有価証券報告書-第8期(平成31年4月1日-令和2年3月31日)

【提出】
2020/06/19 15:07
【資料】
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【項目】
156項目
(3)【監査の状況】
①監査役監査の状況
a.監査役監査の組織、人員及び手続
当社の監査役会は、社外監査役2名を含む監査役3名で構成されております。
常勤監査役 桑山 昌宏は当社の法務部および内部監査部の統括部長を歴任し、法務および監査実務に関する豊富な経験・知見を有しており、監査役 高田 敏文は会計および監査制度を専門とする大学教授であり、監査役 ジョン C.ローバックは外国法事務弁護士として国際金融法務に関する専門性およびグローバル企業の経営に関する豊富な経験・知見を有しており、それぞれ財務及び会計に関する相当程度の知見を有しております。なお、監査役および監査役会の職務を補助するため、監査役直轄の組織として、監査役室(3名)を設置し、監査役の職務遂行のサポートを実施しております。
b.監査役及び監査役会の活動状況
当事業年度において当社は監査役会を合計12回開催しており、個々の監査役の出席状況については次のとおりであります。
役職氏名開催回数(注1)出席回数
常勤監査役桑山 昌宏9回9回(100%)
常勤監査役佐竹 俊哉(注2)3回3回(100%)
社外監査役高田 敏文12回12回(100%)
社外監査役佐藤 りか(注2)3回3回(100%)
社外監査役ジョン C. ローバック9回8回(89%)

(注)1.開催回数が異なるのは、就任時期の違いによるものです。
2.佐竹俊哉ならびに佐藤りかは、2019年6月21日開催の第7期定時株主総会の終結の時をもって退任いたしました。
監査役会においては、監査方針や監査計画の策定、監査報告書の作成、会計監査人の評価および選任、会計監査人の報酬の同意、内部統制システムの整備・運用状況の確認等の事項について検討ならびに必要な決議を行っております。各監査役は、監査役会が定めた監査の方針、職務の分担に従い、取締役会等の重要会議への出席、取締役との意見交換、内部監査部門および子会社監査担当役員からの監査報告の確認および意見交換、三様監査会等における会計監査人の監査計画・監査内容の確認および意見交換等を行っております。常勤監査役は、執行役員会等の会議への出席、重要な決裁書類の閲覧、事業部門およびリスク管理部門へのヒアリング、海外子会社の往査や監査担当役員との情報交換等を行っております。また、内部監査部門や会計監査人とは月次で打合せを行い、監査の進捗確認および意見交換を行っており、連携の強化を進めております。
②内部監査の状況
当社の内部監査部(6名)は、監査の効果的、効率的な実施に努め、当社及び当社グループ会社に対し内部統制システムの整備、コンプライアンス、リスク管理体制の遵守、整備状況を監査するとともに、内部監査の結果については、改善状況を定期的に確認し、その内容を代表取締役、監査役及び関係部署へ報告しております。具体的には、期初に作成した監査計画に基づき内部監査を実施し、被監査部門に対し監査結果を通知すると共に、代表取締役及び監査役に対し監査結果を周知の上、改善が必要な内容については、改善実施状況及び結果を確認しております。
監査役とは月次で打合せを行い、監査の内容の確認、意見交換を行っております。また、会計監査人とは四半期ごとに意見交換を実施し、内部監査で把握した内部統制に関する重要な事象に関しては、会計監査人へ情報を提供し、必要に応じて指導を受け、助言を得ております。
③会計監査の状況
会計監査につきましては、PwCあらた有限責任監査法人と監査契約を締結しており、同監査法人が会社法及び金融商品取引法に基づく会計監査を実施しております。
当期において業務を執行した公認会計士の氏名、監査業務に係る補助者の構成は以下のとおりであります。
イ.業務を執行した公認会計士の氏名
指定有限責任社員 業務執行社員 那須 伸裕
指定有限責任社員 業務執行社員 矢口 由祐
ロ.継続監査期間
8年間
ハ.監査業務に係る補助者の構成
公認会計士 5名
その他 12名
ニ.監査法人の選定方針と理由
PwCあらた有限責任監査法人は、会計監査人に必要とされる専門性、独立性および監査品質管理と、当社グループのグローバルな事業分野への理解度等を総合的に勘案し、検討した結果、適任と判断しております。
ホ.監査役及び監査役会による監査法人の評価
当社は、会計監査人が会社法第340条第1項各号に該当すると判断したときは、監査役会の決議により会計監査人の解任を検討いたします。また、会計監査人の職務の遂行に関する事項の整備状況などを勘案し、監査役会の決議により再任・不再任を決定いたします。
④監査報酬の内容等
a.監査公認会計士等に対する報酬
区分前連結会計年度当連結会計年度
監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく
報酬(百万円)
監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく
報酬(百万円)
提出会社48-49-
連結子会社----
48-49-

b.監査公認会計士等と同一のネットワーク(プライスウォーターハウスクーパース)に対する報酬(a.を除く)
区分前連結会計年度当連結会計年度
監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく
報酬(百万円)
監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく
報酬(百万円)
提出会社----
連結子会社4013418
4013418

連結子会社における前連結会計年度及び当連結会計年度の非監査業務の内容は、税務に関するアドバイザリー業務等です。
⑤その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容
(前連結会計年度)
該当事項はありません。
(当連結会計年度)
該当事項はありません。
⑥監査報酬の決定方針
報酬等の額については、監査公認会計士等より提示される監査計画の内容をもとに、監査工数等の妥当性を協議、勘案し、決定しております。なお、決定にあたっては、監査役会の同意を得ております。
⑦監査役会が会計監査人の報酬等に同意した理由
当社監査役会は、会計監査人の報酬について、会計監査人および社内関係部署から資料を入手し、報告をうけた上で、会計監査人の活動実績および報酬実績を確認し、当事業年度における会計監査人の活動計画および報酬見積りの算定根拠の適正性等について必要な検証を行い、審議した結果、これらについて適切と判断したため、会計監査人の報酬等の額について、会社法第399条第1項の同意を行っております。