臨時報告書(内国特定有価証券)

【提出】
2022/05/27 9:01
【資料】
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提出理由

ファンド等に属する債権に係る債務を負っている者(「債務者等」という場合があります。)について、破産手続開始の申立て等又はこれらに準ずる事実があるため、金融商品取引法第24条の5第4項および特定有価証券の内容等の開示に関する内閣府令第29条第2項第11号に基づき本臨時報告書を提出するものです。

取立不能又は取立遅延債権のおそれ

イ.債務者等の名称、住所、代表者氏名及び資本金または出資額
名称:ロシア連邦 国債
住所:―
代表者の氏名:―
資本金又は出資の額:―
ロ.債務者等に生じた事実及びその事実が生じた年月日
ロシアによるウクライナへの軍事侵攻を受けた米欧による制裁措置およびロシアによる対抗措置等により、ロシア関連資産について、引き続き非居住者による取引が困難な状況が継続しております。
ロシア債券(ロシア・ルーブル建て。以下同じ。)の評価については、これまで「知りうる直近の日の最終相場(一般社団法人投資信託協会「投資信託財産の評価及び計理等に関する規則」)」にて基準価額を計算していましたが、上記事態を受け、当社の採用している評価時価に売買不可であるというリスク・プレミアムを考慮し、「時価算定に関する会計基準」の趣旨(出口価格による評価)に鑑み、2022年5月13日発表の基準価額より、ロシア債券の評価をゼロとすることといたしました。
また、ロシア債券の利息についても支払期日に決済が確認されておらず、今後も利息支払いの見通しが立たないため、未収利息についても評価をゼロとすることといたしました。(今後、ロシア債券の取引の再開、流動性の回復の状況などを踏まえ、取扱いを変更することがあります。)
以上を踏まえ、債務者等について、デフォルト(手形若しくは小切手の不渡り、破産手続開始の申立て等)に準ずる事実があると判断し臨時報告書を提出するものです。
ハ.債務者等に対する債権の種類及び金額並びに保証債務の内容及び金額
当ファンドのマザーファンドである「新興国債券(現地通貨建て)マザーファンド」における2022年5月12日現在の保有状況は以下の通りです。
額面合計:427,400,000ロシア・ルーブル
ニ.当該事実がファンド等の管理、運用又は処分に及ぼす影響
2022年5月12日現在の純資産総額(992,571,927円)に対する組入比率は0.455%となっております。
(最近特定期間の末日(2021年9月6日)における純資産総額(1,084,312,391円)に対して、額面額は41.65%に相当するため、本臨時報告書を提出するものです。)
  • 取立不能又は取立遅延債権のおそれ(臨時報告書)