有価証券届出書(新規公開時)

【提出】
2021/05/21 15:00
【資料】
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【項目】
159項目
② 社外役員の状況
当社の社外取締役は2名、社外監査役は2名となっております。
当社は、社外取締役又は社外監査役を選任するための独立性に関する基準又は方針として明確に定めたものはありませんが、選任にあたっては、経歴や当社との関係を踏まえて、当社経営陣からの独立した立場で社外役員としての職務を遂行できる十分な独立性が確保できることを前提に判断しております。なお、社外取締役の藤田豪氏、及び社外監査役の村松高男氏は、当社との間に人的関係、資本的関係又は取引関係その他の利害関係は無く、一般株主と利益相反の生じるおそれもないことから、上場時における独立役員として指定し届け出る予定であります。
社外取締役の当社との関係及び選任理由は以下の通りです。
氏名
(就任年月)
当社との関係選任の理由
内藤 由治
(2016年3月就任)
過去において(2009年~2016年)当社の顧問に就任しておりました。
現在、内藤氏は当社株式(10,000株)及び当社新株予約権(新株予約権の目的となる株式数400株)を保有している他に、当社との間に、人的関係、資本的関係又は取引関係その他の利害関係はありません。
内藤氏は、株式会社ポッカコーポレーションにて8年間に亘り社長を務められ、その間、執行役員制、カンパニー制の実施、時価会計、キャッシュ・フロー重視経営と様々な経営改革を実施してこられました。その豊富な経験・見識により、当社の経営に対し助言いただくために社外取締役として招聘しております。
藤田 豪
(2020年6月就任)
藤田氏と当社との間には、人的関係、資本的関係又は取引関係その他の利害関係はありません。藤田氏は、大手ベンチャーキャピタルに入社以来、ベンチャー投資業務とバイアウト投資業務に携わってこられ、2013年からは中部支社長を務める等、ファイナンス、投資・ファンド管理運営における豊富な経験と知見を有しておられます。この経験と知見により、当社の経営に対し助言いただくために社外取締役として招聘しております。
なお、東京証券取引所が定める独立要件を満たしており、一般株主との間に利益相反が生じる恐れは無いと判断し、独立役員に指定しております。

社外監査役の当社との関係及び選任理由は以下の通りです。
氏名
(就任年月)
当社との関係選任の理由
村松 高男
(2016年3月就任)
村松氏は、当社新株予約権(新株予約権の目的となる株式数1,400株)を保有している他に、当社との間に、人的関係、資本的関係又は取引関係その他の利害関係はありません。税務及び会計に関する豊富な経験・見識を有しており、取締役の業務の違法性、会計監査の相当性を独立・公正な立場から判定いただくために社外監査役として招聘しております。なお、東京証券取引所が定める独立要件を満たしており、一般株主との間に利益相反が生じる恐れは無いと判断し、独立役員に指定しております。
清水 哲太
(2018年6月就任)
清水氏が2003年まで取締役副社長を務めていたトヨタ自動車株式会社は、当社連結子会社の自動車部品主要販売先であります。
現在、清水氏は当社新株予約権(新株予約権の目的となる株式数1,400株)を保有している他に、当社との間に、人的関係、資本的関係又は取引関係その他の利害関係はありません。
清水氏は、長年にわたる自動車産業での企業経営の経験より培われた、リスクマネジメント等に関する高い見識をもって監査意見を表明していただくために社外監査役として招聘しております。

③ 社外取締役又は社外監査役による監督又は監査と内部監査、監査役監査及び会計監査との相互連携並びに内部統制部門との関係
社外取締役及び社外監査役は、取締役会及び監査役会を通じ、内部監査・監査役監査・会計監査の状況について情報共有及び意見交換を行い、相互連携して内部統制の監督・監査を行っています。
具体的には、取締役会において、内部監査結果及び内部監査計画、監査役会監査結果及び監査実施計画、並びに会計監査人のマネジメントレターの概要のほか、金融商品取引法に基づく内部統制に係る評価結果、リスク・コンプライアンス委員会の活動状況、その他の内部統制に関する体制の整備・運営状況についても定期的に報告がなされます。
また、常勤監査役が内部統制部門及び会計監査人と密に連携することにより、十分な情報収集を行い、社外取締役及び社外監査役の活動を支援しております。