有価証券届出書(新規公開時)

【提出】
2020/11/10 15:00
【資料】
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【項目】
150項目
(2)【手取金の使途】
上記の手取概算額964百万円については、以下のとおり、①設備資金、②運転資金、③借入金返済及び④連結子会社における運転資金のための投融資資金として、優先順位をつけて充当する予定であり、その具体的な内容及び充当予定時期は以下のとおりであります。
①設備資金
経年劣化に伴う車両入替費用に400百万円(2021年12月期に200百万円、2022年12月期に200百万円)を充当する予定であります。当該車両は連結子会社である株式会社アクティー、株式会社東京アクティー、株式会社福井アクティー、株式会社横浜LSP及び各物流子会社に貸与される予定であります。
また、2021年10月に稼働予定となっている福井センター物流設備に86百万円(2021年12月期)を充当する予定であります。当該設備は連結子会社である株式会社福井アクティーに貸与される予定であります。
②運転資金
2021年12月期に113百万円の充当を予定しております。内訳としては、新規業務立ち上げにかかる採用費や旅費交通費等として60百万円、業務運営の効率化を図るための施策に対する投資としてシステム開発やIT機器の導入に53百万円の充当を予定しております。
③借入金返済
長期借入金の返済資金の一部として200百万円(2021年12月期)を充当する予定であります。
④連結子会社における運転資金のための投融資資金
2021年12月期に104百万円の充当を予定しております。内訳としては、連結子会社における既存業務の増加に併せた消耗品(マテハン機器(注2))の購入費用60百万円(株式会社アクティーにおいて12百万円、株式会社東京アクティーにおいて24百万円、株式会社コラビスにおいて24百万円)、物流子会社全社において既存業務の増加に併せた増員にかかる福利厚生費や採用費に30百万円、株式会社福井アクティーにおいて2021年10月に稼働予定となっている福井センターの事務備品及び消耗品等の初期準備費用に14百万円の充当を予定しております。
また、残額につきましては、当社グループの事業規模拡大のための運転資金に充当する方針でありますが、具体化している事項はありません。
なお、具体的な充当時期までは、安全性の高い金融商品等で運用する方針であります。
(注1)設備資金の内容については、「第二部 企業情報 第3 設備の状況 3 設備の新設、除却等の計画」の項をご参照下さい。
(注2)「マテハン機器」とは、マテリアルハンドリング機器の略称で、保管ラックやパレット、カゴ車やフォークリフトなど、モノの保管・運搬などの物流業務を効率化するために用いられる荷役機器であります。