有価証券届出書(新規公開時)
(3)【その他】
当社は、2020年2月3日の株式移転により、株式会社ビズリーチの完全親会社として設立されました。株式移転前の実質的な統括会社であった株式会社ビズリーチを親会社とする連結財務諸表が、当社グループの状況をより反映すると考えられるため、参考として株式会社ビズリーチの前連結会計年度(自 2018年8月1日 至 2019年7月31日)に係る連結財務諸表を記載しております。
なお、連結財務諸表については、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和51年大蔵省令第28号)に基づいて作成しております。前連結会計年度(自 2018年8月1日 至 2019年7月31日)の連結財務諸表について、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、有限責任監査法人トーマツの監査を受けております。
(株式会社ビズリーチ)
連結財務諸表
(1)連結財務諸表
① 連結貸借対照表
② 連結損益計算書及び連結包括利益計算書
連結損益計算書
連結包括利益計算書
③ 連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 2018年8月1日 至 2019年7月31日)
④ 連結キャッシュ・フロー計算書
注記事項
(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)
1.連結の範囲に関する事項
(1)連結子会社の状況
・連結子会社の数 2社
・主要な連結子会社の名称
株式会社ProDoctor
桜ヶ丘キャピタル株式会社
(2)非連結子会社の状況
・非連結子会社の名称
BIZREACH SINGAPORE PTE.LTD.
株式会社FREEZE LAB
・連結の範囲から除いた理由
非連結子会社は、いずれも小規模であり、合計の総資産、売上高、当期純損益(持分に見合う額)及び利益剰余金(持分に見合う額)等は、いずれも連結財務諸表に重要な影響を及ぼしていないため、連結の範囲から除いております。
2.持分法の適用に関する事項
(1)持分法を適用した非連結子会社及び関連会社の状況
持分法適用の非連結子会社及び関連会社はありません。
(2)持分法を適用しない非連結子会社及び関連会社の状況
・非連結子会社の名称
BIZREACH SINGAPORE PTE.LTD.
株式会社FREEZE LAB
・持分法を適用しない理由
持分法を適用しない非連結子会社は、いずれも小規模であり、合計の総資産、売上高、当期純損益(持分に見合う額)及び利益剰余金(持分に見合う額)等は、いずれも連結財務諸表に重要な影響を及ぼしていないため、持分法を適用しておりません。
3.連結子会社の事業年度等に関する事項
連結子会社の決算日は、連結決算日と一致しております。
4.会計方針に関する事項
(1)重要な資産の評価基準及び評価方法
① 有価証券の評価基準及び評価方法
子会社株式
移動平均法による原価法
その他有価証券
時価のないもの
移動平均法による原価法
② たな卸資産
仕掛品
個別法による原価法(連結貸借対照表価額は収益性の低下による簿価切下げの方法により算定)
(2)重要な減価償却資産の減価償却の方法
① 有形固定資産(リース資産を除く)
建物は定額法を、工具、器具及び備品については定率法を採用しております。
なお、主な耐用年数は次のとおりであります。
建物 2~41年
工具、器具及び備品 2~15年
② 無形固定資産(リース資産を除く)
定額法を採用しております。
なお、主な償却年数は次のとおりであります。
自社利用のソフトウエア 5年(社内における見込利用期間)
③ リース資産
所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産
リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法を採用しております。
(3)重要な引当金の計上基準
① 貸倒引当金
債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上しております。
② 賞与引当金
従業員に対して支給する賞与の支出に充てるため、支給見込額に基づき当連結会計年度に見合う分を計上しております。
③ 売上返金引当金
当連結会計年度末日後に予想される売上返金による損失に備えるため、過去の返金率等に基づき、将来の返金に伴う損失予想額を計上しております。
(4)連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲
手許現金、随時引き出し可能な預金及び容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日から3ヶ月以内に償還期限の到来する短期的な投資からなっております。
(5)その他連結財務諸表作成のための重要な事項
① 外貨建の資産及び負債の本邦通貨への換算基準
外貨建金銭債権債務は、連結決算日の直物為替相場により円貨に換算し、換算差額は損益として処理しております。
② 消費税等の会計処理
消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっております。
(未適用の会計基準等)
前連結会計年度(自 2018年8月1日 至 2019年7月31日)
・「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号2018年3月30日)
・「収益認識に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第30号2018年3月30日)
(1)概要
収益認識に関する包括的な会計基準であります。収益は、次の5つのステップを適用し認識されます。
ステップ1:顧客との契約を識別する。
ステップ2:契約における履行義務を識別する。
ステップ3:取引価格を算定する。
ステップ4:契約における履行義務に取引価格を配分する。
ステップ5:履行義務を充足した時に又は充足するにつれて収益を認識する。
(2)適用予定日
2022年7月期の期首より適用予定であります。
(3)当該会計基準等の適用による影響
影響額は、当連結財務諸表の作成時において評価中であります。
(連結貸借対照表関係)
※ 非連結子会社に対するものは、次のとおりであります。
(連結損益計算書関係)
※1 販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額は、次のとおりであります。
※2 一般管理費に含まれる研究開発費の総額は、次のとおりであります。
(連結包括利益計算書関係)
※ その他の包括利益に係る組替調整額及び税効果額
(連結株主資本等変動計算書関係)
前連結会計年度(自 2018年8月1日 至 2019年7月31日)
1.発行済株式に関する事項
2.自己株式に関する事項
該当事項はありません。
3.新株予約権等に関する事項
(注)1.第8回新株予約権及び第9回新株予約権は、権利行使期間の初日が到来しておりません。
4.配当に関する事項
該当事項はありません。
(連結キャッシュ・フロー計算書関係)
※ 現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係は、次のとおりであります。
(リース取引関係)
前連結会計年度(自 2018年8月1日 至 2019年7月31日)
1.ファイナンス・リース取引
(借主側)
所有権移転外ファイナンス・リース取引
①リース資産の内容
・有形固定資産 主として、本社及び各拠点におけるPC(工具、器具及び備品)であります。
②リース資産の減価償却の方法
連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項「4.会計方針に関する事項(2)重要な減価償却資産の減価償却の方法」に記載のとおりであります。
2.オペレーティング・リース取引
(借主側)
オペレーティング・リース取引のうち解約不能のものに係る未経過リース料
(金融商品関係)
前連結会計年度(自 2018年8月1日 至 2019年7月31日)
1.金融商品の状況に関する事項
(1)金融商品に対する取組方針
当社グループは、資金計画に基づき必要な資金を金融機関からの借入等により調達しております。資産運用については安全性の高い金融資産による運用に限定しております。
(2)金融商品の内容及びそのリスク並びにリスク管理体制
営業債権である売掛金は、顧客の信用リスクに晒されております。投資有価証券は、市場価格の変動リスクに晒されております。敷金は主にオフィスの賃貸借契約に係るものであり、差入先の信用リスクに晒されております。
営業債務である未払金は、ほとんど1年以内の支払期日であります。変動金利の借入金は、金利の変動リスクに晒されております。
(3)金融商品に係るリスク管理体制
①信用リスクの管理
営業債権については取引相手ごとに期日及び残高を管理するとともに、回収遅延債権は、毎月、各部門長へ報告され、督促など早期回収のための取り組みが行われております。
②市場リスクの管理
投資有価証券については、定期的に発行体(取引先企業)の財務状況等を把握し、取引先企業との関係を勘案して保有状況を継続的に見直しております。
③資金調達に係る流動性リスクの管理
適時に資金繰り計画を作成・更新するとともに、一定の手許流動性を維持することなどにより、流動性リスクを管理しております。
(4)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された価額が含まれております。当該価額の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することにより、当該価額が変動することもあります。
2.金融商品の時価等に関する事項
連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものは、次表には含めておりません((注2)を参照ください。)。
(※1) 売掛金に対応する貸倒引当金を控除しております。
(※2) 1年内返済予定の長期借入金を含んでおります。
(注1)金融商品の時価の算定方法に関する事項
資 産
(1)現金及び預金、並びに(2)受取手形及び売掛金
これらはすべて短期で決済されるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっております。
(3)敷金
敷金については、返還時期の見積りを行い、返還までの期間に対応した国債利回りに信用リスクを加味した割引率で将来キャッシュ・フローの見積額を割り引いて算出しております。
なお、「連結貸借対照表計上額」及び「時価」については、敷金の回収が最終的に見込めないと認められる部分の金額(資産除去債務の未償却残高)を控除しております。
負 債
(1)未払金
すべて短期で決済されるものであるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっております。
(2)長期借入金
長期借入金の時価については、元利金の合計額を、同様の新規借入を行った場合に想定される利率で割り引いた現在価値により算定しております。ただし、変動金利によるものは、短期間で市場金利が反映され、また、当社の信用状態は実行後大きく異なっていないため、時価は帳簿価額とほぼ等しいことから当該帳簿価額によっております。
(注2)時価を算定することが極めて困難と認められる金融商品の連結貸借対照表計上額
これらについては、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難であることから、時価開示の対象としておりません。
(注3)金銭債権の連結決算日後の償還予定額
(注4)長期借入金の連結決算日後の返済予定額
(有価証券関係)
1.その他有価証券
前連結会計年度(自 2018年8月1日 至 2019年7月31日)
非上場株式(連結貸借対照表計上額62百万円)は、市場価格がなく、時価を反映することが極めて困難と認められることから、記載しておりません。
2.減損処理を行った有価証券
前連結会計年度(自 2018年8月1日 至 2019年7月31日)
当連結会計年度において、有価証券について39百万円(その他有価証券で時価を把握することが極めて困難と認められる株式)の減損処理を行っています。
なお、時価を把握することが極めて困難と認められる有価証券については、発行会社の財政状態の悪化により、実質価額が著しく低下した場合には、回復可能性を考慮して減損処理を行っております。
(ストック・オプション等関係)
前連結会計年度(自 2018年8月1日 至 2019年7月31日)
1.ストック・オプションにかかる費用計上額及び科目名
該当事項はありません。
2.ストック・オプションの内容、規模及びその変動状況
前連結会計年度において存在したストック・オプションを対象とし、ストック・オプションの数については、株式数に換算して記載しております。
なお、2020年12月7日付株式分割(1株につき100株の割合)による分割後の数値を記載しております。
(1)ストック・オプションの内容
(注)1.付与対象者の区分及び人数は、新株予約権の付与時点における内容を記載しております。
2.「第4 提出会社の状況 1 株式等の状況 (2)新株予約権等の状況」に記載のとおりであります。
(2)ストック・オプションの規模及びその変動状況
当連結会計年度(2019年7月期)において存在したストック・オプションを対象とし、ストック・オプションの数については、株式数に換算して記載しております。
①ストック・オプションの数
②単価情報
3.ストック・オプションの公正な評価単価の見積方法
ストック・オプション付与時点において当社は未公開株式であるため、ストック・オプションの公正な評価単価の見積方法を単位当たりの本源的価値の見積りによっております。また、単位当たりの本源的価値の算定基礎となる自社の株式価値は、純資産方式及びDCF法等の結果を総合的に勘案して決定しております。
4.ストック・オプションの権利確定数の見積方法
基本的には、将来の失効数の合理的な見積りは困難であるため、実績の失効数のみ反映させる方法を採用しております。
5.ストック・オプションの単位当たりの本源的価値により算定を行う場合の当連結会計年度末における本源的価値の合計額及び当連結会計年度において権利行使されたストック・オプションの権利行使日における本源的価値の合計額
(税効果会計関係)
前連結会計年度(自 2018年8月1日 至 2019年7月31日)
1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
(注) 1.評価性引当金が1百万円増加しております。この増加の主な内容は、連結子会社において税務上の繰越欠損金に係る評価性引当金を3百万円追加的に認識したことに伴うものであります。
2.税務上の繰越欠損金及びその繰延税金資産の繰越期限別の金額
(a) 税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額であります。
2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主要な項目別の内訳
(資産除去債務関係)
当社の本社オフィス等については不動産賃貸借契約に基づき、退去時における原状回復費用については、資産除去債務の負債計上に代えて、不動産賃貸借契約に関連する敷金の回収が最終的に見込めないと認められる金額を合理的に見積り、そのうち当連結会計年度の負担に属する金額を費用に計上する方法によっております。
(セグメント情報等)
セグメント情報
前連結会計年度(自 2018年8月1日 至 2019年7月31日)
1.報告セグメントの概要
(1)報告セグメントの決定方法
当社グループの報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社グループは、事業を基礎としたセグメントで構成されており、「HR Tech」、「Incubation」の2つを報告セグメントとしております。
(2)各報告セグメントに属する製品及びサービスの種類
「HR Tech」セグメントは、"プロフェッショナル人材に特化した会員制転職サイト"「ビズリーチ」、"挑戦する20代の転職サイト"「キャリトレ」、"求人検索エンジン"「スタンバイ」、"OG/OB訪問ネットワーク"「ビズリーチ・キャンパス」、"採用管理クラウド"「HRMOS採用」等のサービスを行っております。
「Incubation」セグメントは、"物流DXプラットフォーム"「トラボックス」、"事業承継M&Aプラットフォーム"「BizReach SUCCEED(ビズリーチ・サクシード)」、"B2Bリードジェネレーション・プラットフォーム"「BizHint(ビズヒント)」等のサービスを行っております。
2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と同一であります。
報告セグメントの利益は営業利益ベースの数値であります。セグメント間の内部収益及び振替高は市場実勢価格に基づいております。
なお、当社グループは、内部管理上、事業セグメントに資産を配分しておりませんが、減価償却額及びのれんの償却額は配分しております。
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失その他の項目の金額に関する情報
(注) 1.セグメント利益又は損失(△)の調整額△555百万円は、報告セグメントに帰属しない全社費用△555百万円であります。
2.セグメント利益又は損失(△)は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
関連情報
前連結会計年度(自 2018年8月1日 至 2019年7月31日)
1.製品及びサービスごとの情報
セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
2.地域ごとの情報
(1)売上高
本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。
(2)有形固定資産
本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております。
3 主要な顧客ごとの情報
外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手がいないため、記載を省略しております。
報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報
前連結会計年度(自 2018年8月1日 至 2019年7月31日)
セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報
前連結会計年度(自 2018年8月1日 至 2019年7月31日)
該当事項はありません。
報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報
前連結会計年度(自 2018年8月1日 至 2019年7月31日)
該当事項はありません。
関連当事者情報
前連結会計年度(自 2018年8月1日 至 2019年7月31日)
1.関連当事者との取引
(1)連結財務諸表提出会社と関連当事者との取引
連結財務諸表提出会社の役員及び主要株主(個人の場合に限る。)等
(注)取引条件及び取引条件の決定方針等
当社代表取締役社長南壮一郎より、当社の銀行借入について保証を受けております。
なお、保証料の支払は行っておりません。
(2)連結財務諸表提出会社の連結子会社と関連当事者との取引
該当事項はありません。
2.親会社又は重要な関連会社に関する注記
該当事項はありません。
(1株当たり情報)
(注)1.2020年11月20日開催の取締役会決議により、2020年12月7日付で普通株式1株につき100株の株式分割を行いましたが、株式会社ビズリーチの当連結会計年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定し、1株当たり純資産額及び1株当たり当期純利益金額を算定しております。
2.1株当たり純資産額については、優先株式に対する残余財産の分配額を控除して算定しております。
3.1株当たり当期純利益については、A種優先株式は剰余金の配当請求権について普通株式と同等の権利を有しているため、普通株式と同等の株式として取り扱っております。
4.潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式はありますが、当社株式は非上場株式であるため期中平均株価が把握できませんので記載しておりません。
5.1株当たり当期純利益金額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
6.1株当たり純資産額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
当社は、2020年2月3日の株式移転により、株式会社ビズリーチの完全親会社として設立されました。株式移転前の実質的な統括会社であった株式会社ビズリーチを親会社とする連結財務諸表が、当社グループの状況をより反映すると考えられるため、参考として株式会社ビズリーチの前連結会計年度(自 2018年8月1日 至 2019年7月31日)に係る連結財務諸表を記載しております。
なお、連結財務諸表については、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和51年大蔵省令第28号)に基づいて作成しております。前連結会計年度(自 2018年8月1日 至 2019年7月31日)の連結財務諸表について、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、有限責任監査法人トーマツの監査を受けております。
(株式会社ビズリーチ)
連結財務諸表
(1)連結財務諸表
① 連結貸借対照表
(単位:百万円) | |
前連結会計年度 (2019年7月31日) | |
資産の部 | |
流動資産 | |
現金及び預金 | 4,761 |
受取手形及び売掛金 | 2,132 |
仕掛品 | 158 |
前払費用 | 434 |
その他 | 82 |
貸倒引当金 | △55 |
流動資産合計 | 7,515 |
固定資産 | |
有形固定資産 | |
建物 | 538 |
減価償却累計額 | △163 |
建物(純額) | 375 |
リース資産 | 148 |
減価償却累計額 | △31 |
リース資産(純額) | 117 |
建設仮勘定 | 13 |
その他 | 456 |
減価償却累計額 | △206 |
その他(純額) | 249 |
有形固定資産合計 | 755 |
無形固定資産 | |
ソフトウエア | 37 |
ソフトウエア仮勘定 | 1 |
無形固定資産合計 | 39 |
投資その他の資産 | |
投資有価証券 | 62 |
関係会社株式 | ※ 19 |
敷金 | 884 |
破産更生債権等 | 1 |
繰延税金資産 | 553 |
その他 | 25 |
貸倒引当金 | △1 |
投資その他の資産合計 | 1,545 |
固定資産合計 | 2,340 |
資産合計 | 9,856 |
(単位:百万円) | |
前連結会計年度 (2019年7月31日) | |
負債の部 | |
流動負債 | |
1年内返済予定の長期借入金 | 56 |
未払金 | 1,937 |
未払法人税等 | 311 |
前受収益 | 1,910 |
リース債務 | 52 |
賞与引当金 | 435 |
売上返金引当金 | 12 |
その他 | 472 |
流動負債合計 | 5,190 |
固定負債 | |
長期借入金 | 30 |
リース債務 | 78 |
その他 | 9 |
固定負債合計 | 118 |
負債合計 | 5,308 |
純資産の部 | |
株主資本 | |
資本金 | 2,097 |
資本剰余金 | 2,067 |
利益剰余金 | 362 |
株主資本合計 | 4,527 |
新株予約権 | 20 |
純資産合計 | 4,547 |
負債純資産合計 | 9,856 |
② 連結損益計算書及び連結包括利益計算書
連結損益計算書
(単位:百万円) | |
前連結会計年度 (自 2018年8月1日 至 2019年7月31日) | |
売上高 | 21,492 |
売上原価 | 3,228 |
売上総利益 | 18,263 |
販売費及び一般管理費 | ※1,※2 17,749 |
営業利益 | 514 |
営業外収益 | |
受取利息 | 0 |
助成金収入 | 3 |
違約金収入 | 0 |
その他 | 1 |
営業外収益合計 | 4 |
営業外費用 | |
支払利息 | 0 |
新株予約権発行費 | 2 |
為替差損 | 3 |
その他 | 0 |
営業外費用合計 | 7 |
経常利益 | 511 |
特別損失 | |
減損損失 | 41 |
投資有価証券評価損 | 39 |
関係会社株式評価損 | 9 |
事業整理損失 | 9 |
関係会社債権放棄損 | 17 |
特別損失合計 | 118 |
税金等調整前当期純利益 | 393 |
法人税、住民税及び事業税 | 334 |
法人税等調整額 | △276 |
法人税等合計 | 58 |
当期純利益 | 335 |
親会社株主に帰属する当期純利益 | 335 |
連結包括利益計算書
(単位:百万円) | |
前連結会計年度 (自 2018年8月1日 至 2019年7月31日) | |
当期純利益 | 335 |
その他の包括利益 | |
その他有価証券評価差額金 | △0 |
為替換算調整勘定 | △0 |
その他の包括利益合計 | ※ △0 |
包括利益 | 334 |
(内訳) | |
親会社株主に係る包括利益 | 334 |
非支配株主に係る包括利益 | - |
③ 連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 2018年8月1日 至 2019年7月31日)
(単位:百万円) | ||||
株主資本 | ||||
資本金 | 資本剰余金 | 利益剰余金 | 株主資本合計 | |
当期首残高 | 2,097 | 2,067 | 31 | 4,196 |
当期変動額 | ||||
連結範囲の変動 | △4 | △4 | ||
親会社株主に帰属する 当期純利益 | 335 | 335 | ||
株主資本以外の項目の 当期変動額(純額) | - | |||
当期変動額合計 | - | - | 330 | 330 |
当期末残高 | 2,097 | 2,067 | 362 | 4,527 |
その他の包括利益累計額 | 新株予約権 | 純資産合計 | |||
その他有価証券 評価差額金 | 為替換算調整勘定 | その他の包括利益 累計額 | |||
当期首残高 | 0 | 0 | 0 | 20 | 4,217 |
当期変動額 | |||||
連結範囲の変動 | △0 | △0 | △4 | ||
親会社株主に帰属する 当期純利益 | 335 | ||||
株主資本以外の項目の 当期変動額(純額) | △0 | - | △0 | - | △0 |
当期変動額合計 | △0 | △0 | △0 | - | 330 |
当期末残高 | - | - | - | 20 | 4,547 |
④ 連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円) | |
前連結会計年度 (自 2018年8月1日 至 2019年7月31日) | |
営業活動によるキャッシュ・フロー | |
税金等調整前当期純利益 | 393 |
減価償却費 | 231 |
減損損失 | 41 |
投資有価証券評価損 | 39 |
関係会社株式評価損 | 9 |
売上債権の増減額(△は増加) | 13 |
前払費用の増減額(△は増加) | △184 |
賞与引当金の増減額(△は減少) | 120 |
未払金の増減額(△は減少) | 366 |
前受収益の増減額(△は減少) | △27 |
その他 | 100 |
小計 | 1,105 |
利息及び配当金の受取額 | 0 |
利息の支払額 | △0 |
法人税等の支払額 | △332 |
営業活動によるキャッシュ・フロー | 771 |
投資活動によるキャッシュ・フロー | |
有形固定資産の取得による支出 | △313 |
無形固定資産の取得による支出 | △36 |
投資有価証券の取得による支出 | △72 |
敷金の差入による支出 | △400 |
その他 | △0 |
投資活動によるキャッシュ・フロー | △823 |
財務活動によるキャッシュ・フロー | |
長期借入金の返済による支出 | △79 |
社債の償還による支出 | △8 |
リース債務の返済による支出 | △24 |
財務活動によるキャッシュ・フロー | △112 |
現金及び現金同等物に係る換算差額 | △0 |
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) | △165 |
現金及び現金同等物の期首残高 | 4,953 |
連結の範囲の変更に伴う現金及び現金同等物の増減額(△は減少) | △26 |
現金及び現金同等物の期末残高 | ※ 4,761 |
注記事項
(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)
1.連結の範囲に関する事項
(1)連結子会社の状況
・連結子会社の数 2社
・主要な連結子会社の名称
株式会社ProDoctor
桜ヶ丘キャピタル株式会社
(2)非連結子会社の状況
・非連結子会社の名称
BIZREACH SINGAPORE PTE.LTD.
株式会社FREEZE LAB
・連結の範囲から除いた理由
非連結子会社は、いずれも小規模であり、合計の総資産、売上高、当期純損益(持分に見合う額)及び利益剰余金(持分に見合う額)等は、いずれも連結財務諸表に重要な影響を及ぼしていないため、連結の範囲から除いております。
2.持分法の適用に関する事項
(1)持分法を適用した非連結子会社及び関連会社の状況
持分法適用の非連結子会社及び関連会社はありません。
(2)持分法を適用しない非連結子会社及び関連会社の状況
・非連結子会社の名称
BIZREACH SINGAPORE PTE.LTD.
株式会社FREEZE LAB
・持分法を適用しない理由
持分法を適用しない非連結子会社は、いずれも小規模であり、合計の総資産、売上高、当期純損益(持分に見合う額)及び利益剰余金(持分に見合う額)等は、いずれも連結財務諸表に重要な影響を及ぼしていないため、持分法を適用しておりません。
3.連結子会社の事業年度等に関する事項
連結子会社の決算日は、連結決算日と一致しております。
4.会計方針に関する事項
(1)重要な資産の評価基準及び評価方法
① 有価証券の評価基準及び評価方法
子会社株式
移動平均法による原価法
その他有価証券
時価のないもの
移動平均法による原価法
② たな卸資産
仕掛品
個別法による原価法(連結貸借対照表価額は収益性の低下による簿価切下げの方法により算定)
(2)重要な減価償却資産の減価償却の方法
① 有形固定資産(リース資産を除く)
建物は定額法を、工具、器具及び備品については定率法を採用しております。
なお、主な耐用年数は次のとおりであります。
建物 2~41年
工具、器具及び備品 2~15年
② 無形固定資産(リース資産を除く)
定額法を採用しております。
なお、主な償却年数は次のとおりであります。
自社利用のソフトウエア 5年(社内における見込利用期間)
③ リース資産
所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産
リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法を採用しております。
(3)重要な引当金の計上基準
① 貸倒引当金
債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上しております。
② 賞与引当金
従業員に対して支給する賞与の支出に充てるため、支給見込額に基づき当連結会計年度に見合う分を計上しております。
③ 売上返金引当金
当連結会計年度末日後に予想される売上返金による損失に備えるため、過去の返金率等に基づき、将来の返金に伴う損失予想額を計上しております。
(4)連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲
手許現金、随時引き出し可能な預金及び容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日から3ヶ月以内に償還期限の到来する短期的な投資からなっております。
(5)その他連結財務諸表作成のための重要な事項
① 外貨建の資産及び負債の本邦通貨への換算基準
外貨建金銭債権債務は、連結決算日の直物為替相場により円貨に換算し、換算差額は損益として処理しております。
② 消費税等の会計処理
消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっております。
(未適用の会計基準等)
前連結会計年度(自 2018年8月1日 至 2019年7月31日)
・「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号2018年3月30日)
・「収益認識に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第30号2018年3月30日)
(1)概要
収益認識に関する包括的な会計基準であります。収益は、次の5つのステップを適用し認識されます。
ステップ1:顧客との契約を識別する。
ステップ2:契約における履行義務を識別する。
ステップ3:取引価格を算定する。
ステップ4:契約における履行義務に取引価格を配分する。
ステップ5:履行義務を充足した時に又は充足するにつれて収益を認識する。
(2)適用予定日
2022年7月期の期首より適用予定であります。
(3)当該会計基準等の適用による影響
影響額は、当連結財務諸表の作成時において評価中であります。
(連結貸借対照表関係)
※ 非連結子会社に対するものは、次のとおりであります。
前連結会計年度 (2019年7月31日) | |
投資有価証券(株式) | 19百万円 |
(連結損益計算書関係)
※1 販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額は、次のとおりであります。
前連結会計年度 (自 2018年8月1日 至 2019年7月31日) | |
広告宣伝費 | 8,020百万円 |
給料手当 | 4,003 〃 |
賞与引当金繰入額 | 311 〃 |
※2 一般管理費に含まれる研究開発費の総額は、次のとおりであります。
前連結会計年度 (自 2018年8月1日 至 2019年7月31日) |
188百万円 |
(連結包括利益計算書関係)
※ その他の包括利益に係る組替調整額及び税効果額
(百万円) | |
前連結会計年度 (自 2018年8月1日 至 2019年7月31日) | |
その他有価証券評価差額金 | |
当期発生額 | - |
組替調整額 | △0 |
税効果調整前 | △0 |
税効果額 | - |
その他有価証券評価差額金 | △0 |
為替換算調整勘定 | |
当期発生額 | △0 |
その他の包括利益合計 | △0 |
(連結株主資本等変動計算書関係)
前連結会計年度(自 2018年8月1日 至 2019年7月31日)
1.発行済株式に関する事項
株式の種類 | 当連結会計年度期首 | 増加 | 減少 | 当連結会計年度末 |
普通株式(株) | 232,353 | ― | ― | 232,353 |
A種優先株式(株) | 53,301 | ― | ― | 53,301 |
合計(株) | 285,654 | ― | ― | 285,654 |
2.自己株式に関する事項
該当事項はありません。
3.新株予約権等に関する事項
会社名 | 内訳 | 目的となる 株式の種類 | 目的となる株式の数(株) | 当連結会計 年度末残高 (百万円) | |||
当連結会計 年度期首 | 増加 | 減少 | 当連結 会計年度末 | ||||
提出会社 | 第5回新株予約権 (ストックオプション) | ― | ― | ― | ― | ― | 4 |
第8回新株予約権 (ストックオプション) | ― | ― | ― | ― | ― | 10 | |
第9回新株予約権 (ストックオプション) | ― | ― | ― | ― | ― | 5 | |
合計 | ― | ― | ― | ― | 20 |
(注)1.第8回新株予約権及び第9回新株予約権は、権利行使期間の初日が到来しておりません。
4.配当に関する事項
該当事項はありません。
(連結キャッシュ・フロー計算書関係)
※ 現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係は、次のとおりであります。
前連結会計年度 (自 2018年8月1日 至 2019年7月31日) | |
現金及び預金 | 4,761百万円 |
現金及び現金同等物 | 4,761百万円 |
(リース取引関係)
前連結会計年度(自 2018年8月1日 至 2019年7月31日)
1.ファイナンス・リース取引
(借主側)
所有権移転外ファイナンス・リース取引
①リース資産の内容
・有形固定資産 主として、本社及び各拠点におけるPC(工具、器具及び備品)であります。
②リース資産の減価償却の方法
連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項「4.会計方針に関する事項(2)重要な減価償却資産の減価償却の方法」に記載のとおりであります。
2.オペレーティング・リース取引
(借主側)
オペレーティング・リース取引のうち解約不能のものに係る未経過リース料
1年内 | 91百万円 |
1年超 | 69百万円 |
合計 | 161百万円 |
(金融商品関係)
前連結会計年度(自 2018年8月1日 至 2019年7月31日)
1.金融商品の状況に関する事項
(1)金融商品に対する取組方針
当社グループは、資金計画に基づき必要な資金を金融機関からの借入等により調達しております。資産運用については安全性の高い金融資産による運用に限定しております。
(2)金融商品の内容及びそのリスク並びにリスク管理体制
営業債権である売掛金は、顧客の信用リスクに晒されております。投資有価証券は、市場価格の変動リスクに晒されております。敷金は主にオフィスの賃貸借契約に係るものであり、差入先の信用リスクに晒されております。
営業債務である未払金は、ほとんど1年以内の支払期日であります。変動金利の借入金は、金利の変動リスクに晒されております。
(3)金融商品に係るリスク管理体制
①信用リスクの管理
営業債権については取引相手ごとに期日及び残高を管理するとともに、回収遅延債権は、毎月、各部門長へ報告され、督促など早期回収のための取り組みが行われております。
②市場リスクの管理
投資有価証券については、定期的に発行体(取引先企業)の財務状況等を把握し、取引先企業との関係を勘案して保有状況を継続的に見直しております。
③資金調達に係る流動性リスクの管理
適時に資金繰り計画を作成・更新するとともに、一定の手許流動性を維持することなどにより、流動性リスクを管理しております。
(4)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された価額が含まれております。当該価額の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することにより、当該価額が変動することもあります。
2.金融商品の時価等に関する事項
連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものは、次表には含めておりません((注2)を参照ください。)。
連結貸借対照表計上額 (百万円) | 時価 (百万円) | 差額 (百万円) | |
(1)現金及び預金 | 4,761 | 4,761 | - |
(2)受取手形及び売掛金 | 2,132 | ||
貸倒引当金(※1) | △55 | ||
2,077 | 2,077 | - | |
(3)敷金 | 758 | 756 | △2 |
資産計 | 7,598 | 7,595 | △2 |
(1)未払金 | 1,937 | 1,937 | - |
(2)長期借入金(※2) | 86 | 86 | - |
負債計 | 2,024 | 2,024 | - |
(※1) 売掛金に対応する貸倒引当金を控除しております。
(※2) 1年内返済予定の長期借入金を含んでおります。
(注1)金融商品の時価の算定方法に関する事項
資 産
(1)現金及び預金、並びに(2)受取手形及び売掛金
これらはすべて短期で決済されるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっております。
(3)敷金
敷金については、返還時期の見積りを行い、返還までの期間に対応した国債利回りに信用リスクを加味した割引率で将来キャッシュ・フローの見積額を割り引いて算出しております。
なお、「連結貸借対照表計上額」及び「時価」については、敷金の回収が最終的に見込めないと認められる部分の金額(資産除去債務の未償却残高)を控除しております。
負 債
(1)未払金
すべて短期で決済されるものであるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっております。
(2)長期借入金
長期借入金の時価については、元利金の合計額を、同様の新規借入を行った場合に想定される利率で割り引いた現在価値により算定しております。ただし、変動金利によるものは、短期間で市場金利が反映され、また、当社の信用状態は実行後大きく異なっていないため、時価は帳簿価額とほぼ等しいことから当該帳簿価額によっております。
(注2)時価を算定することが極めて困難と認められる金融商品の連結貸借対照表計上額
(単位:百万円) | ||
区分 | 2019年7月31日 | |
投資有価証券 | 非上場株式 | 62 |
関係会社株式 | 非上場株式 | 19 |
これらについては、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難であることから、時価開示の対象としておりません。
(注3)金銭債権の連結決算日後の償還予定額
1年以内 (百万円) | 1年超 5年以内 (百万円) | 5年超 10年以内 (百万円) | 10年超 (百万円) | |
現金及び預金 | 4,761 | ― | ― | ― |
売掛金 | 2,132 | ― | ― | ― |
合計 | 6,894 | ― | ― | ― |
(注4)長期借入金の連結決算日後の返済予定額
1年以内 (百万円) | 1年超 2年以内 (百万円) | 2年超 3年以内 (百万円) | 3年超 4年以内 (百万円) | 4年超 5年以内 (百万円) | 5年超 (百万円) | |
長期借入金 | 56 | 30 | ― | ― | ― | ― |
合計 | 56 | 30 | ― | ― | ― | ― |
(有価証券関係)
1.その他有価証券
前連結会計年度(自 2018年8月1日 至 2019年7月31日)
非上場株式(連結貸借対照表計上額62百万円)は、市場価格がなく、時価を反映することが極めて困難と認められることから、記載しておりません。
2.減損処理を行った有価証券
前連結会計年度(自 2018年8月1日 至 2019年7月31日)
当連結会計年度において、有価証券について39百万円(その他有価証券で時価を把握することが極めて困難と認められる株式)の減損処理を行っています。
なお、時価を把握することが極めて困難と認められる有価証券については、発行会社の財政状態の悪化により、実質価額が著しく低下した場合には、回復可能性を考慮して減損処理を行っております。
(ストック・オプション等関係)
前連結会計年度(自 2018年8月1日 至 2019年7月31日)
1.ストック・オプションにかかる費用計上額及び科目名
該当事項はありません。
2.ストック・オプションの内容、規模及びその変動状況
前連結会計年度において存在したストック・オプションを対象とし、ストック・オプションの数については、株式数に換算して記載しております。
なお、2020年12月7日付株式分割(1株につき100株の割合)による分割後の数値を記載しております。
(1)ストック・オプションの内容
第1回新株予約権 | 第2回新株予約権 | |
付与対象者の区分及び人数(名) (注)1 | 取締役 1 従業員 29 子会社役員 2 子会社従業員 3 社外協力者 4 | 監査役 1 従業員 42 社外協力者 3 |
株式の種類別のストック・オプションの数 | 普通株式 990,000株 | 普通株式 507,000株 |
付与日 | 2012年10月15日 | 2014年9月1日 |
権利確定条件 | (注)2 | (注)2 |
対象勤務期間 | 対象勤務期間はありません。 | 対象勤務期間はありません。 |
新株予約権の行使期間 | 2012年10月15日~ 2022年10月10日 | 2017年9月2日~ 2024年9月1日 |
第4回新株予約権 | 第5回新株予約権 | |
付与対象者の区分及び人数(名) (注)1 | 従業員 80 | 取締役 1 |
株式の種類別のストック・オプションの数 | 普通株式 360,000株 | 普通株式 4,000,000株 |
付与日 | 2015年4月10日 | 2015年12月21日 |
権利確定条件 | (注)2 | (注)2 |
対象勤務期間 | 対象勤務期間はありません。 | 対象勤務期間はありません。 |
新株予約権の行使期間 | 2015年4月15日~ 2025年4月7日 | 2018年12月22日~ 2024年12月21日 |
第6回新株予約権 | 第7回新株予約権 | |
付与対象者の区分及び人数(名) (注)1 | 取締役 3 従業員 67 | 取締役 2 従業員 136 |
株式の種類別のストック・オプションの数 | 普通株式 985,000株 | 普通株式 1,282,000株 |
付与日 | 2015年12月21日 | 2017年6月30日 |
権利確定条件 | (注)2 | (注)2 |
対象勤務期間 | 対象勤務期間はありません。 | 対象勤務期間はありません。 |
新株予約権の行使期間 | 2017年12月12日~ 2025年12月11日 | 2019年7月1日~ 2027年6月14日 |
第8回新株予約権 | 第9回新株予約権 | |
付与対象者の区分及び人数(名) (注)1 | 取締役 1 | 社外協力者 3 |
株式の種類別のストック・オプションの数 | 普通株式 715,000株 | 普通株式 183,000株 |
付与日 | 2017年6月30日 | 2018年3月30日 |
権利確定条件 | (注)2 | (注)2 |
対象勤務期間 | 対象勤務期間はありません。 | 対象勤務期間はありません。 |
新株予約権の行使期間 | 2020年1月1日~ 2023年12月31日 | 2021年1月1日~ 2024年12月31日 |
第10回新株予約権 | 第11回新株予約権 | |
付与対象者の区分及び人数(名) (注)1 | 従業員 1 | 従業員 42 |
株式の種類別のストック・オプションの数 | 普通株式 120,000株 | 普通株式 268,000株 |
付与日 | 2018年4月27日 | 2018年4月27日 |
権利確定条件 | (注)2 | (注)2 |
対象勤務期間 | 対象勤務期間はありません。 | 対象勤務期間はありません。 |
新株予約権の行使期間 | 2020年5月1日~ 2028年3月26日 | 2020年5月1日~ 2028年3月26日 |
第12回新株予約権 | 第13回新株予約権 | |
付与対象者の区分及び人数(名) (注)1 | 取締役 1 従業員 47 | 従業員 6 |
株式の種類別のストック・オプションの数 | 普通株式 549,500株 | 普通株式 27,000株 |
付与日 | 2019年4月26日 | 2019年4月26日 |
権利確定条件 | (注)2 | (注)2 |
対象勤務期間 | 対象勤務期間はありません。 | 対象勤務期間はありません。 |
新株予約権の行使期間 | 2021年4月18日~ 2029年4月17日 | 2021年4月18日~ 2029年4月17日 |
第14回新株予約権 | 第15回新株予約権 | |
付与対象者の区分及び人数(名) (注)1 | 従業員 19 | 従業員 7 |
株式の種類別のストック・オプションの数 | 普通株式 162,000株 | 普通株式 164,000株 |
付与日 | 2019年4月26日 | 2019年4月26日 |
権利確定条件 | (注)2 | (注)2 |
対象勤務期間 | 対象勤務期間はありません。 | 対象勤務期間はありません。 |
新株予約権の行使期間 | 2021年4月18日~ 2029年4月17日 | 2021年4月18日~ 2029年4月17日 |
第16回新株予約権 | 第17回新株予約権 | |
付与対象者の区分及び人数(名) (注)1 | 従業員 1 | 監査役 1 従業員 72 |
株式の種類別のストック・オプションの数 | 普通株式 109,000株 | 普通株式 212,500株 |
付与日 | 2019年4月26日 | 2019年7月19日 |
権利確定条件 | (注)2 | (注)2 |
対象勤務期間 | 対象勤務期間はありません。 | 対象勤務期間はありません。 |
新株予約権の行使期間 | 2021年4月18日~ 2029年4月17日 | 2021年7月18日~ 2029年7月17日 |
第18回新株予約権 | 第19回新株予約権 | |
付与対象者の区分及び人数(名) (注)1 | 従業員 20 | 従業員 12 |
株式の種類別のストック・オプションの数 | 普通株式 142,600株 | 普通株式 25,200株 |
付与日 | 2019年7月19日 | 2019年7月19日 |
権利確定条件 | (注)2 | (注)2 |
対象勤務期間 | 対象勤務期間はありません。 | 対象勤務期間はありません。 |
新株予約権の行使期間 | 2021年7月18日~ 2029年7月17日 | 2021年7月18日~ 2029年7月17日 |
第20回新株予約権 | 第21回新株予約権 | |
付与対象者の区分及び人数(名) (注)1 | 従業員 2 | 従業員 2 |
株式の種類別のストック・オプションの数 | 普通株式 268,200株 | 普通株式 120,000株 |
付与日 | 2019年7月19日 | 2019年7月19日 |
権利確定条件 | (注)2 | (注)2 |
対象勤務期間 | 対象勤務期間はありません。 | 対象勤務期間はありません。 |
新株予約権の行使期間 | 2021年7月18日~ 2029年7月17日 | 2021年7月18日~ 2029年7月17日 |
(注)1.付与対象者の区分及び人数は、新株予約権の付与時点における内容を記載しております。
2.「第4 提出会社の状況 1 株式等の状況 (2)新株予約権等の状況」に記載のとおりであります。
(2)ストック・オプションの規模及びその変動状況
当連結会計年度(2019年7月期)において存在したストック・オプションを対象とし、ストック・オプションの数については、株式数に換算して記載しております。
①ストック・オプションの数
第1回新株予約権 | 第2回新株予約権 | |
権利確定前(株) | ||
前連結会計年度末 | ― | ― |
付与 | ― | ― |
失効 | ― | ― |
権利確定 | ― | ― |
未確定残 | ― | ― |
権利確定後(株) | ||
前連結会計年度末 | 768,000 | 445,000 |
権利確定 | ― | ― |
権利行使 | ― | ― |
失効 | ― | 82,000 |
未行使残 | 768,000 | 363,000 |
第4回新株予約権 | 第5回新株予約権 | |
権利確定前(株) | ||
前連結会計年度末 | ― | 4,000,000 |
付与 | ― | ― |
失効 | ― | ― |
権利確定 | ― | 4,000,000 |
未確定残 | ― | ― |
権利確定後(株) | ||
前連結会計年度末 | 303,000 | ― |
権利確定 | ― | 4,000,000 |
権利行使 | ― | ― |
失効 | 30,000 | ― |
未行使残 | 273,000 | 4,000,000 |
第6回新株予約権 | 第7回新株予約権 | |
権利確定前(株) | ||
前連結会計年度末 | ― | 1,275,000 |
付与 | ― | ― |
失効 | ― | 58,000 |
権利確定 | ― | 1,217,000 |
未確定残 | ― | ― |
権利確定後(株) | ||
前連結会計年度末 | 906,000 | ― |
権利確定 | ― | 1,217,000 |
権利行使 | ― | ― |
失効 | 36,000 | ― |
未行使残 | 870,000 | 1,217,000 |
第8回新株予約権 | 第9回新株予約権 | |
権利確定前(株) | ||
前連結会計年度末 | 715,000 | 183,000 |
付与 | ― | ― |
失効 | ― | ― |
権利確定 | ― | ― |
未確定残 | 715,000 | 183,000 |
権利確定後(株) | ||
前連結会計年度末 | ― | ― |
権利確定 | ― | ― |
権利行使 | ― | ― |
失効 | ― | ― |
未行使残 | ― | ― |
第10回新株予約権 | 第11回新株予約権 | |
権利確定前(株) | ||
前連結会計年度末 | 120,000 | 268,000 |
付与 | ― | ― |
失効 | ― | 6,000 |
権利確定 | ― | ― |
未確定残 | 120,000 | 262,000 |
権利確定後(株) | ||
前連結会計年度末 | ― | ― |
権利確定 | ― | ― |
権利行使 | ― | ― |
失効 | ― | ― |
未行使残 | ― | ― |
第12回新株予約権 | 第13回新株予約権 | |
権利確定前(株) | ||
前連結会計年度末 | ― | ― |
付与 | 549,500 | 27,000 |
失効 | ― | ― |
権利確定 | ― | ― |
未確定残 | 549,500 | 27,000 |
権利確定後(株) | ||
前連結会計年度末 | ― | ― |
権利確定 | ― | ― |
権利行使 | ― | ― |
失効 | ― | ― |
未行使残 | ― | ― |
第14回新株予約権 | 第15回新株予約権 | |
権利確定前(株) | ||
前連結会計年度末 | ― | ― |
付与 | 162,000 | 164,000 |
失効 | ― | ― |
権利確定 | ― | ― |
未確定残 | 162,000 | 164,000 |
権利確定後(株) | ||
前連結会計年度末 | ― | ― |
権利確定 | ― | ― |
権利行使 | ― | ― |
失効 | ― | ― |
未行使残 | ― | ― |
第16回新株予約権 | 第17回新株予約権 | |
権利確定前(株) | ||
前連結会計年度末 | ― | ― |
付与 | 109,000 | 212,500 |
失効 | ― | ― |
権利確定 | ― | ― |
未確定残 | 109,000 | 212,500 |
権利確定後(株) | ||
前連結会計年度末 | ― | ― |
権利確定 | ― | ― |
権利行使 | ― | ― |
失効 | ― | ― |
未行使残 | ― | ― |
第18回新株予約権 | 第19回新株予約権 | |
権利確定前(株) | ||
前連結会計年度末 | ― | ― |
付与 | 142,600 | 25,200 |
失効 | ― | ― |
権利確定 | ― | ― |
未確定残 | 142,600 | 25,200 |
権利確定後(株) | ||
前連結会計年度末 | ― | ― |
権利確定 | ― | ― |
権利行使 | ― | ― |
失効 | ― | ― |
未行使残 | ― | ― |
第20回新株予約権 | 第21回新株予約権 | |
権利確定前(株) | ||
前連結会計年度末 | ― | ― |
付与 | 268,200 | 120,000 |
失効 | ― | ― |
権利確定 | ― | ― |
未確定残 | 268,200 | 120,000 |
権利確定後(株) | ||
前連結会計年度末 | ― | ― |
権利確定 | ― | ― |
権利行使 | ― | ― |
失効 | ― | ― |
未行使残 | ― | ― |
②単価情報
第1回新株予約権 | 第2回新株予約権 | |
権利行使価格(円) | 43 | 43 |
行使時平均株価(円) | ― | ― |
付与日における公正な評価単価(円) | ― | ― |
第4回新株予約権 | 第5回新株予約権 | |
権利行使価格(円) | 43 | 100 |
行使時平均株価(円) | ― | ― |
付与日における公正な評価単価(円) | ― | ― |
第6回新株予約権 | 第7回新株予約権 | |
権利行使価格(円) | 100 | 250 |
行使時平均株価(円) | ― | ― |
付与日における公正な評価単価(円) | ― | ― |
第8回新株予約権 | 第9回新株予約権 | |
権利行使価格(円) | 250 | 400 |
行使時平均株価(円) | ― | ― |
付与日における公正な評価単価(円) | ― | ― |
第10回新株予約権 | 第11回新株予約権 | |
権利行使価格(円) | 400 | 400 |
行使時平均株価(円) | ― | ― |
付与日における公正な評価単価(円) | ― | ― |
第12回新株予約権 | 第13回新株予約権 | |
権利行使価格(円) | 550 | 550 |
行使時平均株価(円) | ― | ― |
付与日における公正な評価単価(円) | ― | ― |
第14回新株予約権 | 第15回新株予約権 | |
権利行使価格(円) | 550 | 550 |
行使時平均株価(円) | ― | ― |
付与日における公正な評価単価(円) | ― | ― |
第16回新株予約権 | 第17回新株予約権 | |
権利行使価格(円) | 550 | 550 |
行使時平均株価(円) | ― | ― |
付与日における公正な評価単価(円) | ― | ― |
第18回新株予約権 | 第19回新株予約権 | |
権利行使価格(円) | 550 | 550 |
行使時平均株価(円) | ― | ― |
付与日における公正な評価単価(円) | ― | ― |
第20回新株予約権 | 第21回新株予約権 | |
権利行使価格(円) | 550 | 550 |
行使時平均株価(円) | ― | ― |
付与日における公正な評価単価(円) | ― | ― |
3.ストック・オプションの公正な評価単価の見積方法
ストック・オプション付与時点において当社は未公開株式であるため、ストック・オプションの公正な評価単価の見積方法を単位当たりの本源的価値の見積りによっております。また、単位当たりの本源的価値の算定基礎となる自社の株式価値は、純資産方式及びDCF法等の結果を総合的に勘案して決定しております。
4.ストック・オプションの権利確定数の見積方法
基本的には、将来の失効数の合理的な見積りは困難であるため、実績の失効数のみ反映させる方法を採用しております。
5.ストック・オプションの単位当たりの本源的価値により算定を行う場合の当連結会計年度末における本源的価値の合計額及び当連結会計年度において権利行使されたストック・オプションの権利行使日における本源的価値の合計額
当連結会計年度末における本源的価値の合計額 | -百万円 |
当連結会計年度において権利行使されたストック・オプションの権利行使日における本源的価値の合計額 | -百万円 |
(税効果会計関係)
前連結会計年度(自 2018年8月1日 至 2019年7月31日)
1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
繰延税金資産 | |
貸倒引当金 | 17百万円 |
売上返金引当金 | 3 〃 |
賞与引当金 | 151 〃 |
減価償却超過額 | 43 〃 |
資産除去債務 | 40 〃 |
研究開発費 | 212 〃 |
子会社の繰越欠損金(注)2 | 18 〃 |
その他 | 114 〃 |
繰延税金資産小計 | 602百万円 |
税務上の繰越欠損金に係る評価引当額(注)2 | △18 〃 |
将来減算一時差異等の合計 | △31 〃 |
評価性引当金小計(注)1 | △49 〃 |
繰延税金資産合計 | 553百万円 |
(注) 1.評価性引当金が1百万円増加しております。この増加の主な内容は、連結子会社において税務上の繰越欠損金に係る評価性引当金を3百万円追加的に認識したことに伴うものであります。
2.税務上の繰越欠損金及びその繰延税金資産の繰越期限別の金額
1年以内 | 1年超 2年以内 | 2年超 3年以内 | 3年超 4年以内 | 4年超 5年以内 | 5年超 | 合計 | |
税務上の繰越欠損金(a) | ― | ― | ― | ― | ― | 18 | 18百万円 |
評価性引当額 | ― | ― | ― | ― | ― | △18 | △18 〃 |
繰延税金資産 | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ― 〃 |
(a) 税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額であります。
2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主要な項目別の内訳
法定実効税率 | 30.6% |
(調整) | |
交際費等永久に損金に算入されない項目 | 1.5% |
税額控除 | △14.3% |
住民税均等割等 | 1.6% |
評価性引当金の増減 | △0.3% |
その他 | △4.3% |
税効果会計適用後の法人税等の負担率 | 14.8% |
(資産除去債務関係)
当社の本社オフィス等については不動産賃貸借契約に基づき、退去時における原状回復費用については、資産除去債務の負債計上に代えて、不動産賃貸借契約に関連する敷金の回収が最終的に見込めないと認められる金額を合理的に見積り、そのうち当連結会計年度の負担に属する金額を費用に計上する方法によっております。
(セグメント情報等)
セグメント情報
前連結会計年度(自 2018年8月1日 至 2019年7月31日)
1.報告セグメントの概要
(1)報告セグメントの決定方法
当社グループの報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社グループは、事業を基礎としたセグメントで構成されており、「HR Tech」、「Incubation」の2つを報告セグメントとしております。
(2)各報告セグメントに属する製品及びサービスの種類
「HR Tech」セグメントは、"プロフェッショナル人材に特化した会員制転職サイト"「ビズリーチ」、"挑戦する20代の転職サイト"「キャリトレ」、"求人検索エンジン"「スタンバイ」、"OG/OB訪問ネットワーク"「ビズリーチ・キャンパス」、"採用管理クラウド"「HRMOS採用」等のサービスを行っております。
「Incubation」セグメントは、"物流DXプラットフォーム"「トラボックス」、"事業承継M&Aプラットフォーム"「BizReach SUCCEED(ビズリーチ・サクシード)」、"B2Bリードジェネレーション・プラットフォーム"「BizHint(ビズヒント)」等のサービスを行っております。
2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と同一であります。
報告セグメントの利益は営業利益ベースの数値であります。セグメント間の内部収益及び振替高は市場実勢価格に基づいております。
なお、当社グループは、内部管理上、事業セグメントに資産を配分しておりませんが、減価償却額及びのれんの償却額は配分しております。
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失その他の項目の金額に関する情報
(単位:百万円) | |||||
報告セグメント | 調整額 (注)1 | 連結財務諸表 計上額 (注)2 | |||
HR Tech | Incubation | 計 | |||
売上高 | |||||
外部顧客への売上高 | 21,175 | 316 | 21,492 | ― | 21,492 |
セグメント間の内部 売上高又は振替高 | ― | 118 | 118 | △118 | ― |
計 | 21,175 | 434 | 21,610 | △118 | 21,492 |
セグメント利益又は損失(△) | 1,732 | △663 | 1,069 | △555 | 514 |
その他の項目 | |||||
減価償却費 | 230 | 1 | 231 | ― | 231 |
減損損失 | 41 | ― | 41 | ― | 41 |
(注) 1.セグメント利益又は損失(△)の調整額△555百万円は、報告セグメントに帰属しない全社費用△555百万円であります。
2.セグメント利益又は損失(△)は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
関連情報
前連結会計年度(自 2018年8月1日 至 2019年7月31日)
1.製品及びサービスごとの情報
セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
2.地域ごとの情報
(1)売上高
本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。
(2)有形固定資産
本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております。
3 主要な顧客ごとの情報
外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手がいないため、記載を省略しております。
報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報
前連結会計年度(自 2018年8月1日 至 2019年7月31日)
セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報
前連結会計年度(自 2018年8月1日 至 2019年7月31日)
該当事項はありません。
報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報
前連結会計年度(自 2018年8月1日 至 2019年7月31日)
該当事項はありません。
関連当事者情報
前連結会計年度(自 2018年8月1日 至 2019年7月31日)
1.関連当事者との取引
(1)連結財務諸表提出会社と関連当事者との取引
連結財務諸表提出会社の役員及び主要株主(個人の場合に限る。)等
種類 | 会社等の名称又は氏名 | 所在地 | 資本金又は出資金(百万円) | 事業の内容又は職業 | 議決権等の所有(被所有)割合(%) | 関連当事者との関係 | 取引内容 | 取引金額(百万円) | 科目 | 期末残高(百万円) |
役員 | 南 壮一郎 | ― | ― | 当社代表取締役社長 | (被所有)直接49.41 | 債務被保証 | 債務被保証(注) | 86 | ― | ― |
(注)取引条件及び取引条件の決定方針等
当社代表取締役社長南壮一郎より、当社の銀行借入について保証を受けております。
なお、保証料の支払は行っておりません。
(2)連結財務諸表提出会社の連結子会社と関連当事者との取引
該当事項はありません。
2.親会社又は重要な関連会社に関する注記
該当事項はありません。
(1株当たり情報)
前連結会計年度 (自 2018年8月1日 至 2019年7月31日) | |
1株当たり純資産額 | △15円06銭 |
1株当たり当期純利益金額 | 11円73銭 |
(注)1.2020年11月20日開催の取締役会決議により、2020年12月7日付で普通株式1株につき100株の株式分割を行いましたが、株式会社ビズリーチの当連結会計年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定し、1株当たり純資産額及び1株当たり当期純利益金額を算定しております。
2.1株当たり純資産額については、優先株式に対する残余財産の分配額を控除して算定しております。
3.1株当たり当期純利益については、A種優先株式は剰余金の配当請求権について普通株式と同等の権利を有しているため、普通株式と同等の株式として取り扱っております。
4.潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式はありますが、当社株式は非上場株式であるため期中平均株価が把握できませんので記載しておりません。
5.1株当たり当期純利益金額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
項目 | 前連結会計年度 (自 2018年8月1日 至 2019年7月31日) |
1株当たり当期純利益金額 | |
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) | 335 |
普通株主に帰属しない金額(百万円) | - |
普通株式に係る親会社株主に帰属する 当期純利益(百万円) | 335 |
普通株式の期中平均株式数(株) | 28,565,400 |
(うち普通株式数(株)) | 23,235,300 |
(うちA種優先株式数(株)) | 5,330,100 |
6.1株当たり純資産額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
項目 | 前連結会計年度 (自 2018年8月1日 至 2019年7月31日) |
純資産の部の合計額(百万円) | 4,547 |
純資産の部の合計額から控除する金額(百万円) | 4,897 |
(うちA種優先株式)(百万円) | (4,877) |
(うち新株予約権)(百万円) | (20) |
普通株式に係る期末の純資産額(百万円) | △349 |
1株当たり純資産額の算定に用いられた期末の普通株式の数(株) | 23,235,300 |
(重要な後発事象)
該当事項はありません。