有価証券届出書(新規公開時)

【提出】
2020/02/07 15:00
【資料】
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【項目】
149項目
(3)【監査の状況】
① 監査役監査の状況
当社は、監査役会制度を採用しており、常勤監査役1名(社外監査役)と非常勤監査役2名(うち社外監査役1名)により構成されており、取締役の業務執行等を監査・監視しております。監査役会は、毎月1回の定期開催のほか、必要に応じて臨時に開催される場合もあります。最近事業年度においては、全監査役がすべての監査役会に参加しております。
なお、監査役粂野聡史は税理士資格を有し、また、監査役吉田憲史は公認会計士及び税理士の資格を有し、それぞれ財務及び会計に関する相当程度の知見を有しております。
監査役会は、監査方針及び監査計画を策定の上、取締役会の監督及び内部統制システムの整備、運用状況を中心に業務活動全般にわたり監査を実施しております。全監査役が取締役会に参加し、取締役の職務遂行等を監督するほか、常勤監査役による重要会議への参加、代表取締役社長との面談、稟議書等の重要書類の閲覧、当社グループ各部門への往査・ヒアリング等の監査結果について、監査役会で共有しております。また、会計監査人及び内部監査室とも連携し、情報交換を行うことで相互の連携を深めております。
② 内部監査の状況
当社は、代表取締役社長直轄組織として内部監査室(1名)を設置しております。内部監査室は、業務執行の適正性及び有効性を検証するために独立した機関としております。内部監査の実施は、内部監査計画に基づき、当社グループ各部門が法令や社内規程に則り、効果的かつ合理的に業務遂行しているかどうかを評価しており、問題があれば、業務改善に向けた助言・改善勧告、改善後のフォローアップ等を行っております。
また、内部監査室長と常勤監査役は適宜連携の上、監査の実効性を高めるとともに、会計監査人とも定期的に連携し、情報交換を行うことで効率的な監査の実施に努めております。
③ 会計監査の状況
a.監査法人の名称
有限責任 あずさ監査法人
当社グループの会計監査を担当した公認会計士は次のとおりであります。なお、継続監査年数については、全員が7年以内のため記載を省略しております。
b.業務を執行した公認会計士
三宅 潔
神﨑 昭彦
c.監査業務に係る補助者の構成
当社の会計監査業務に係る補助者は、公認会計士7名及びその他7名であります。
d.監査法人の選定方針と理由
当社が上場の準備を検討していたときに、有限責任 あずさ監査法人をご紹介いただき、代表社員と面談の後、上場を前提とした調査(ショートレビュー)を受けました。同監査法人により、事業内容の十分な理解を得られ、当該調査による課題や改善提案に関する的確な指導を受け、同監査法人が上場に関する豊富な実績及び経験があることを確認いたしましたので、監査契約を締結いたしました。
e.監査役及び監査役会による監査法人の評価
当社の監査役及び監査役会は、会計監査人の監査体制及び職務執行状況等を適切であると評価しております。
④ 監査報酬の内容等
a.監査公認会計士等に対する報酬
区分最近連結会計年度の前連結会計年度最近連結会計年度
監査証明業務に基づく報酬(千円)非監査業務に基づく
報酬(千円)
監査証明業務に基づく報酬(千円)非監査業務に基づく
報酬(千円)
提出会社11,000-12,000-
連結子会社----
11,000-12,000-

b.監査公認会計士等と同一のネットワーク(KPMG)に属する組織に対する報酬(a.を除く)
(最近連結会計年度の前連結会計年度)
該当事項はありません。
(最近連結会計年度)
該当事項はありません。
c.その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容
(最近連結会計年度の前連結会計年度)
該当事項はありません。
(最近連結会計年度)
該当事項はありません。
d.監査報酬の決定方針
監査報酬の決定方針は特に定めておりませんが、当社グループの事業規模、監査日数及び業務の特性等を勘案して、当社及び監査法人の両社で協議を行い、決定しております。
e.監査役会が会計監査人の報酬等に同意した理由
監査役会は、会社法第399条の規定に基づき、会計監査人から監査計画の内容及び日数について説明を受けた上で、会計監査人の適切な業務遂行に必要な監査時間の確保という観点から、監査計画及び監査報酬について同意しております。
また、監査役会は、監査報酬について、成功報酬や著しく低廉な報酬ではなく、会計監査人としての独立性が損なわれるような内容ではないことを確認しております。