有価証券届出書(新規公開時)

【提出】
2023/02/22 15:00
【資料】
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【項目】
117項目

研究開発活動

当社は、がん免疫療法に特化した研究開発型ベンチャー企業として、設立以来積極的な研究開発を行っております。詳細は、上記「第1 企業の概況 3 事業の内容」をご参照ください。
研究開発費の主な内訳は、大学等の研究機関や製薬企業との共同研究を含む当社が保有するパイプラインの開発費、次期パイプラインの基礎研究及び創薬研究、創薬基盤技術の研究、並びに特許出額に係る費用で構成されております。
第7期事業年度(自 2021年1月1日 至 2021年12月31日)
当事業年度における研究開発費の総額は514,827千円と事業費用全体の59.3%を占めております。主な内訳として委託研究費が424,218千円、研究材料費が10,234千円、給料手当が33,762千円となっております。
研究開発費の主な内容は、研究開発人員の人件費、研究施設に関する地代家賃、研究用材料費及び臨床開発の準備にかかる費用であります。当社は、今後も研究開発活動を加速していく方針であり、相応の研究開発費の発生を見込んでおります。自社創薬において当社が開発するNIB101のパイプラインについては、2022年1月より第Ⅰ相臨床試験を開始しております。NIB102及びNIB103については、2018年12月に武田薬品へライセンスアウトしており、武田薬品によりNIB102は2020年7月に、NIB103は2021年12月に第Ⅰ相臨床試験が開始されております。また、当社において新たな自社創薬のパイプライン創出に向けた研究活動を実施しております。
共同パイプラインについては、2019年8月にAdaptimmune Therapeutics plc、2019年11月のAutolus Therapeutics plc及び2022年8月に中外製薬とライセンス契約を締結しており、各社が研究開発を実施しております。また、2021年10月に技術評価契約を第一三共と締結しております。
第8期第3四半期累計期間(自 2022年1月1日 至 2022年9月30日)
当第3四半期累計期間における研究開発費の総額は261,974千円であります。
なお、当第3四半期累計期間において、当社の主な研究開発活動の状況に重要な変更はありません。