訂正有価証券届出書(新規公開時)

【提出】
2018/12/04 15:00
【資料】
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【項目】
82項目

業績等の概要

(1)業績
第13期事業年度(自 平成29年1月1日 至 平成29年12月31日)
当事業年度におけるわが国経済は、政府や日本銀行による経済政策・金融政策の効果もあり、企業収益や雇用・所得環境の改善傾向が継続する中で、緩やかな回復基調となりましたが、主要国の政策と関連した海外経済の不確実性や中国を始めとする新興国の経済動向等のリスクもあり、先行きは不透明な状況にあります。
リフォーム業界におきましては、リフォーム工事の事業所数は年々増加しており、専門会社以外のハウスメーカーや住宅設備メーカー、ホームセンターなど多岐にわたっております。
このような社会環境の中、当社では、北海道を中心とした東北・関東を含む三つのエリアの営業展開を引き続き図りつつ、新たなエリア構築のため特に関東圏は幅広く営業活動を行ってまいりました。また、先々を見据えたエリア拡大のための基礎となるべく積極的に採用活動を行い、人材育成及び営業力強化に注力した体制作りを継続してまいりました。
以上の結果、当事業年度の売上高は1,235,978千円(前年同期比17.3%増)、営業利益は43,396千円(前年同期比55.4%増)、経常利益は47,883千円(前年同期比49.9%増)、当期純利益は31,594千円(前年同期比49.9%増)となり、増収及び増益となりました。
セグメント別の業績は、以下のとおりであります。
① 外壁リフォーム工事
外壁リフォーム工事については、北海道地区に人的資本を集中的に投入したことと、関東地区で新たに北関東エリアに進出した結果、受注高は増え、売上高は1,084,275千円(前年同期比20.2%増)、セグメント利益は141,343千円(前年同期比19.1%増)となりました。
なお、地域ごとの売上高の内訳としては、北海道地区(2支店)535,010千円(前年同期比54.7%増)、東北地区(1支店)271,655千円(前年同期比23.3%減)、関東地区(1支店)277,610千円(前年同期比37.4%増)となりました。
② その他リフォーム工事
その他リフォーム工事については、受注高が前年同期から僅かに減少し、売上高は76,638千円(前年同期比4.0%減)、セグメント利益は3,036千円(前年同期比45.7%減)となりました。
③ 材料販売
材料販売については、受注高が前年同期から僅かに増加し、売上高は75,064千円(前年同期比4.9%増)、セグメント利益は10,752千円(前年同期比16.8%増)となりました。
第14期第3四半期累計期間(自 平成30年1月1日 至 平成30年9月30日)
当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、各国の通商問題や政治情勢、金融政策の動向に留意する必要があるものの、雇用・所得環境の改善や個人消費に持ち直しの動きが続いたことから、緩やかな回復基調となりました。
リフォーム業界におきましては、リフォーム工事の事業者数は年々増加しており、専門会社以外のハウスメーカーや住宅設備メーカー、ホームセンターなど多岐にわたっております。
このような社会環境の中、当社では、北海道・東北・関東の三つのエリアの営業展開を引き続き図り、営業活動を行ってまいりました。また、先々を見据えたエリア拡大のための基礎を固めるべく積極的に採用活動を行い、人材育成及び営業力強化に注力した体制作りを継続してまいりました。
この結果、当第3四半期累計期間の経営成績は、売上高963,655千円、営業利益42,510千円、経常利益43,654千円、四半期純利益は34,643千円となりました。
セグメントの業績は、以下のとおりであります。
① 外壁リフォーム工事
外壁リフォーム工事については、売上高は852,557千円、セグメント利益は110,092千円となりました。
なお、地域ごとの売上高の内訳としては、北海道地区(1支店)362,506千円、東北地区(1支店)252,389千円、関東地区(1支店)237,661千円となりました。
② その他リフォーム工事
その他リフォーム工事については、売上高は54,005千円、セグメント利益は3,323千円となりました。
③ 材料販売
材料販売については、売上高は57,093千円、セグメント利益は8,696千円となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
第13期事業年度(自 平成29年1月1日 至 平成29年12月31日)
当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、86,602千円(前事業年度末48,669千円)であり、前事業年度末と比較し37,932千円の増加となりました。
当事業年度における各キャッシュ・フローの状況は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は36,562千円(前事業年度は40,373千円の獲得)となりました。これは、主に税引前当期純利益46,550千円、減価償却費8,034千円等により資金が増加した一方、売上債権の増加額18,697千円等により、資金が減少したことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は4,828千円(前事業年度は6,768千円の使用)となりました。これは、主に保険積立金の積立による支出3,530千円、貸付けによる支出1,009千円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果獲得した資金は6,198千円(前事業年度は52,670千円の使用)となりました。これは、主に短期借入金の純増加額20,000千円、長期借入金の借入れによる収入20,000千円により資金が増加した一方、長期借入金の返済による支出31,476千円等により、資金が減少したことによるものであります。