2019年6月期通期連結業績予想の修正、特別損失並びに法人税等調整額の計上に関するお知らせ
勘定科目 | 自 2018年7月1日 至 2019年6月30日 |
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業績予想の修正について | |
売上高 | |
前回予想 | 2,696 |
予想 | 2,527 |
増減額 | -169 |
増減率 | +6.2% |
前期実績 | 2,410 |
営業利益 | |
前回予想 | 69 |
予想 | -247 |
増減額 | -316 |
増減率 | - |
前期実績 | 11 |
経常利益 | |
前回予想 | 36 |
予想 | -278 |
増減額 | -314 |
増減率 | - |
前期実績 | -15 |
親会社株主に帰属する当期純利益 | |
前回予想 | 29 |
予想 | -328 |
増減額 | -357 |
増減率 | - |
前期実績 | 57 |
1株当たり当期純利益 | |
前回予想 | 9.98 |
予想 | -108.83 |
前期実績 | 19.05 |
業績予想修正の理由
再生樹脂製造販売事業において、当社八千代工場で行った大幅な保守/メインテナンスが予想以上に長引き、再生樹脂の生産数量の減少及び廃カーペットタイルの受入制限などにより売上高に影響が出ました。また、新規ナイロン樹脂再生事業として一宮工場の立ち上げ費用が増大したことや受注に向けて動いておりました大型案件が翌期にずれ込むこととなった結果、売上高は当初見込み額864百万円に対し着地見込みは758百万円と106百万円の減少、またセグメント利益に関しては当初99百万円の損失見込みに対して153百万円乖離し、252百万円のセグメント損失見込みとなっております。
産業廃棄物処理事業においては、前期から引き続く中国の廃プラスチック輸入禁止の影響を受け廃棄物処分費が大幅に高騰、またオリンピック需要を含む建設系需要の高まりから外注加工費のコスト上昇が続きました。得意先への価格転化は下半期には理解が得られ収益は改善しましたが、結果として売上高は当初見込み額1,832百万円に対して着地見込み1,768百万円と64百万円の減少、またセグメント利益に関しては、当初見込み345百万円に対して、着地見込み244百万円となり、101百万円の減少となります。
また、全社費用として、監査報酬の大幅な増加やその他人件費等の増額により、当初見込みより62百万円悪化した結果、営業利益で△316百万円、経常利益で△314百万円乖離しました。また、投資有価証券の評価損や社債に関する引当金、繰延税金資産の取り崩し等により親会社株主に帰属する当期純利益について当初見込みより357百万円乖離する見通しとなったため、上記のとおり通期連結業績予想を修正いたします。特別損失の計上について当社が保有する投資有価証券を「金融商品に関する会計基準」に基づき評価した結果、減損処理による投資有価証券評価損に関しては9,999千円、当社が保有する社債に関して貸倒引当金繰入額10,254千円を特別損失に計上いたします。法人税等調整額の計上について現時点での将来の課税所得を保守的に見積り、繰延税金資産の回収可能性について慎重に検討を行い、繰延税金資産の取り崩し等行った結果、26,655千円法人税等調整額に計上いたします。