2296 伊藤ハム米久 HD

2296
2024/03/28
時価
2281億円
PER 予
15.07倍
2017年以降
8.53-29.15倍
(2017-2023年)
PBR
0.8倍
2017年以降
0.66-1.6倍
(2017-2023年)
配当 予
3.15%
ROE 予
5.32%
ROA 予
3.1%
資料
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設備投資額 - 加工食品事業

【期間】
  • 通期

連結

2019年3月31日
130億2600万
2020年3月31日 -55.31%
58億2100万
2021年3月31日 +6.2%
61億8200万
2022年3月31日 -2.94%
60億
2023年3月31日 +58.38%
95億300万

有報情報

#1 サステナビリティに関する考え方及び取組(連結)
当社は、FAO(Food and Agriculture Organization of the United Nations、国連食糧農業機関)が発行するThe future of food and agriculture-Alternative pathways to 2050やIEA(International Energy Agency、国際エネルギー機関)のWorld Energy Outlook 2021の各気候シナリオを参照しながら、当社事業にとってのリスク・機会を評価し、対応策の検討を実施しました。
当社事業に大きな影響を及ぼし得る気候変動関連リスクとして、当社が事業を行う国・地域においてカーボンプライシングが導入された場合、特に1.5℃シナリオ下においては大きなコスト負担となる可能性があります。これに対し、当社は、当社グループの温室効果ガス(GHG)排出量を2030年度までに半減(2016年度比)、2050年ネットゼロとする削減目標を掲げ、GHGの排出削減に取り組んでいます。今後着実に削減を進めると共に、削減を促進する社内制度の整備も検討していきます。また、2℃シナリオ下においては、先進国を中心に環境負荷の低い食品への需要シフトが起こると見込まれ、食肉消費量が中長期的に大幅に減少すると、これに伴いハム・ソーセージなどの当社の畜産品の需要も減少すると考えられ、中・長期的に当社加工食品事業の売上に大きな影響を及ぼし得るものと認識しています。当社は、畜産品の需要減少に対する対応策として、植物性たんぱく質製品の開発・販売を既に進めています。さらに、培養肉をはじめとしたその他代替たんぱく質の研究開発、調理加工品などの売上拡大の検討を進めていきます。
一方で、2℃シナリオにおいては、環境意識の高まりを受け、環境負荷の低い代替肉の生産量が世界的に増加することが見込まれます。こうした環境下、植物性たんぱく質製品を取り扱う当社にとっては中・長期的に売上増加を見込むことができる大きな事業機会となり得ます。当社は、代替肉の中でも植物由来の大豆ミート商品の発売を2020年から開始しており、今後は、商品ラインアップの拡充と共に、食感・味・香り全てにおいて食肉由来品により近づけるための研究開発を継続して行っていきます。
2023/06/23 13:23
#2 セグメント情報等、連結財務諸表(連結)
ります。
当社グループは、主にハム・ソーセージ及び調理加工食品等の製造、販売を事業領域とする「加工食品事業」と主に食肉の生産、処理加工及び販売を事業領域とする「食肉事業」の2つを報告セグメントとしております。
(2)報告セグメントの変更等に関する事項
2023/06/23 13:23
#3 事業の内容
なお、当連結会計年度より、報告セグメントの区分を変更しております。詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」をご参照ください。
(加工食品事業)
加工食品事業部門は、主に伊藤ハム株式会社、米久株式会社、その他子会社14社及び関連会社1社で構成され、主にハム・ソーセージ、調理加工食品等の食肉加工品の製造・販売を行っております。
2023/06/23 13:23
#4 会計方針に関する事項(連結)
当社グループの主要な事業における主な履行義務の内容及び収益を認識する通常の時点は以下のとおりであります。
加工食品事業 主に国内におけるハム・ソーセージ及び調理加工食品等の製造、販売
・食肉事業 主に国内及び海外における食肉の生産、処理加工及び販売
2023/06/23 13:23
#5 従業員の状況(連結)
2023年3月31日現在
セグメントの名称従業員数(人)
加工食品事業4,500(5,578)
食肉事業2,784(3,481)
(注) 1.従業員数は就業人員(当社グループからグループ外への出向者を除き、グループ外からの当社グループへの出向者を含んでおります。)であり、臨時雇用者数(パートタイマー等)は、当連結会計年度の平均人員を( )外数で記載しております。
2.全社共通ほかとして記載されている従業員数は、当社及び複数セグメントを持つ子会社の管理部門に所属している従業員数であります。
2023/06/23 13:23
#6 減損損失に関する注記(連結)
当社グループは、事業区分(加工食品事業、食肉事業及びその他事業)を基本単位としてグルーピングし、賃貸資産及び遊休資産については、個々の資産毎にグルーピングしております。
使用見込みのない遊休資産について、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を特別損失(115百万円)に計上しております。その内訳は、建物及び構築物51百万円、機械装置及び運搬具34百万円、その他29百万円であります。
2023/06/23 13:23
#7 略歴、役員の状況(取締役(及び監査役))(連結)
1997年4月伊藤ハム㈱ 入社
2010年6月同 取締役就任
2013年3月同 取締役執行役員 加工食品事業本部フードサービス営業本部長就任
2016年4月ANZCO FOODS LTD.Director of Board General ManagerStrategy & Business Development
2020年4月同 グループ食肉事業担当伊藤ハム㈱ 取締役 食肉事業本部長就任
2021年4月同 取締役 加工食品事業本部副事業本部長 事業戦略統括部長
2022年4月当社 常務執行役員 加工食品事業本部長就任(現任)伊藤ハム㈱ 代表取締役社長就任(現任)米久㈱ 取締役就任(現任)
2022年6月当社 取締役常務執行役員就任(現任)
2023/06/23 13:23
#8 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等(連結)
・デジタル戦略の推進
2022年度の主な取り組み2023年度以降の主な取り組み
加工食品事業の戦略・調達機能を当社に統合・集約営業、生産機能を機能別に再編
グループのシステム統合グループのシステム・制度統合
「収益基盤の強化」
コスト競争力の強化と商品・サービスの価値向上を図ることで、グループの市場競争力を高める
2023/06/23 13:23
#9 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(連結)
なお、当連結会計年度より報告セグメントの区分方法を変更しており、前連結会計年度との比較・分析は変更後の区分方法に基づいて記載しております。
<加工食品事業>当連結会計年度の加工食品事業につきましては、売上高は371,165百万円(前期比2.7%増)となりました。経常利益は5,954百万円(同52.3%減)となりました。
<食肉事業>当連結会計年度の食肉事業につきましては、売上高は547,145百万円(前期比11.9%増)となりました。経常利益は21,465百万円(同21.7%増)となりました。
2023/06/23 13:23
#10 設備投資等の概要
当社グループは、当連結会計年度において17,425百万円の設備投資を実施いたしました。なお、有形固定資産のほか無形固定資産への投資を含めて記載しております。
加工食品事業では、既存生産工場等の合理化、省力化及び設備の更新等で9,503百万円の設備投資を実施いたしました。
食肉事業では、設備の更新等で7,168百万円の設備投資を実施いたしました。
2023/06/23 13:23