)市場の現状と展望2015年度版」)となっております。さらに、第三者調査機関である、IDC Japan株式会社が2015年9月に発表した調査レポート「国内エンタープライズモビリティ管理ソリューション市場 2014年の分析と2015年~2019年の予測」においても、EMMソリューション市場(クラウド型サービス)の売上金額シェアにおいて2年連続でシェア1位を獲得しております。
さらに、法人企業向けのサービス提供に加えて、近年では、文教市場においても、運用管理の効率化、端末紛失のリスクや学校内外での利用ポリシー(※14)の変更などデバイスマネジメントの必要性が顕在化してきており、当社製品が佐賀県内の全県立高校の新入生向けに正式導入されるなど、文教分野への提供も広がってきております。
また、スマートデバイスを用いて仕事の業務効率を上げることを目的とし、様々なビジネスシーンで利用できる、高品質かつセキュアな法人向けのアプリマーケットプレイスとして「OPTiM Store」を、さらに、本格的な普及期を迎えようとしているIoT分野において、IoT時代に最適化された新型OS「OPTiM Cloud IoT OS」をそれぞれ提供してまいります。
サービス区分製品・サービス名概要
IoTプラットフォームサービス1.Optimal Bizスマートフォン、タブレット、パソコン、サーバーを管理対象デバイスとし、iOS、Android、Windows、Macを管理対象OSとする、クラウド上から一元管理できるマルチデバイス、マルチキャリア、マルチOSの法人向けクラウドデバイスマネジメントサービス。〈紛失盗難対策〉、〈不正利用防止〉、〈資産管理〉、〈初期OS環境設定〉を行うことができる、デバイス導入に必須のプラットフォーム。
2.Optimal Biz
Docs
Optimal Bizのオプション製品。専用のドキュメントビューワーを用い、企業で取り扱う業務ドキュメントをセキュアに管理することができる。
3.Optimal Biz
Browser
Optimal Bizのオプション製品。専用のブラウザーを用い、URLベースのWebフィルタリングを行うことができ、業務時間中の不正インターネット利用を防止したり、生徒が不適切なコンテンツを閲覧することを防止することができる。また、Webの閲覧履歴を取得し、Web利用動向を監視することができる。
4.Optimal Biz
Gadget
Optimal Bizのオプション製品。クラウド上でデバイスのホーム画面(UI)を設計し、複数台のデバイスに対して同一のホーム画面(UI)を一括して設定することができ、ユーザー企業の業務に特化したホーム画面の導入を支援する製品。
5.Optimal Biz
Smart Remote
Optimal Bizのオプション製品。スマートフォンやタブレットから、自社内のWindowsパソコン画面をセキュアに操作することができる。
6.Optimal Biz
AntiVirus
(Powered by
TRENDMICRO)
Optimal Bizのオプション製品。Android向けのウイルス対策ソフトで、マルウェアやウイルスを含むアプリケーションを検知することができ、情報漏えい対策を行うことができる。本製品は、ウイルス対策ソフトを専業で提供するトレンドマイクロ株式会社とのアライアンスにより提供を実現している。
7.Optimal Biz
WebFiltering
(Powered by i-
Filter)
Optimal Bizのオプション製品。専用のブラウザーを用い、カテゴリによるWebフィルタリングを行うことができ、業務時間中の不正インターネット利用を防止したり、生徒の不適切なコンテンツの閲覧を防止することができる。本製品は、カテゴリによるWebフィルタリング製品を専業で提供するデジタルアーツ株式会社とのアライアンスにより提供を実現している。
8.Optimal Biz Secure SyncOptimal Bizのオプション製品。専用アプリをご利用いただくことで、メールやスケジュールなどのビジネスに必須な機能をセキュアな環境下で利用できる製品。端末にデータを一切残さないため、万が一端末を紛失・盗難した際にも情報が漏えいすることなく、安心してモバイルデバイスを活用することができる。本製品は、モバイル向けのセキュアなコミュニケーションアプリを提供する株式会社レコモットとのアライアンスにより提供を実現している。
9.Optimal Biz
24 365ロックワイプ代行サービス
Optimal Bizのオプションサービス。デバイスの盗難・紛失時に24時間365日、いつでもデバイスのロックとワイプを代行してくれるサービス。本サービスは、業務委託先のコールセンターとのアライアンスにより提供を実現している。
10.mamoly(まもりー)個人向けペアレンタルコントロールサービス。法人向けクラウドデバイスマネジメントで培ったデバイスコントロール技術を応用し、親が子供のデ
バイス利用を制限・監視することに特化したサービス。
11.Optim Store法人向けのアプリ販売プラットフォーム。〈Easy〉、〈User Friendly〉、〈Secure〉、〈Smart〉の4つのコンセプトのもと、50社以上のビジネスアプリデベロッパーと協業し、ビジネスに必須となる100種類以上のアプリやサービスを提供予定。
12.OPTiM Cloud IoT OS直感的かつ安全なIoT端末の管理・制御、データの蓄積・分析、クラウドサービスとの連携を可能とし、あらゆるユーザーがIoTの恩恵を享受できるサービス。2016年夏頃の提供予定。

(2)リモートマネジメントサービス
法人及び個人向けリモートマネジメントサービスである「Optimal Remote」は様々なOS同士の画面をリモートで共有し、操作サポートのみならず、体験(知識、ノウハウ、情報、感覚、感動)を共有する環境を提供します。法人及び個人向けスマートフォン、タブレット、パソコン、サーバーを対象デバイスとし、iOS、Android、Windows、Macを対象OSとし、マルチデバイス、マルチキャリア、マルチOSで遠隔操作ができます。デバイスの〈遠隔画面共有〉、〈遠隔操作〉をコア技術とし、画面と画面を共有することにより操作サポートのみならず、体験(知識、ノウハウ、情報、感覚、感動)を共有する環境を提供します。
「Optimal Remote」を活用することで、通信事業者等のヘルプデスク(※15)からユーザーの端末を遠隔操作することが可能となる他、サーバーの遠隔メンテナンスなど、様々なシーンで柔軟な対応が可能となります。当社はこれまで「Optimal Remote」を通信事業者等、ユーザーのサポートが必要となる企業等を中心に提供しており、原則として、導入企業のセッション数(同時期にエンドユーザーをサポートできるオペレーター(※16)数)に応じたライセンス料を受領しておりました。しかし、今後は従来のリモートマネジメントサービス単体製品の提供形態から、リモートマネジメントサービスを必要とするユーザーの「ITに不慣れであるユーザー属性」に適した統合的なサービス提供形態へのシフトを図ってまいります。具体的には、法人及び個人向けにユーザーから数百円の月額定額料金をいただくことで、IT機器全般の操作方法、不具合・トラブルに対するサポートをまるごと提供するサービスである「Premium Remote Support Service」やMVNO向けに、端末の使い方サポートを始め、端末保証、リモートロック・ワイプ、セキュリティ等、ユーザーがより安心してスマートフォン・タブレットをご利用いただけるサービスをパックにし、MVNOのサポートサービス提供を当社が支援するサービスである「スマホ安心パック」によって、ユーザー毎への月額ライセンス提供形態へシフトを進めております。
また、遠隔作業支援サービス「Optimal Second Sight」及び遠隔作業支援専用スマートグラス「Remote Action」を用いて様々な業種、業界に展開しております。さらに、医療分野においては遠隔診療をより身近なサービスとして世の中に普及させるべく、国内初となるスマートフォンやタブレットで遠隔診療を実現する「ポケットドクター」を開発し医療の新たな形を提供してまいります。
その他Optimal Remote関連製品・サービスについては、以下の表をご参照ください。
サービス区分製品・サービス名概要
リモートマネジメントサービス1.Optimal Remote法人及び個人向けスマートフォン、タブレット、パソコン、サーバーを対象デバイスとし、iOS、Android、Windows、Macを対象OSとする、リモートマネジメントサービス。デバイスの〈遠隔画面共有〉、〈遠隔操作〉をコア技術とし、画面と画面を共有することにより操作サポートのみならず、体験(知識、ノウハウ、情報、感覚、感動)を共有する環境を提供する。
2.Optimal Remote
Ubiquitous
法人向けIP機器を対象デバイスとする、リモートマネジメントサービス。スマートフォン、タブレット、パソコン、サーバーはもちろんのこと、プリンターやネットワーク機器など、WebUIをもつすべてのIP機器を対象としてリモート操作を行うことができる特長をもつ。当社特許技術である機器検出技術を用い、企業内ネットワーク機器を検出し、当該機器をリモートから操作することができる。主に、遠隔地の保守メンテナンスに利用する。
3.Optimal Second
Sight
法人及び個人向けスマートフォン、タブレットを対象デバイスとし、カメラのライブ映像をリアルタイムで共有することができる遠隔作業支援サービス。
4.OPTiM
SDK/Communication SDK
当社の各サービスを共通する開発基盤「Optimal One Platform」の中核コンポーネントで、画面共有、VoIP、Chatなどコミュニケーションのリアルタイム化を実現するSDK(Software Development Kit、ソフトウェア開発キット)。Optimal One Platformのオープン化にともない、アプリ開発ベンダーが「Communication SDK」を活用したアプリケーションの提供を行うことが可能。
5.OPTiM Cafe現在の会議用モニター、プロジェクターよりも簡単に、手軽に使える画面共有サービスをコンセプトとし、登録不要・インストール不要でWeb会議システムよりも簡単に、資料共有やコラボレーションが行えるサービス。
6.Optia離れた家族や友達が音声や画面を共有し、スマートフォンとスマートフォンで体験を分かち合うサービス。通話しながら地図を共有して待ち合わせをしたり、グルメサイトを共有しながらディナーするお店を一緒に選ぶなど、使い方は様々。現在は、無料提供を行っている。
7.Premium Remote
Support
Service
法人及び個人向けにユーザーから数百円の月額定額料金をいただくことで、IT機器全般の操作方法、不具合・トラブルに対するサポートをまるごと提供するサービス。

サービス区分製品・サービス名概要
リモートマネジメントサービス8.スマホ安心パッ
MVNO事業社向けに、端末の使い方サポートを始め、端末保証、リモートロック・ワイプ、セキュリティ等、ユーザーがより安心してスマートフォン・タブレットをご利用いただけるサービスをパックにし、MVNO事業社のサポートサービス提供を当社が支援するサービス。
9.Remote Action現場の作業員が装着することで、遠隔から現場の状況を把握し、作業の指示や支援を行うことができる遠隔作業支援専用スマートグラス。当社の遠隔作業支援サービス「Optimal Second Sight」をはじめとしたウェアラブルデバイス用サービスとウェアラブルデバイスをワンパッケージで提供するサービス。
10.ポケットドクタースマートフォン・タブレットを用いた遠隔新診療・健康相談サービス。身近なスマートフォン・タブレット活用することで、医療を必要としている人々と遠隔地にいる医療の専門家をつなぎ、カメラやウェアラブルデバイスを利用することで、医師は相談者の顔色や患部の状況、収集される様々なバイタルデータを確認することが可能であり、従来の電話による診療(再診)より具体的なアドバイスや診療を行うことができる。

(3)サポートサービス
ネットワーク上のスマートフォン、タブレット、パソコン、ルーター(※17)等のトラブルを自動で検知して修復することによりユーザーとサポートセンターの双方に価値をもたらす「Optimal Diagnosis&Repair」、電話サポートの状況問診時間を大幅に短縮する「Optimal Code」や自動でルーターの設定を可能とする「Optimal Setup」を通信事業者等向けに提供しており、導入の際の機能追加に係るカスタマイズ料やライセンス料を受領しております。
サービス区分製品・サービス名概要
サポートサービス1.Optimal SetupOptimal Setupはネットワークに接続されているルーターを自動的に解析し、操作や設定を行うことができるツール。
当社は、ライセンスの基本料を受け取っている他、OEM等によるカスタマイズ料や、サーバーメンテナンスやバージョンアップに対応するための保守料を受け取っている。
2.Optimal
Diagnosis&
Repair
Optimal Diagnosis&Repairは、デバイスやOS、ソフトウェアの状態を診断し、その結果をユーザーに表示したりオペレーターに送信することが可能。また、問題のあった項目については自動復旧を行いユーザーの自己解決もサポートするツールとなっている。
当社は、ライセンスの基本料を受け取っている他、OEM等によるカスタマイズ料や、サーバーメンテナンスやバージョンアップに対応するための保守料を受け取っている。

(4)その他サービス
法人及び個人向けコンテンツマネジメントサービスである「使い放題シリーズ」は、利用者や目的毎に、月額定額で〈いつでも〉、〈どこでも〉、〈なんどでも〉コンテンツが使い放題となるサービスを提供します。ユーザーの様々なニーズに対応すべく、製品・サービスの対象市場や目的に応じて、以下のラインナップを提供しております。
サービス区分製品・サービス名概要
その他サービス1.パソコンソフト使い放題定額でパソコンソフトが使い放題、電子書籍が読み放題となる個人向けのサービス。ウイルス対策から年賀状作成といった様々なジャンルのソフトウェアからパソコンの使い方で困ったときに便利な電子書籍まで幅広いコンテンツを利用できる。
2.ビジネスソフト使い放題パソコンソフト使い放題のラインナップに加えて、中小零細企業で活用いただ日報や案件管理といった便利なWebサービスも利用可能なビジネスソフトの使い放題サービス。
3.タブレット使い放題・スマホ使い放題(タブホ)ビジネスから趣味やレシピまで幅広いジャンルの人気雑誌が読み放題となる電子書籍サービス。ネットプリントサービスやデータ復旧サービスも付帯するため、より便利に、より安心してタブレットやスマートフォンを楽しく活用することができる。
4.その他製品既存の一部提供製品や個別カスタマイズ製品。

[事業系統図]
当社の主要な事業系統図は以下のとおりです。
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※1 ITリテラシー…情報機器やITネットワークを活用して、情報・データを管理、活用する能力のこと、様々なアプリケーションソフトを使いこなし効率的に業務を行う能力など、コンピューターに関する広い意味での利用能力のこと。
※2 ITサポートサービス…情報機器やITアプリケーション、サービスの使用、管理などにおいて支援を行うこと。
※3 デバイス…情報端末機器。
※4 クラウド…ソフトウェアやハードウェアの利用権などをネットワーク越しにサービスとして利用者に提供する方式を「クラウドコンピューティング」(cloud computing)と呼び、データセンターや、その中で運用されているサーバー群のことをいう。
※5 セキュリティポリシー…企業において機密漏洩や外部からの攻撃・侵入、盗聴、改ざんなどの危険を排除するための基本方針。
※6 OS…Operating System:ソフトウェアの種類の一つで、機器が提供する基本的機能を提供する。代表的なスマートフォン端末用のOSにはアップル社のiOS、グーグル社が開発しているAndroid OS、マイクロソフト社のWindowsなどがある。
※7 ソリューション…問題・課題を解決したり、要望・要求を満たしたりすることができる製品やサービス、及びその組み合わせ。
※8 ネットワークデバイス…ネットワークに接続され機器情報や計測情報の発信を行う機器、各種ネットワークサービスを操作や利用することができる情報端末機器のこと。
※9 ウェブフィルタリング…主にインターネットにサイトへのアクセス制限を行う機能、サービス。情報漏洩・ウイルス感染防止のために不正サイトへのアクセスや書き込みを防止したり、業務効率向上に私的利用防止をおこなったりする。
※10 MAM…Mobile Application Management(モバイルアプリケーション管理):情報端末において業務アプリケーションとそのデータを適切に管理する技術、サービスのこと。企業の社内システム、サービスを利用するための端末向け業務アプリケーション及びデータが不正利用や情報漏えいさせないようにするための仕組み。
※11 MCM…Mobile Contents Management(モバイルコンテンツ管理):情報端末での利用を目的とした業務情報、資料などを適切に管理する技術、サービスのこと。企業の資料、データなど情報端末からも安全に閲覧、利用できるようにする仕組み。
※12 SaaS…Software as a Service:ソフトウェアを通信ネットワークなどを通じて提供し、利用者が必要なものを必要なときに呼び出して使うような利用形態のこと。
※13 利用ポリシー…アプリケーション、サービスなどを利用するための方針、規定のこと。
※14 ヘルプデスク…企業内で、顧客や社員など内外からの問い合わせに対応する部門。製品の使用方法やトラブル時の対処法、苦情への対応など様々な問い合わせを一括して受け付ける。社外に委託する場合もある。
※15 オペレーター…直接機械の操作などを行なう担当者、ネットワークを介してリモートで操作を行う場合もある。
※16 ルーター…ネットワークで通信を行う際に、通信経路を決定する通信機器。