訂正有価証券届出書(新規公開時)
財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
(1) 経営成績の分析
第9期事業年度(自 平成26年4月1日 至 平成27年3月31日)
① 主な収支
当事業年度(平成26年4月1日~平成27年3月31日)の業務粗利益は、前事業年度比660億円増加し、1兆6,347億円となりました。
このうち、資金運用収支は、運用の多様化の奏功による資金運用収益の増加を主因に、前事業年度比705億円増加し、1兆5,407億円となりました。役務取引等収支は、前事業年度比34億円減少し、892億円となりました。その他業務収支は、前事業年度比10億円減少し、47億円となりました。
一方、経費は、消費税率引き上げの影響を主因に、前事業年度比187億円増加し、1兆1,147億円となりました。
この結果、業務純益は、前事業年度比473億円増加し、5,199億円となりました。
(単位:億円)
② 臨時損益
当事業年度の臨時損益は494億円となりました。
(単位:億円)
③ 与信関係費用
(単位:億円)
(注) 与信関係費用は金融再生法開示債権に係る費用を計上しております。
第10期第1四半期累計期間(自 平成27年4月1日 至 平成27年6月30日)
① 主な収支
(単位:億円)
② 臨時損益
(単位:億円)
③ 与信関係費用
(単位:億円)
(注) 与信関係費用は金融再生法開示債権に係る費用を計上しております。
(2) 財政状態の分析
第9期事業年度(自 平成26年4月1日 至 平成27年3月31日)
当事業年度末における財政状態のうち、主なものは次のとおりであります。
(単位:億円)
(注) 貯金は銀行法施行規則の負債科目「預金」に相当するものであります。
① 資産の部
(a) 有価証券
当事業年度末の有価証券残高は、市場動向等を踏まえて運用した結果、前事業年度末比9兆8,880億円減少の156兆1,697億円となりました。国債は106兆7,670億円となりました。
(単位:億円)
(b) 貸出金
当事業年度末の貸出金残高は2兆7,839億円となりました。
(単位:億円)
イ.リスク管理債権
(単位:億円)
ロ.金融再生法開示債権
(単位:億円)
(c) 繰延税金資産
当事業年度末の繰延税金資産合計は4,043億円、繰延税金負債合計は1兆8,450億円となりました。その結果、当事業年度末の繰延税金負債の純額は1兆4,406億円となりました。
(単位:億円)
② 負債の部
○ 貯金
当事業年度末の貯金残高は、引き続き増加基調を確保し、前事業年度末比1兆979億円増加の177兆7,107億円となりました。負債は、前事業年度末に比べ5兆5,007億円増加の196兆5,490億円となりました。
期末残高
平均残高
(注) 1.「流動性預金」=振替貯金+通常貯金+貯蓄貯金+特別貯金(通常郵便貯金相当)
2.「定期性預金」=定期貯金+定額貯金+特別貯金(定額郵便貯金相当+住宅積立郵便貯金相当+教育積立郵便貯金相当)
3.貯金は銀行法施行規則の負債科目「預金」に相当するものであります。「振替貯金」は「当座預金」、「通常貯金」は「普通預金」、「貯蓄貯金」は「貯蓄預金」、「定期貯金」は「定期預金」に相当するものであります。「定額貯金」は「その他の預金」に相当するものでありますが、「定期性預金」に含めております。
4.特別貯金は独立行政法人郵便貯金・簡易生命保険管理機構からの預り金で、同機構が日本郵政公社から承継した郵便貯金に相当するものであります。
5.特別貯金(通常郵便貯金相当)は独立行政法人郵便貯金・簡易生命保険管理機構からの預り金のうち、同機構が日本郵政公社から承継した定期郵便貯金、定額郵便貯金、積立郵便貯金、住宅積立郵便貯金、教育積立郵便貯金に相当する郵便貯金で満期となったものなどであります。
③ 純資産の部
純資産は、自己株式の取得を主因に株主資本が前事業年度末に比べ1兆333億円減少、評価・換算差額等が前事業年度末に比べ1兆1,990億円増加し、11兆6,302億円となりました。利益剰余金は、1兆9,686億円となりました。
(単位:億円)
第10期第1四半期会計期間(自 平成27年4月1日 至 平成27年6月30日)
(単位:億円)
(注) 貯金は銀行法施行規則の負債科目「預金」に相当するものであります。
① 資産の部
(a) 有価証券
(単位:億円)
(b) 貸出金
(単位:億円)
イ.リスク管理債権
(単位:億円)
ロ.金融再生法開示債権
(単位:億円)
(c) 繰延税金資産
(単位:億円)
② 負債の部
○ 貯金
期末残高
平均残高
(注) 1.「流動性預金」=振替貯金+通常貯金+貯蓄貯金+特別貯金(通常郵便貯金相当)
2.「定期性預金」=定期貯金+定額貯金+特別貯金(定額郵便貯金相当+教育積立郵便貯金相当)
3. 貯金は銀行法施行規則の負債科目「預金」に相当するものであります。「振替貯金」は「当座預金」、「通常貯金」は「普通預金」、「貯蓄貯金」は「貯蓄預金」、「定期貯金」は「定期預金」に相当するものであります。「定額貯金」は「その他の預金」に相当するものでありますが、「定期性預金」に含めております。
4. 特別貯金は独立行政法人郵便貯金・簡易生命保険管理機構からの預り金で、同機構が日本郵政公社から承継した郵便貯金に相当するものであります。
5. 特別貯金(通常郵便貯金相当)は独立行政法人郵便貯金・簡易生命保険管理機構からの預り金のうち、同機構が日本郵政公社から承継した定期郵便貯金、定額郵便貯金、積立郵便貯金、住宅積立郵便貯金、教育積立郵便貯金に相当する郵便貯金で満期となったものなどであります。
③ 純資産の部
(単位:億円)
(3) キャッシュ・フローの状況の分析
第9期事業年度(自 平成26年4月1日 至 平成27年3月31日)
キャッシュ・フローの状況については、資金の運用・調達等の「営業活動によるキャッシュ・フロー」は、債券貸借取引支払保証金の増加等により、前事業年度比1兆1,249億円減少の2兆8,490億円、「投資活動によるキャッシュ・フロー」は、有価証券の取得・売却等により、前事業年度比5兆8,853億円増加の12兆2,917億円、「財務活動によるキャッシュ・フロー」は自己株式の取得等により、前事業年度比1兆3,004億円減少の△ 1兆3,939億円となりました。
その結果、現金及び現金同等物の当事業年度末残高は、前事業年度末比13兆7,474億円増加し、32兆5,960億円となりました。
(4) 自己資本比率に関する分析(単体自己資本比率(国内基準))
第9期事業年度(自 平成26年4月1日 至 平成27年3月31日)
(単位:億円、%)
第10期第1四半期会計期間(自 平成27年4月1日 至 平成27年6月30日)
(単位:億円、%)
第9期事業年度(自 平成26年4月1日 至 平成27年3月31日)
① 主な収支
当事業年度(平成26年4月1日~平成27年3月31日)の業務粗利益は、前事業年度比660億円増加し、1兆6,347億円となりました。
このうち、資金運用収支は、運用の多様化の奏功による資金運用収益の増加を主因に、前事業年度比705億円増加し、1兆5,407億円となりました。役務取引等収支は、前事業年度比34億円減少し、892億円となりました。その他業務収支は、前事業年度比10億円減少し、47億円となりました。
一方、経費は、消費税率引き上げの影響を主因に、前事業年度比187億円増加し、1兆1,147億円となりました。
この結果、業務純益は、前事業年度比473億円増加し、5,199億円となりました。
(単位:億円)
前事業年度 | 当事業年度 | 増減 | ||
資金運用収支 | 14,702 | 15,407 | 705 | |
資金運用収益 | ① | 18,276 | 18,932 | 656 |
資金調達費用 (金銭の信託運用見合費用控除後) | ② | 3,573 | 3,524 | △48 |
役務取引等収支 | 926 | 892 | △34 | |
役務取引等収益 | ③ | 1,211 | 1,194 | △16 |
役務取引等費用 | ④ | 284 | 301 | 17 |
その他業務収支 | 57 | 47 | △10 | |
その他業務収益 | ⑤ | 204 | 108 | △96 |
その他業務費用 | ⑥ | 147 | 60 | △86 |
業務粗利益 (=①-②+③-④+⑤-⑥) | ⑦ | 15,687 | 16,347 | 660 |
経費(除く臨時処理分) | ⑧ | 10,960 | 11,147 | 187 |
実質業務純益(=⑦-⑧) | ⑨ | 4,726 | 5,199 | 473 |
一般貸倒引当金繰入額 | ⑩ | ― | ― | ― |
業務純益(=⑨-⑩) | 4,726 | 5,199 | 473 |
② 臨時損益
当事業年度の臨時損益は494億円となりました。
(単位:億円)
前事業年度 | 当事業年度 | 増減 | |
臨時損益 | 924 | 494 | △429 |
臨時収益 | 1,071 | 546 | △525 |
臨時費用 | 147 | 51 | △95 |
③ 与信関係費用
(単位:億円)
前事業年度 | 当事業年度 | 増減 | ||
与信関係費用 | △0 | 0 | 0 | |
一般貸倒引当金繰入額 | △0 | 0 | 0 | |
貸出金償却 | ― | ― | ― | |
個別貸倒引当金繰入額 | ― | ― | ― | |
償却債権取立益 | ― | ― | ― |
(注) 与信関係費用は金融再生法開示債権に係る費用を計上しております。
第10期第1四半期累計期間(自 平成27年4月1日 至 平成27年6月30日)
① 主な収支
(単位:億円)
第1四半期累計期間 | ||
資金運用収支 | 3,553 | |
資金運用収益 | ① | 4,440 |
資金調達費用 (金銭の信託運用見合費用控除後) | ② | 886 |
役務取引等収支 | 238 | |
役務取引等収益 | ③ | 317 |
役務取引等費用 | ④ | 79 |
その他業務収支 | 0 | |
その他業務収益 | ⑤ | 3 |
その他業務費用 | ⑥ | 3 |
業務粗利益 (=①-②+③-④+⑤-⑥) | ⑦ | 3,791 |
経費(除く臨時処理分) | ⑧ | 2,675 |
実質業務純益(=⑦-⑧) | ⑨ | 1,116 |
一般貸倒引当金繰入額 | ⑩ | ― |
業務純益(=⑨-⑩) | 1,116 |
② 臨時損益
(単位:億円)
第1四半期累計期間 | |
臨時損益 | 22 |
臨時収益 | 65 |
臨時費用 | 43 |
③ 与信関係費用
(単位:億円)
第1四半期累計期間 | ||
与信関係費用 | △0 | |
一般貸倒引当金繰入額 | △0 | |
貸出金償却 | ― | |
個別貸倒引当金繰入額 | ― | |
償却債権取立益 | ― |
(注) 与信関係費用は金融再生法開示債権に係る費用を計上しております。
(2) 財政状態の分析
第9期事業年度(自 平成26年4月1日 至 平成27年3月31日)
当事業年度末における財政状態のうち、主なものは次のとおりであります。
(単位:億円)
前事業年度末 | 当事業年度末 | 増減 | |
資産の部 | 2,025,128 | 2,081,793 | 56,664 |
うち有価証券 | 1,660,578 | 1,561,697 | △98,880 |
うち貸出金 | 30,763 | 27,839 | △2,923 |
負債の部 | 1,910,483 | 1,965,490 | 55,007 |
うち貯金 | 1,766,127 | 1,777,107 | 10,979 |
うち借用金 | ― | ― | ― |
純資産の部 | 114,645 | 116,302 | 1,656 |
株主資本合計 | 94,982 | 84,649 | △10,333 |
評価・換算差額等合計 | 19,662 | 31,653 | 11,990 |
(注) 貯金は銀行法施行規則の負債科目「預金」に相当するものであります。
① 資産の部
(a) 有価証券
当事業年度末の有価証券残高は、市場動向等を踏まえて運用した結果、前事業年度末比9兆8,880億円減少の156兆1,697億円となりました。国債は106兆7,670億円となりました。
(単位:億円)
前事業年度末 | 当事業年度末 | 増減 | |
有価証券 | 1,660,578 | 1,561,697 | △98,880 |
国債 | 1,263,910 | 1,067,670 | △196,240 |
地方債 | 55,503 | 55,251 | △252 |
短期社債 | 3,339 | 2,269 | △1,069 |
社債 | 110,501 | 107,560 | △2,941 |
株式 | 9 | 9 | ― |
その他の証券 | 227,313 | 328,936 | 101,623 |
(b) 貸出金
当事業年度末の貸出金残高は2兆7,839億円となりました。
(単位:億円)
前事業年度末 | 当事業年度末 | 増減 | |
貸出金 | 30,763 | 27,839 | △2,923 |
イ.リスク管理債権
(単位:億円)
前事業年度末 | 当事業年度末 | 増減 | |
破綻先債権 | ― | ― | ― |
延滞債権 | ― | ― | ― |
3カ月以上延滞債権 | ― | ― | ― |
貸出条件緩和債権 | ― | ― | ― |
合計 | ― | ― | ― |
ロ.金融再生法開示債権
(単位:億円)
前事業年度末 | 当事業年度末 | 増減 | ||
破産更生債権及び これらに準ずる債権 | ― | ― | ― | |
危険債権 | ― | ― | ― | |
要管理債権 | ― | ― | ― | |
合計(A) | ― | ― | ― | |
正常債権 | 32,256 | 29,319 | △2,937 | |
総計(B) | 32,256 | 29,319 | △2,937 | |
不良債権比率(A)/(B) | ― | ― | ― |
(c) 繰延税金資産
当事業年度末の繰延税金資産合計は4,043億円、繰延税金負債合計は1兆8,450億円となりました。その結果、当事業年度末の繰延税金負債の純額は1兆4,406億円となりました。
(単位:億円)
前事業年度末 | 当事業年度末 | 増減 | |
繰延税金資産 | |||
貸倒引当金 | 1 | 1 | △0 |
退職給付引当金 | 487 | 487 | △0 |
減価償却限度超過額 | 138 | 111 | △26 |
未払貯金利息 | 124 | 5 | △118 |
金銭の信託評価損 | 21 | 19 | △2 |
繰延ヘッジ損益 | 3,305 | 3,151 | △154 |
未払事業税 | 54 | 69 | 14 |
その他 | 192 | 197 | 5 |
繰延税金資産合計 | 4,325 | 4,043 | △282 |
繰延税金負債 | |||
その他有価証券評価差額金 | △14,193 | △18,313 | △4,120 |
その他 | △124 | △136 | △12 |
繰延税金負債合計 | △14,317 | △18,450 | △4,132 |
繰延税金資産(△は負債)の純額 | △9,992 | △14,406 | △4,414 |
② 負債の部
○ 貯金
当事業年度末の貯金残高は、引き続き増加基調を確保し、前事業年度末比1兆979億円増加の177兆7,107億円となりました。負債は、前事業年度末に比べ5兆5,007億円増加の196兆5,490億円となりました。
期末残高
前事業年度末 | 当事業年度末 | 増減 | |||
金額(億円) | 構成比(%) | 金額(億円) | 構成比(%) | 金額(億円) | |
流動性預金 | 602,005 | 34.08 | 610,536 | 34.35 | 8,530 |
定期性預金 | 1,161,576 | 65.76 | 1,164,530 | 65.52 | 2,953 |
その他の預金 | 2,545 | 0.14 | 2,040 | 0.11 | △504 |
計 | 1,766,127 | 100.00 | 1,777,107 | 100.00 | 10,979 |
譲渡性預金 | ― | ― | ― | ― | ― |
合計 | 1,766,127 | 100.00 | 1,777,107 | 100.00 | 10,979 |
平均残高
前事業年度 | 当事業年度 | 増減 | |||
金額(億円) | 構成比(%) | 金額(億円) | 構成比(%) | 金額(億円) | |
流動性預金 | 605,508 | 34.21 | 610,574 | 34.35 | 5,065 |
定期性預金 | 1,161,447 | 65.63 | 1,164,419 | 65.52 | 2,971 |
その他の預金 | 2,683 | 0.15 | 2,119 | 0.11 | △563 |
計 | 1,769,639 | 100.00 | 1,777,113 | 100.00 | 7,474 |
譲渡性預金 | ― | ― | ― | ― | ― |
合計 | 1,769,639 | 100.00 | 1,777,113 | 100.00 | 7,474 |
(注) 1.「流動性預金」=振替貯金+通常貯金+貯蓄貯金+特別貯金(通常郵便貯金相当)
2.「定期性預金」=定期貯金+定額貯金+特別貯金(定額郵便貯金相当+住宅積立郵便貯金相当+教育積立郵便貯金相当)
3.貯金は銀行法施行規則の負債科目「預金」に相当するものであります。「振替貯金」は「当座預金」、「通常貯金」は「普通預金」、「貯蓄貯金」は「貯蓄預金」、「定期貯金」は「定期預金」に相当するものであります。「定額貯金」は「その他の預金」に相当するものでありますが、「定期性預金」に含めております。
4.特別貯金は独立行政法人郵便貯金・簡易生命保険管理機構からの預り金で、同機構が日本郵政公社から承継した郵便貯金に相当するものであります。
5.特別貯金(通常郵便貯金相当)は独立行政法人郵便貯金・簡易生命保険管理機構からの預り金のうち、同機構が日本郵政公社から承継した定期郵便貯金、定額郵便貯金、積立郵便貯金、住宅積立郵便貯金、教育積立郵便貯金に相当する郵便貯金で満期となったものなどであります。
③ 純資産の部
純資産は、自己株式の取得を主因に株主資本が前事業年度末に比べ1兆333億円減少、評価・換算差額等が前事業年度末に比べ1兆1,990億円増加し、11兆6,302億円となりました。利益剰余金は、1兆9,686億円となりました。
(単位:億円)
前事業年度末 | 当事業年度末 | 増減 | |
純資産の部合計 | 114,645 | 116,302 | 1,656 |
株主資本合計 | 94,982 | 84,649 | △10,333 |
資本金 | 35,000 | 35,000 | ― |
資本剰余金 | 42,962 | 42,962 | ― |
利益剰余金 | 17,020 | 19,686 | 2,666 |
自己株式 | ― | △12,999 | △12,999 |
評価・換算差額等合計 | 19,662 | 31,653 | 11,990 |
その他有価証券評価差額金 | 25,631 | 38,246 | 12,615 |
繰延ヘッジ損益 | △5,969 | △6,593 | △624 |
第10期第1四半期会計期間(自 平成27年4月1日 至 平成27年6月30日)
(単位:億円)
第1四半期会計期間 | |
資産の部 | 2,087,351 |
うち有価証券 | 1,547,139 |
うち貸出金 | 27,164 |
負債の部 | 1,972,187 |
うち貯金 | 1,781,218 |
うち借用金 | ― |
純資産の部 | 115,164 |
株主資本合計 | 83,594 |
評価・換算差額等合計 | 31,569 |
(注) 貯金は銀行法施行規則の負債科目「預金」に相当するものであります。
① 資産の部
(a) 有価証券
(単位:億円)
第1四半期会計期間 | |
有価証券 | 1,547,139 |
国債 | 1,016,439 |
地方債 | 54,177 |
短期社債 | 2,139 |
社債 | 103,860 |
株式 | 9 |
その他の証券 | 370,513 |
(b) 貸出金
(単位:億円)
第1四半期会計期間 | |
貸出金 | 27,164 |
イ.リスク管理債権
(単位:億円)
第1四半期会計期間 | |
破綻先債権 | ― |
延滞債権 | ― |
3カ月以上延滞債権 | ― |
貸出条件緩和債権 | ― |
合計 | ― |
ロ.金融再生法開示債権
(単位:億円)
第1四半期会計期間 | ||
破産更生債権及び これらに準ずる債権 | ― | |
危険債権 | ― | |
要管理債権 | ― | |
合計(A) | ― | |
正常債権 | 28,320 | |
総計(B) | 28,320 | |
不良債権比率(A)/(B) | ― |
(c) 繰延税金資産
(単位:億円)
第1四半期会計期間 | |
繰延税金資産 | |
貸倒引当金 | 1 |
退職給付引当金 | 485 |
減価償却限度超過額 | 107 |
未払貯金利息 | 5 |
金銭の信託評価損 | 18 |
繰延ヘッジ損益 | 3,310 |
未払事業税 | 24 |
その他 | 171 |
繰延税金資産合計 | 4,125 |
繰延税金負債 | |
その他有価証券評価差額金 | △18,379 |
その他 | △90 |
繰延税金負債合計 | △18,470 |
繰延税金資産(△は負債)の純額 | △14,345 |
② 負債の部
○ 貯金
期末残高
第1四半期会計期間 | ||
金額(億円) | 構成比(%) | |
流動性預金 | 625,311 | 35.10 |
定期性預金 | 1,154,012 | 64.78 |
その他の預金 | 1,894 | 0.10 |
計 | 1,781,218 | 100.00 |
譲渡性預金 | ― | ― |
合計 | 1,781,218 | 100.00 |
平均残高
第1四半期会計期間 | ||
金額(億円) | 構成比(%) | |
流動性預金 | 617,084 | 34.72 |
定期性預金 | 1,157,837 | 65.15 |
その他の預金 | 2,076 | 0.11 |
計 | 1,776,998 | 100.00 |
譲渡性預金 | ― | ― |
合計 | 1,776,998 | 100.00 |
(注) 1.「流動性預金」=振替貯金+通常貯金+貯蓄貯金+特別貯金(通常郵便貯金相当)
2.「定期性預金」=定期貯金+定額貯金+特別貯金(定額郵便貯金相当+教育積立郵便貯金相当)
3. 貯金は銀行法施行規則の負債科目「預金」に相当するものであります。「振替貯金」は「当座預金」、「通常貯金」は「普通預金」、「貯蓄貯金」は「貯蓄預金」、「定期貯金」は「定期預金」に相当するものであります。「定額貯金」は「その他の預金」に相当するものでありますが、「定期性預金」に含めております。
4. 特別貯金は独立行政法人郵便貯金・簡易生命保険管理機構からの預り金で、同機構が日本郵政公社から承継した郵便貯金に相当するものであります。
5. 特別貯金(通常郵便貯金相当)は独立行政法人郵便貯金・簡易生命保険管理機構からの預り金のうち、同機構が日本郵政公社から承継した定期郵便貯金、定額郵便貯金、積立郵便貯金、住宅積立郵便貯金、教育積立郵便貯金に相当する郵便貯金で満期となったものなどであります。
③ 純資産の部
(単位:億円)
第1四半期会計期間 | |
純資産の部合計 | 115,164 |
株主資本合計 | 83,594 |
資本金 | 35,000 |
資本剰余金 | 42,962 |
利益剰余金 | 18,631 |
自己株式 | △12,999 |
評価・換算差額等合計 | 31,569 |
その他有価証券評価差額金 | 38,521 |
繰延ヘッジ損益 | △6,951 |
(3) キャッシュ・フローの状況の分析
第9期事業年度(自 平成26年4月1日 至 平成27年3月31日)
キャッシュ・フローの状況については、資金の運用・調達等の「営業活動によるキャッシュ・フロー」は、債券貸借取引支払保証金の増加等により、前事業年度比1兆1,249億円減少の2兆8,490億円、「投資活動によるキャッシュ・フロー」は、有価証券の取得・売却等により、前事業年度比5兆8,853億円増加の12兆2,917億円、「財務活動によるキャッシュ・フロー」は自己株式の取得等により、前事業年度比1兆3,004億円減少の△ 1兆3,939億円となりました。
その結果、現金及び現金同等物の当事業年度末残高は、前事業年度末比13兆7,474億円増加し、32兆5,960億円となりました。
(4) 自己資本比率に関する分析(単体自己資本比率(国内基準))
第9期事業年度(自 平成26年4月1日 至 平成27年3月31日)
(単位:億円、%)
当事業年度末 | ||
コア資本に係る基礎項目の額 ① | 82,805 | |
コア資本に係る調整項目の額 ② | 64 | |
自己資本の額 ①-②=③ | 82,740 | |
リスク・アセット等の額の合計額 ④ | 215,334 | |
信用リスク・アセットの額の合計額 | 184,902 | |
マーケット・リスク相当額の合計額を8%で除して得た額 | ― | |
オペレーショナル・リスク相当額の合計額を8%で除して得た額 | 30,432 | |
単体自己資本比率 ③/④ | 38.42 |
第10期第1四半期会計期間(自 平成27年4月1日 至 平成27年6月30日)
(単位:億円、%)
平成27年6月30日 | ||
コア資本に係る基礎項目の額 ① | 83,597 | |
コア資本に係る調整項目の額 ② | 61 | |
自己資本の額 ①-②=③ | 83,535 | |
リスク・アセット等の額の合計額 ④ | 241,022 | |
信用リスク・アセットの額の合計額 | 210,589 | |
マーケット・リスク相当額の合計額を8%で除して得た額 | ― | |
オペレーショナル・リスク相当額の合計額を8%で除して得た額 | 30,432 | |
単体自己資本比率 ③/④ | 34.65 |