有価証券届出書(新規公開時)

【提出】
2023/05/23 15:00
【資料】
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【項目】
129項目

研究開発活動

第6期事業年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)
当事業年度は、虚血性心疾患による重症心不全を適応症とするヒトiPS細胞由来心筋細胞シートに関連した研究開発に取り組みました。
当社の研究開発は、当社取締役であり大阪大学大学院医学系研究科の澤芳樹教授((現)名誉教授)を中心に研究部、開発部、製造・品質管理部で推進しております。研究開発に従事する従業員数は、36名(臨時雇用者を含む)であり、これは総従業員数(臨時雇用者を含む)の約77%に相当します。また、当社は大阪大学に共同研究講座を設置し、大手製薬企業及び医療機器メーカー等との共同研究開発契約を締結することで、研究開発体制を強化しております。
当事業年度における当社の研究開発費の総額は655,546千円でありましたが、共同研究開発のパートナー企業から共同研究開発費受入額として542,740千円を受領しており、損益計算書上、研究開発費総額から共同研究開発費受入額を控除した112,805千円を研究開発費として計上しております。
なお、当社は再生医療等製品事業の単一セグメントであるため、セグメント別の業績を省略しております。
第7期第3四半期累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年12月31日)
当第3四半期累計期間は、虚血性心疾患による重症心不全を適応症とするヒトiPS細胞由来心筋細胞シートに関連した研究開発活動に取り組んだ他、カテーテル、体内再生因子誘導剤、虚血性心疾患(海外)等、新たな研究開発パイプラインの製品化に向けた取り組みを本格的に開始いたしました。
当社の研究開発は、当社取締役であり大阪大学大学院医学系研究科の澤芳樹教授((現)名誉教授)を中心に研究部、開発部、製造・品質管理部で推進しております。研究開発に従事する従業員数は、38名(臨時雇用者を含む)であり、これは総従業員数の約78%に相当します。また、当社は大阪大学に共同研究講座を設置し、大手製薬企業及び医療機器メーカー等との共同研究開発契約を締結することで、研究開発体制を強化しております。
当第3四半期累計期間における当社の研究開発費の総額は490,762千円でありましたが、共同研究開発のパートナー企業から共同研究開発費受入額として356,600千円を受領しており、四半期損益計算書上、研究開発費総額から共同研究開発費受入額を控除した134,162千円を研究開発費として計上しております。
なお、当社は再生医療等製品事業の単一セグメントであるため、セグメント別の業績を省略しております。
具体的な研究の目的、主要課題、研究成果等は、「第1 企業の概況 3 事業の内容」をご参照ください。