有価証券届出書(新規公開時)

【提出】
2020/03/19 15:00
【資料】
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【項目】
147項目

研究開発活動

第59期連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
当連結会計年度の研究開発活動は、水栓金具の研究開発技術力の維持、向上が図れるように、世の中に無い新規性の高いモデルの商品開発を積極的に進めております。固有技術の確立無くして開発の将来は無いとの危機感から、2014年度に研究部を独立した組織として編成し、人と環境に優しい新技術開発を方針としております。
研究の主な目的は、「当社固有の要素技術」を生み出す事を目的としております。メカと電子コア技術の融合による利便性を向上させ、新しいライフスタイルの提供に主眼をおいております。
主要課題としましては、将来を見据え、電子デバイスの応用技術、キーパーツ、材料研究を中心とした課題に取り組んでおりますが、使用感や環境にも配慮した商品開発に取り組んでおります。
研究開発体制は、ものづくり本部内の「研究部」が主体となり、開発部とのコンカレント設計体制をとっております。研究部の総責任者は、ものづくり本部長で、研究部員数名で構成されております。電子デバイス、キーパーツ、材料関連の研究を軸に取り組んでおります。
中・長期のテーマは『製造本部会議』で審議しております。各課題については、週次で「要素技術検討会」を開催し、スピーディーに対応できる体制となっております。
研究開発費に対する基本的な考え方は、固有技術の確立を重要課題としてとらえ、固有技術の確立無くして開発の将来は無いとの危機感から研究に取り組んでおります。
当連結会計年度における当社グループが支出した研究開発費の総額は、72百万円であります。
当社グループは単一セグメントであるため、製品ごとの主な研究開発活動を下記に記載しております。
年度新製品又は新技術名
2019年3月期従来より低温使用にも耐えうる凍結防止上部
水栓金具に軽く触れるだけで吐止水を制御するユニット
吐水のON・OFFセンサを追加し吐水口センサと合わせた2センサキッチン水栓
省電力・乾電池を用いたセンサーパイプ


第60期第3四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年12月31日)
当第3四半期連結累計期間の研究開発活動は、前連結会計年度と同じく、水栓金具の研究開発技術力の維持、向上が図れるように、世の中に無い新規性の高いモデルの商品開発を積極的に進めております。
当第3四半期連結累計期間における当社グループが支出した研究開発費の総額は、78百万円であります。