業績予想修正の理由

(１) 2020年11月期通期連結業績予想2020年11月期通期業績予想につきましては、前回公表いたしました2020年７月３日時点では新型コロナウィルス感染症拡大による影響が不透明であり、合理的に算定することが困難なため未定といたしました。このような状況は、当連結会計年度中は継続するものと想定しておりますが、当社グループが主力とする福祉事業・介護事業はご利用者様にとって必要不可欠なサービスであることから、事業環境が著しく悪化する可能性は極めて低いと仮定し、通期業績予想を算出しましたので公表いたします。
福祉・介護事業につきましては、第２四半期会計期間と比べ福祉事業ではご利用者様の施設利用が６％程度増加、介護事業ではご利用者様の施設利用が10%程度増加いたしました。学校の再開や外出自粛要請が解除され、ご利用者様の施設利用が回復してきております。特に共同生活援助(グループホーム)は、積極的な出店に加え、問い合わせも増加してきており、第２四半期会計期間と比べご利用者様の施設利用が57％程度増加いたしました。
外食事業につきましては、７月下旬からの新型コロナウィルス感染者数の増加にともない、８月は営業時間を短縮しておりましたが、９月以降は営業時間の短縮が緩和されたことにより前年同期と比べ来店客数が60％台まで回復しております。
これらの実情を踏まえて、現時点において入手可能な情報に基づき、業績予想を算定いたしました。(２) 2020年11月期通期個別業績予想2020年11月期通期個別業績予想につきましても、連結業績予想の福祉事業、外食事業の理由と同様の要因であります。(注)上記の連結業績予想は現時点における入手可能な情報に基づいており、実際の業績は様々な要因により予想値と異なる可能性があります。