訂正臨時報告書

【提出】
2020/09/15 16:33
【資料】
PDFをみる

提出理由

2020年6月12日付で金融商品取引法第24条の5第4項及び企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第8号の2の規定に基づき提出しました、子会社の取得に関する臨時報告書の記載事項のうち、未確定事項が確定しましたので、金融商品取引法第24条の5第5項に基づき、本臨時報告書の訂正報告書を提出するものであります。

子会社取得の決定

(1)取得対象子会社(株式会社神居秒算)の商号、本店の所在地、代表者の氏名、資本金の額、純資産の額、総資産の額及び事業の内容
① 商号 :株式会社神居秒算
② 本店の所在地:東京都港区六本木3-2-1
③ 代表者の氏名:代表取締役 趙潔
④ 資本金の額 :5百万円
⑤ 純資産の額 :取得先の意向により非開示とさせて頂きます。
⑥ 総資産の額 :取得先の意向により非開示とさせて頂きます。
⑦ 事業の内容 :不動産プラットフォームのウェブサイト運営関連事業(「神居秒算」事業)及び人口知能関連事業
尚、NeoX株式会社は2020年9月10日に「神居秒算」事業を行う会社と、人工知能関連事業を行う会社に分割型新設分割を実施しております。当社は「神居秒算」事業を行う分割会社の株式を取得し、人工知能関連事業については、旧株主が継続して株式を保有する設立会社(新設された会社)が行います。
また、当社が株式を取得する分割会社は会社分割に当たって株式会社神居秒算に商号の変更を行っており、旧株主が継続して株式を保有する人工知能関連事業を行う新設された会社がその商号をNeoX株式会社としております。
(2)取得対象子会社(NeoX Japan)の最近3年間に終了した各事業年度の売上高、営業利益、経常利益及び純利益
取得先の意向により非開示とさせて頂きます。
(3)取得対象子会社(NeoX Japan)の当社との間の資本関係、人的関係及び取引関係
資本関係 当社と取得対象子会社との間には、記載すべき資本関係はありません。
人的関係 当社と取得対象子会社との間には、記載すべき人的関係はありません。
取引関係 当社と取得対象子会社との間には、記載すべき取引関係はありません。
(4)取得対象子会社(NeoX Chinaの一部事業を譲受する為に新設される会社)の商号、本店の所在地、代表者の氏名、資本金の額、純資産の額、総資産の額及び事業の内容
① 商号 :積愛科技(上海)有限公司
② 本店の所在地:上海市普陀区中山北路3300号環球港B座28E
③ 代表者の氏名:執行董事 趙潔
④ 資本金の額 :10万元(払込引受資本)
⑤ 純資産の額 :記載すべき事項はありません(資本金は払込引受資本であり、実際払込資本ではありません)。
⑥ 総資産の額 :記載すべき事項はありません。
⑦ 事業の内容 :「神居秒算」事業を含む、情報テクノロジー、コンピューターテクノロジー領域における技術
サービス、技術開発、技術コンサルティング等
(5)取得対象子会社(積愛科技(上海)有限公司)の最近3年間に終了した各事業年度の売上高、営業利益、経常利益及び純利益
2020年7月27日に設立されており、記載すべき事項はありません。
(6)取得対象子会社(積愛科技(上海)有限公司)の当社との間の資本関係、人的関係及び取引関係
記載すべき取引関係はありません。
(7)取得対象子会社に関する子会社取得の目的
当社はこれまで、「不動産取引を1クリックで」をコンセプトに、テクノロジーを活用し、ワンストップな不動産サービスを提供してまいりました。この度、中華圏の投資家と日本の不動産情報を繋ぐ不動産プラットフォームである「神居秒算」を獲得し、自社のサービスに加えることで、海外に向けた不動産サービスを開始します。
「神居秒算」は、“良い部屋を素早く見つける、相場をその場で計算できる”を意味する、中国の不動産投資家向け日本不動産プラットフォームです。同サービスは、自社開発の拡張現実(AR)アプリ、日本の15万棟以上の分譲マンションのデータ、20年間の取引データを網羅したデータベース等を活用し、中国の投資家に有益かつ効率的な日本の不動産情報を提供し、日本国内の不動産事業者に対しては中国投資家への販売チャネルを提供してきました。
「神居秒算」の掲載物件数は約1万2000件、月間の問い合わせ件数は1000件に迫る水準にあり、中国市場向けに日本不動産を紹介するプラットフォームとしては最大級の規模を誇ります(NeoX Japan調べ)。また、同サイトの顧客の約59%が資産5,000万円以上を有する富裕層と言われております。
この度、当社が同サービスの運営を開始し、国内の不動産事業者への営業力を強化することで、物件掲載数を拡大させ、「神居秒算」の商品力を強化いたします。さらに、同メディアを通じて既存の不動産投資事業(iBuyer事業)の市場拡大、連携によるRENOSY会員数の拡大によるメディア力強化、そして不動産会社向けメディア販売によるストック収益の獲得を見据えております。
「神居秒算」は主に2つの収益源をもっており、ストック型の収益とフロー型の収益から構成されます。ストック型の収益としては、不動産事業者からプラットフォームに物件掲載を行う際のシステム利用料があります。原則として月額固定料金となっており、安定的な収益が獲得可能です。一方、「神居秒算」は、投資家が直接日本の不動産事業者に問い合わせを行う「直接送客」と、NeoX China及びNeoX Japanが間に入ってコンサルティングを行う「間接送客」があり、後者の場合には売買が成約した場合において、コンサルティングフィー(成約料の一定の割合)を不動産事業者から獲得するフロー型の収益となっています。
(8)取得対象子会社に関する子会社取得の対価の額
NeoX Japan及びNeoX Chinaの一部事業を譲受する為に新設される会社の普通株式 1,200百万円
アドバイザリー費用等 約23百万円
合計 約1,223百万円
以 上