有価証券届出書(新規公開時)

【提出】
2023/01/19 15:00
【資料】
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【項目】
143項目

研究開発活動

第19期連結会計年度(自 2020年12月1日 至 2021年11月30日)
当社グループは技術、知的資本こそが現代の情報技術社会における企業競争力・優位性の源泉であると考えており、その開発に経営資源を集中させる方針であります。新しい技術、知的資本は社会的価値へ転嫁され、当社グループ自身の社会的価値も永続的になると考えております。
コアとなる技術、知的財産権を開発し、それらを十分に活用できる分野にフォーカスし、その分野でNo.1の位置にポジショニングすることを目指し、超高速CMS実行環境「KUSANAGI」およびオペレーティングシステム、処理エンジン、AIにより構成する「KUSANAGI Stack」の開発、およびハイパーオートメーションに関わる各種技術の開発を主要なテーマとして研究開発活動をおこなっております。
研究開発体制といたしましては、企画開発部が中心となり四半期・当月の開発計画を策定したうえで、技術のトレンドや顧客ニーズを遅延なく取り入れ、計画に反映できるようつとめております。また、人材開発部において、ハイパーオートメーションに関わる各種技術の開発も実施しております。これは当社がAIを人材としてとらえているためであります。
当連結会計年度では、主に「KUSANAGI」と「WEXAL® Page Speed Technology®」 および戦略AI「David」の機能拡充を行いました。2019年に提供を開始した「WEXAL® Page Speed Technology®」 および戦略AI 「David」に関連する技術として「ウェブコンテンツの自動高速表示制御方法」に関する国際特許2件を出願いたしました。こちらの2件は早ければ2023年8月に成立する見込みであります。また、「KUSANAGI」ブランドの利用に関する業務提携を締結したほか、「KUSANAGI」の高速化技術やビジネスモデル等が評価され、2021年東京都主催の世界発信コンペティションで特別賞を受賞いたしました。
なお、当連結会計年度の研究開発費は15,200千円となっております。
第20期第3四半期連結累計期間(自 2021年12月1日 至 2022年8月31日)
顧客ニーズの変化に合わせた「KUSANAGI」と「WEXAL® Page Speed Technology®」 および戦略AI「David」の機能拡充 を行なっております。また、出願済み特許や登録商標の知的財産利用に関する業務提携を締結いたしました。 なお、当四半期連結累計期間の研究開発費は17,100千円となっております。