業績予想修正の理由

売上高におきましては、概ね計画水準で推移し、14,407百万円と前回予想14,300百万円に比べ107百万円上回る見込みであります。
利益面におきましては、エネルギー事業の売上原価について、気候変動や需給バランス等に基づく卸市場における価格変動リスクにさらされおり、その変動性が大きく、精緻な予想が困難なことから、前回発表時点では、各段階利益をレンジによる開示としておりました。新型コロナウイルスの影響等を受け、電力需給バランスの崩れによる電力市場卸売価格の下落が、前回業績予想公表時点における想定より長期間続いたため、営業利益は1,020百万円と前回予想値850～950百万円に比べて170～70百万円、経常利益は1,012百万円と前回予想値840～940百万円に比べて172～72百万円上回る見込みとなりました。また、当期純利益は上記に加え「３．特別損失（投資有価証券評価損）について」に記載する特別損失の計上を踏まえ、667百万円と前回予想値600～675百万円に比べて67～△8百万円となる見込みです。（注）上記の業績予想数値は、本資料発表日現在において当社が入手可能な情報を基に作成しておりますので、実際の業績については、今後の様々な要因により変動する可能性がございます。
３．特別損失（投資有価証券評価損）の計上について当社が保有する非上場株式１銘柄につきまして、実質価額が取得価額を大幅に下回っており、その回復が見込まれないため、2020年６月期において減損処理による投資有価証券評価損を特別損失として計上することといたしました。本件に係る投資有価証券評価損の金額は48百万円であります。