- #1 主要な顧客に関する情報(IFRS)(連結)
(6) 主要な顧客に関する情報
前連結会計年度及び当連結会計年度において、外部顧客への売上収益のうち、連結損益計算書の売上収益の10%以上を占める単一の外部顧客が存在しないため、記載を省略しております。
2023/12/27 16:41- #2 事業の内容
全国旅行支援を契機とした国内旅行需要の増加に対して戦略的マーケティング投資による収益拡大、旅行事業以外の既存6事業+新規事業の成長継続並びに事業ポートフォリオ分散及び再構築推進により、エアトリグループの終わりなき成長を目指しております。
事業 | 事業内容 |
(オンライン旅行事業)エアトリ旅行事業 | 航空券・旅行・ホテル商材に関する以下のサービスを展開。・BtoCサービス/自社直営サイトのご案内・BtoBtoCサービス/旅行コンテンツ OEM提供のご案内 |
(オンライン旅行事業)訪日旅行事業・Wi-Fiレンタル事業 | 訪日旅行のお客様に向けた以下のサービスを展開。・キャンピングカーレンタル、Wi-Fiレンタル・コンサルティングサービス、コンシェルジュアプリ・観光情報メディア広告 |
(オンライン旅行事業)メディア事業 | お客様の生活をあらゆるシーンでより便利にするため、以下のサービスを展開。・メルマガ・WEBメディア |
(ITオフショア開発事業) | ベトナム人700人規模を擁するオフショア開発事業 |
(投資事業) | 以下を軸としたグループ内事業ポートフォリオの構築。・成長企業への投資を通じて投資先企業との協業等によるシナジーの追及・旅行業界の再編機運を捉えたM&Aの推進・継続的な事業規模拡大を目指した積極的投資の推進・旅行事業に続く事業成長に向けたM&Aの推進・旅行周辺領域の一部事業売却の検討 |
(オンライン旅行事業)地方創生事業 | テクノロジーの力で地域経済の課題解決を行うため、以下のサービスを展開。・交流人口拡大を実現する観光テック・人手不足対策・シフト管理効率化のHRテック |
(オンライン旅行事業)クラウド事業 | 宿泊業界の業務効率改善に向けた以下のサービスを展開。・宿泊プラン一括管理ツール「かんざしクラウド」・AI搭載のくちこみ一括管理ツール「くちこみクラウド」・競合一括見えるツール「ぜにがたクラウド」・写真一括管理ツール「クラウド転送シャシーン」・カスタマーサクセスサービス「ばんそうクラウド」・キャンセル料回収自動化ツール「わきざしクラウド」 |
(
オンライン旅行事業)
1.エアトリ旅行事業
2023/12/27 16:41- #3 事業等のリスク
(各セグメント事業の事業リスク)
(1)オンライン旅行事業のおける競合
当社は創業以来、インターネットによる旅行商品の販売を行い、業界で高い評価を得ていると認識しております。
2023/12/27 16:41- #4 収益認識関係、財務諸表(連結)
(収益認識関係)
収益を認識するための基礎となる情報は、注記事項「(重要な会計方針)5.収益及び費用の計上基準」、連結財務諸表の注記「3.重要な会計方針(15)収益認識」及び連結財務諸表の注記「23.売上収益」に同一の内容を記載しているため、注記を省略しております。
2023/12/27 16:41- #5 地域に関する情報(IFRS)(連結)
(注)売上収益は、事業拠点の所在地に基づき分類しております。
② 非流動資産(金融資産及び繰延税金資産を除く。)
2023/12/27 16:41- #6 従業員の状況(連結)
2023年9月30日現在
セグメントの名称 | 従業員数(名) |
オンライン旅行事業 | 258 |
ITオフショア開発事業 | 47 |
(注) 1.従業員数は就業人員であります。
2.全社(共通)として記載されている従業員数は、特定のセグメントに区分できない管理部門に属している従業員であります。
2023/12/27 16:41- #7 沿革
2 【沿革】
当社取締役の大石崇徳は2007年5月にオンライン旅行事業を目的とした株式会社旅キャピタルを設立いたしました。2013年10月にはオンライン旅行事業のみでなく総合IT事業を営む会社としての方向性を明確化するため「株式会社エボラブルアジア」へ、2020年1月には「株式会社エアトリ」へ商号変更しております。
2023/12/27 16:41- #8 注記事項-のれん及び無形資産、連結財務諸表(IFRS)(連結)
(2) 重要なのれん
連結財政状態計算書に認識されているのれんは、主として、オンライン旅行事業に関するものであります。
重要なのれんの内訳は、以下のとおりであります。
2023/12/27 16:41- #9 注記事項-セグメント情報、連結財務諸表(IFRS)(連結)
投資事業 :成長・再生企業への投資
(2) 報告セグメントごとの売上収益、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、連結財務諸表において採用している方法と同一であります。
2023/12/27 16:41- #10 注記事項-報告企業、連結財務諸表(IFRS)(連結)
株式会社エアトリ(以下「当社」という。)は日本国に所在する企業であります。当社の登記されている本社及び主要な事業所の所在地は、ホームページ(https://www.airtrip.co.jp/)で開示しております。
当社及び連結子会社(以下「当社グループ」という。)の主な活動はオンライン旅行事業、ITオフショア開発事業、投資事業などであります。各事業の内容については、注記「6.セグメント情報」に記載しております。
2023/12/27 16:41- #11 注記事項-売上収益、連結財務諸表(IFRS)(連結)
- 売上収益
(1) 収益の分解
当社グループは、オンライン旅行事業、ITオフショア開発事業、投資事業の3つの事業ユニットを基本として構成されており、また、事業活動を行う地域を基礎としたエリア別の収益を用いることが適していることから、当社の取締役会が経営資源の配分の決定及び業績を評価するために定期的に検討を行う対象としております。これらのサービスから生じる収益は顧客企業との契約に従い計上しております。
分解した収益とセグメント収益との関連は以下の通りであります。
前連結会計年度(自 2021年10月1日 至 2022年9月30日)
(単位:百万円)
当連結会計年度(自 2022年10月1日 至 2023年9月30日)
(単位:百万円)
なお、オンライン旅行事業においては、各顧客との取引開始時点でサービスの対価を決定しておりますが、一定期間の取引数量等に応じたリベート収受する形態の取引があり、これらの変動対価の金額は契約条件等に基づき取引価格を調整しております。当該取引価格においては、収益の累計額の重大な戻入れが生じない可能性が非常に高い範囲内でのみ、変動対価を取引価格に含めております。当連結会計年度において、過去の期間に充足した履行義務から認識した収益に重要性はありません。
(2) 顧客との契約から生じた負債
(単位:百万円)
| 前連結会計年度
(2022年9月30日) | 当連結会計年度
(2023年9月30日) |
前受金 | 1,472 | 2,666 |
その他 | 325 | 486 |
合計 | 1,797 | 3,152 |
(注1) 各連結会計年度の期首現在の前受金残高はすべて、各連結会計年度の収益として認識しております。
(注2) 旅行商材を手配、提供するサービスのうち、履行義務が期末時点で充足されていないサービスについては、対価を前受金として計上しております。
(注3) 「その他」は、カスタマー・ロイヤリティー・プログラムに基づく契約負債です。
(3)残存履行義務に配分した取引価格
当社グループにおいては、個別の予想契約期間が1年を超える重要な取引がないため、実務上の便法を適用し、残存履行義務に関する情報の記載を省略しております。2023/12/27 16:41 - #12 注記事項-非金融資産の減損、連結財務諸表(IFRS)(連結)
(2) 減損損失
オンライン旅行事業セグメントに含まれる株式会社まぐまぐは、当連結会計年度において、翌期以降の事業計画により営業活動から生じる損益及びキャッシュ・フローが継続してマイナスとなることが見込まれることから、減損の兆候を識別し、減損テストを実施した結果、当該資本生成単位に帰属する資産または資産グループについて、減損損失を計上しております。
主な減損損失の資産種類別内訳は以下の通りであります。なお、減損損失は、連結損益計算書の「その他の費用」に含まれております。
2023/12/27 16:41- #13 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等(連結)
オンライン旅行事業
オンライン旅行事業においては、第一に「エアトリ旅行事業」として、当社が創業当時からオンラインに特化したOTA(Online Travel Agent)として、お客様へ便利なサービスを展開してまいりました。
2023/12/27 16:41- #14 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(連結)
(単位:百万円)
| 前連結会計年度 | 当連結会計年度 | 増減 | 増減率(%) |
連結経営成績 | | | | |
売上収益 | 13,589 | 23,386 | 9,797 | 72.09 |
営業利益 | 2,243 | 2,018 | △225 | △10.03 |
当連結会計年度における我が国経済は、企業収益について、一部に弱さがみられるものの総じて改善している他、個人消費が緩やかに持ち直している等、景気は緩やかに回復しています。 旅行業界を取り巻く環境は、国内では行動制限が緩和され、訪日旅行でも各国の入国制限の緩和が進んだこと等により、旅行需要は回復基調が続いています。
当社グループは、当期は成長戦略「エアトリ”リ・スタート”」の実行により、堅調に利益の積み上げを継続しております。
2023/12/27 16:41- #15 設備投資等の概要
1 【設備投資等の概要】
当連結会計年度の主な設備投資は、オンライン旅行事業に関わるシステムのため総額421百万円の投資を実施しました。なお、重要な設備の除却又は売却はありません。
2023/12/27 16:41- #16 連結損益計算書(IFRS)(連結)
② 【連結損益計算書】
(単位:百万円) |
| 注記 | 前連結会計年度(自 2021年10月1日至 2022年9月30日) | 当連結会計年度(自 2022年10月1日至 2023年9月30日) |
売上収益 | 6,23 | 13,589 | 23,386 |
売上原価 | | △6,009 | △9,857 |
2023/12/27 16:41