有価証券届出書(新規公開時)
沿革
年月 | 概要 |
平成3年11月 | 東京都港区南青山において、マーケティング関連の企画、コンサルティングを行うことを目的として、株式会社アラン(資本金10百万円)を設立 |
平成7年7月 | 本社を東京都港区西麻布に移転 |
平成11年10月 | 本社を東京都港区赤坂に移転 |
平成12年2月 | インターネット・ゴルフ場予約専門サイト「GORA」を開始 |
平成13年11月 | 商号を株式会社アランからアラン株式会社へ変更 |
平成14年2月 | 本社を東京都文京区小石川に移転 |
平成15年8月 | ゴルフ場予約専門サイト「GORA」事業を楽天株式会社(現:「Rakuten GORA」)に営業譲渡 |
平成15年11月 | 本社を東京都千代田区神田淡路町に移転 |
平成16年2月 | White Publishing, Inc.(現:VELTRA Inc.)の全株式を取得 |
平成16年4月 | 現地体験ツアー「Alan1.net」(現:「VELTRA」)の本格稼動 |
平成20年4月 | 本社を東京都新宿区納戸町に移転 |
平成23年11月 | 本社を東京都新宿区市谷に移転 |
平成24年4月 | グローバルな事業拡大を目的に、ブランド名を「Alan1.net」から「VELTRA」に変更。商号をアラン株式会社からベルトラ株式会社へ変更 |
平成24年4月 | 英語サイトを開設 |
平成24年11月 | システム開発を目的としてマレーシアにVELTRA Malaysia Sdn.Bhd.を設立 |
平成27年9月 | 中国語(繁体字・簡体字)サイトを開設 |
平成27年9月 | グループ再編を行うことを目的としてルクセンブルクにVELTRA S.à r.l.(現:PAXCITE S.à r.l.)を設立(注1-1参照) |
平成27年11月 | 本社を東京都中央区八重洲に移転 |
平成28年2月 | City Discovery SAS(現:VELTRA SAS、連結子会社)の全株式を取得(平成30年8月14日開催の取締役会において、閉鎖することを決議し、清算手続き中であります) |
平成28年7月 | 当社子会社のVELTRA S.à r.l.がルクサランジャポン合同会社の全持分を取得(注1-2参照) |
平成28年7月 | ルクサランジャポン合同会社がVELTRA S.à r.l.の第三者割当増資を引受け、株式の持合状態となる(注1-3参照) |
平成28年7月 | 当社株主とルクサランジャポン合同会社の間で株式交換の実施(注1-4参照) |
平成28年7月 | VELTRA S.à r.l.が当社保有のVELTRA S.à r.l.株式を取得し、当社とVELTRA S.à r.l.の保有関係を解消(注1-5参照) |
平成28年7月 | 当社を存続会社とし、ルクサランジャポン合同会社を吸収合併(注1-6参照) |
平成29年3月 | 贝鲁多拉情報技術(上海)有限公司を設立(平成30年8月14日開催の取締役会において、閉鎖することを決議し、清算手続き中であります) |
平成29年6月 | 日本国内の商品をアジア市場に供給する事を目的としてシンガポールにLINKTIVITY PTE.LTD.を設立し、B2B(*)向けビジネス開始 |
平成29年12月 | 韓国に拠点を置く12CM(ワンツーシーエム)社とフランチャイズ契約を行い、「VELTRA」ブランドとして韓国人旅行者向けの現地体験ツアー(www.veltra.kr)を開始 |
平成29年12月 | VELTRA S.à r.l.が保有する当社株式をVELTRA S.à r.l.の株主に現物分配され、VELTRA S.à r.l.との資本関係を解消(注2参照) |
*B2Bとは、Business to Businessの略称で、「企業間の取引」を意味しております。
(注1)グループ再編の経緯と目的について
VELTRA S.à r.l.は、旅行関連事業のグローバル規模展開、並びに事業の多角化を目指す世界戦略を進めるために、コスト面でリーズナブルでありかつバイリンガルなグローバル人材が多いルクセンブルグに当社の完全子会社として平成27年9月に設立いたしました。
そして、当時の当社の取締役がVELTRA S.à r.l.の取締役に就任しマネジメントを行うことで、本格的に世界戦略を進めていくという構想のもと、当社株主及びルクサランジャポン合同会社との間における株式交換及び当社によるルクサランジャポン合同会社の吸収合併(以下、コーポレートインバージョン)を実行し、VELTRA S.à r.l.は平成28年7月に、当社の完全親会社となりました。
*ルクサランジャポン合同会社は、当社株式の対価として株主にVELTRA S.à r.l.株式を交付し、株主は、VELTRA S.à r.l.株式の対価としてルクサランジャポン合同会社に当社株式を交付しております。
(注2)当社株式の現物分配について
上記(注1)グループ再編の経緯と目的について記載いたしましたコーポレートインバージョンの実行中に、City Discovery SAS(現:VELTRA SAS、以下、CityDiscovery)の買収事案が発生し、当社がそれまでリーチできていなかった欧州での事業推進を加速させることが可能であると判断し、平成28年2月にCityDiscoveryを買収いたしました。
コーポレートインバージョン後に、VELTRA S.à r.l.を中心とした世界戦略を進めているなかで、欧州で発生したテロ等でその地域の旅行業界に大きな影響があったこと、また、当社の取締役メンバーが現取締役メンバーに変更され、そのメンバーで旅行関連事業を注力すべきと判断し、グループ全体の体制の見直しを図ることとしました。
以上を踏まえ、当社グループがVELTRA S.à r.l.から分離し、また、当社が上場を行うことが、当社グループの企業価値向上にとって最善であるという判断のもと、VELTRA S.à r.l.の株主に対して、VELTRA S.à r.l.より当社株式の現物分配が実行されVELTRA S.à r.l.と当社の株主構成は同一となり、最終的には平成29年12月1日に、VELTRA S.à r.l.との資本関係解消に至っております。