有価証券届出書(新規公開時)

【提出】
2022/11/21 15:00
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【項目】
157項目

沿革

当社の前身会社である株式会社アルファパーチェス(以下、「旧アルファパーチェス」という。)は2000年11月15日に、米国の投資ファンドであるRipplewood Holdings LLC(以下、「リップルウッド」という。)により、MRO(Maintenance Repair and Operations)を中心とした商品とサービスを提供する商社として設立されました。その後、リップルウッドが日本から撤退し、2010年11月1日に旧アルファパーチェスからの新設分割により、当社(現アルファパーチェス)が設立されました。同時に筆頭株主がアスクル株式会社(以下、「アスクル」という。)に変わり、以後、当社は、順調に成長を遂げております。
当社創業以来の企業集団に係る経緯は、以下のとおりです。2012年以降、東アジアにおいて、現地顧客を相手に日本国内と同様の業態での成長を目指しましたが、事業の急速な拡大を実現できなかったことから、2019年までにその方針は断念しました。現在は、日本国内の大企業グループに向け、ITシステムと事業の仕組みの優位性を訴求して広く深く入り込み、その顧客大企業がアジアに持つ子会社群に、徐々にサービスを広げる方針を採っています。
2000年11月米国の投資ファンドであるリップルウッドが、日本国内で投資家を募り、旧アルファパーチェスを設立。本社を東京都千代田区内幸町に設置。
2001年1月大企業向けにMRO関連の商品とサービスを提供する商社として営業開始。
2001年8月本社を東京都中央区銀座に移転。
2002年3月大阪オフィス開設。
2003年10月本社を東京都港区北青山に移転。
2006年9月秋葉原オフィス開設。
2008年12月FM事業として店舗設備の包括保守事業開始。
2010年11月リーマンショックを経てリップルウッドが日本から撤退を決め、旧アルファパーチェスは新設分割により新会社として当社(現アルファパーチェス)を設立し、その株式を旧アルファパーチェスの株主に割り当て。リップルウッドと多くの投資家は割り当てられた新株式をアスクルに売却し、アスクルは78.8%を保有する親会社へ異動。
2012年10月中国進出を目指し、当社と同一業態の子会社「愛抜愜斯(上海)貿易有限公司」を上海に設立。連結決算を開始。現在のCFM事業につながるフランチャイズチェーン向けの建材の支給ビジネスを開始。
2013年1月佐川アドバンス株式会社より、施設管理事業を譲り受け、同時に事業運営に必要な許可として建設業許可を取得。
2014年1月ITシステム開発および運用の部門を新設分割で切り出し、100%連結子会社の「ATC株式会社(以下「ATC」という。)」として分社化。
2015年2月シンガポール支店開設。
2015年7月マレーシアに子会社「ALPHAPURCHASE(MALAYSIA)SDN. BHD.」を設立。
2016年5月本社を東京都港区三田に移転。
2017年7月現地需要不振のため、マレーシアの子会社「ALPHAPURCHASE(MALAYSIA)SDN. BHD.」を清算。
2019年5月現地需要不振のため、シンガポール支店を廃止。
2019年7月中国におけるITシステム開発、運用の拠点として大連に子会社「愛富思(大連)科技有限公司」を設立。
2019年8月現地需要不振のため、中国(上海)の子会社「愛抜愜斯(上海)貿易有限公司」を清算。日本国内の成長機会にリソースを集中。
2021年7月福岡オフィス開設。