有価証券報告書(内国投資信託受益証券)-第8期(平成29年4月8日-平成29年10月7日)

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2017/12/20 9:02
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48項目
[注記事項]
◇ 貸借対照表関係
前事業年度末
(平成28年3月31日)
当事業年度末
(平成29年3月31日)
※1.関係会社に対する資産及び負債
区分掲記されたもの以外で各科目に含まれているものは、次のとおりであります。
未払金5,894百万円
未払費用1,151
※1.関係会社に対する資産及び負債
区分掲記されたもの以外で各科目に含まれているものは、次のとおりであります。
未払金4,438百万円
未払費用938
※2.有形固定資産より控除した減価償却累計額
建物641百万円
器具備品3,132
合計3,774
※2.有形固定資産より控除した減価償却累計額
建物681百万円
器具備品3,331
合計4,013

◇ 損益計算書関係
前事業年度
(自 平成27年4月1日
至 平成28年3月31日)
当事業年度
(自 平成28年4月1日
至 平成29年3月31日)
※1.関係会社に係る注記
区分掲記されたもの以外で関係会社に対するものは、次のとおりであります。
受取配当金7,081百万円
支払利息-
※1.関係会社に係る注記
区分掲記されたもの以外で関係会社に対するものは、次のとおりであります。
受取配当金5,252百万円
支払利息17
※2.役員報酬の範囲額
役員報酬は報酬委員会決議に基づき支給されております。
※2.役員報酬の範囲額
(同左)
※3.固定資産除却損
建物1百万円
器具備品4
ソフトウェア54
合計60
※3.固定資産除却損
建物-百万円
器具備品0
ソフトウェア9
合計9

◇ 株主資本等変動計算書関係
前事業年度(自 平成27年4月1日 至 平成28年3月31日)
1. 発行済株式の種類及び総数に関する事項
株式の種類当事業年度期首株式数当事業年度増加株式数当事業年度減少株式数当事業年度末株式数
普通株式5,150,693株--5,150,693株

2. 剰余金の配当に関する事項
(1)配当金支払額
平成27年5月15日開催の取締役会において、次のとおり決議しております。
普通株式の配当に関する事項
配当金の総額19,933百万円
配当の原資利益剰余金
1株当たり配当額3,870円
基準日平成27年3月31日
効力発生日平成27年6月26日

(2) 基準日が当事業年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌事業年度となるもの
平成28年5月13日開催の取締役会において、次のとおり決議しております。
普通株式の配当に関する事項
配当金の総額34,973百万円
配当の原資利益剰余金
1株当たり配当額6,790円
基準日平成28年3月31日
効力発生日平成28年6月24日

当事業年度(自 平成28年4月1日 至 平成29年3月31日)
1. 発行済株式の種類及び総数に関する事項
株式の種類当事業年度期首株式数当事業年度増加株式数当事業年度減少株式数当事業年度末株式数
普通株式5,150,693株--5,150,693株

2. 剰余金の配当に関する事項
(1)配当金支払額
①配当財産が金銭である場合における当該金銭の総額
平成28年5月13日開催の取締役会において、次のとおり決議しております。
普通株式の配当に関する事項
配当金の総額34,973百万円
配当の原資利益剰余金
1株当たり配当額6,790円
基準日平成28年3月31日
効力発生日平成28年6月24日

②配当財産が金銭以外である場合における当該財産の総額
平成28年10月27日開催の臨時株主総会において、次のとおり決議しております。
普通株式の配当に関する事項
配当財産の種類 株式会社野村総合研究所の株式
配当財産の帳簿価額3,064百万円
1株当たり配当額594円87銭
効力発生日平成28年10月27日
配当財産の種類 株式会社ジャフコの株式
配当財産の帳簿価額282百万円
1株当たり配当額54円93銭
効力発生日平成28年10月27日
配当財産の種類 朝日火災海上保険株式会社の株式
配当財産の帳簿価額87百万円
1株当たり配当額16円89銭
効力発生日平成28年10月27日

(2) 基準日が当事業年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌事業年度となるもの
平成29年5月12日開催の取締役会において、次のとおり決議しております。
普通株式の配当に関する事項
配当金の総額25,598百万円
配当の原資利益剰余金
1株当たり配当額4,970円
基準日平成29年3月31日
効力発生日平成29年6月23日


◇ 金融商品関係
前事業年度(自 平成27年4月1日 至 平成28年3月31日)
1. 金融商品の状況に関する事項
(1)金融商品に対する取組方針
当社は、投資信託の運用を業として行っており、自社が運用する投資信託の商品性維持等を目的として、当該投資信託を特定金外信託を通じ保有しております。特定金外信託を通じ行っているデリバティブ取引については、保有する投資信託にかかる将来の為替及び価格の変動によるリスクの軽減を目的としているため、投資信託保有残高の範囲内で行うこととし、投機目的のためのデリバディブ取引は行わない方針であります。
なお、余資運用に関しては、譲渡性預金等安全性の高い金融資産で運用し、資金調達に関しては、親会社である野村ホールディングス株式会社及びその他の金融機関からの短期借入による方針であります。
(2)金融商品の内容及びそのリスク並びにリスク管理体制
特定金外信託を通じ保有している投資信託につきましては、為替変動リスクや価格変動リスクに晒されておりますが、その大部分については為替予約、株価指数先物、債券先物などのデリバティブ取引によりヘッジしております。また、株式につきましては、政策投資として、あるいは業務上の関係維持を目的として保有しておりますが、価格変動リスクに晒されております。有価証券及び投資有価証券並びに金銭の信託については財務部が管理しており、定期的に時価や発行体の財務状況を把握し、その内容を経営に報告しております。
デリバティブ取引の実行及び管理については、財務部及び運用調査本部で行っております。デリバティブ取引については、取引相手先として高格付を有する金融機関に限定しているため信用リスクはほとんどないと認識しております。財務部は月に一度デリバティブ取引の内容を含んだ財務報告を経営会議で行っております。
また、営業債権である未収委託者報酬は、投資信託約款に基づき、信託財産から委託者に対して支払われる信託報酬の未払金額であり、信託財産は受託銀行において分別保管されているため、信用リスクはほとんどないと認識しております。同じく営業債権である未収運用受託報酬は、投資顧問契約に基づき、運用受託者に対して支払われる報酬の未払金額であります。この未収運用受託報酬は、信託財産から運用受託者に対して支払われる場合は、信託財産が信託銀行において分別保管されているため、信用リスクはほとんどないと認識しており、顧客から直接運用受託者に対して支払われる場合は、当該顧客の信用リスクにさらされておりますが、顧客ごとに決済期日および残高を管理することにより、回収懸念の早期把握や回収リスクの軽減を図っております。

2. 金融商品の時価等に関する事項
平成28年3月31日における貸借対照表計上額、時価、及びこれらの差額については次のとおりです。なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものは、次表には含めておりません。
(単位:百万円)
貸借対照表計上額時価差額
(1)現金・預金208208-
(2)金銭の信託55,34155,341-
(3)未収委託者報酬14,13114,131-
(4)未収運用受託報酬7,3097,309-
(5)有価証券及び投資有価証券32,07132,071-
その他有価証券32,07132,071-
(6)関係会社株式3,064180,880177,816
資産計112,127289,944177,816
(7)未払金11,85511,855-
未払収益分配金11-
未払償還金3131-
未払手数料4,5374,537-
その他未払金7,2847,284-
(8)未払費用8,8728,872-
(9)未払法人税等1,8381,838-
負債計22,56622,566-

注1:金融商品の時価の算定方法並びに有価証券に関する事項
(1) 現金・預金
短期間で決済されるため、時価は帳簿価額とほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。
(2) 金銭の信託
信託財産は、主として投資信託、デリバティブ取引、その他の資産(コールローン・委託証拠金等)で構成されております。これらの時価について投資信託については基準価額、デリバティブ取引に関しては、上場デリバティブ取引は取引所の価格、為替予約取引は先物為替相場、店頭デリバティブ取引は取引先金融機関から提示された価格等によっております。また、その他の資産については短期間で決済されるため、時価は帳簿価額とほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。
(3)未収委託者報酬、(4)未収運用受託報酬
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額とほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。
(5) 有価証券及び投資有価証券
その他有価証券
これらの時価について、株式は取引所の価格によっております。また、譲渡性預金は短期間で決済されるため、時価は帳簿価額とほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。
また、保有目的ごとの有価証券に関する注記事項については、「有価証券関係」注記を参照ください。
(6) 関係会社株式
取引所の価格によっております。
(7) 未払金、(8) 未払費用、(9) 未払法人税等
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額とほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。
注2:非上場株式等(貸借対照表計上額:投資有価証券1,245百万円、関係会社株式7,894百万円)は、市場価格がなく、かつ将来キャッシュフローを見積もることなどができず、時価を把握することが極めて困難と認められるため、「有価証券及び投資有価証券」には含めておりません。
注3:金銭債権及び満期のある有価証券の決算日後の償還予定額
(単位:百万円)
1年以内1年超
5年以内
5年超
10年以内
10年超
預金208---
金銭の信託55,341---
未収委託者報酬14,131---
未収運用受託報酬7,309---
有価証券24,100---
合計101,091---

当事業年度(自 平成28年4月1日 至 平成29年3月31日)
1. 金融商品の状況に関する事項
(1)金融商品に対する取組方針
当社は、投資信託の運用を業として行っており、自社が運用する投資信託の商品性維持等を目的として、当該投資信託を特定金外信託を通じ保有しております。特定金外信託を通じ行っているデリバティブ取引については、保有する投資信託にかかる将来の為替及び価格の変動によるリスクの軽減を目的としているため、投資信託保有残高の範囲内で行うこととし、投機目的のためのデリバディブ取引は行わない方針であります。
なお、余資運用に関しては、譲渡性預金等安全性の高い金融資産で運用し、資金調達に関しては、親会社である野村ホールディングス株式会社及びその他の金融機関からの短期借入による方針であります。
(2)金融商品の内容及びそのリスク並びにリスク管理体制
特定金外信託を通じ保有している投資信託につきましては、為替変動リスクや価格変動リスクに晒されておりますが、その大部分については為替予約、株価指数先物、債券先物などのデリバティブ取引によりヘッジしております。また、株式につきましては、政策投資として、あるいは業務上の関係維持を目的として保有しておりますが、価格変動リスクに晒されております。有価証券及び投資有価証券並びに金銭の信託については財務部が管理しており、定期的に時価や発行体の財務状況を把握し、その内容を経営に報告しております。
デリバティブ取引の実行及び管理については、財務部及び運用調査本部で行っております。デリバティブ取引については、取引相手先として高格付を有する金融機関に限定しているため信用リスクはほとんどないと認識しております。財務部は月に一度デリバティブ取引の内容を含んだ財務報告を経営会議で行っております。
また、営業債権である未収委託者報酬は、投資信託約款に基づき、信託財産から委託者に対して支払われる信託報酬の未払金額であり、信託財産は受託銀行において分別保管されているため、信用リスクはほとんどないと認識しております。同じく営業債権である未収運用受託報酬は、投資顧問契約に基づき、運用受託者に対して支払われる報酬の未払金額であります。この未収運用受託報酬は、信託財産から運用受託者に対して支払われる場合は、信託財産が信託銀行において分別保管されているため、信用リスクはほとんどないと認識しており、顧客から直接運用受託者に対して支払われる場合は、当該顧客の信用リスクにさらされておりますが、顧客ごとに決済期日および残高を管理することにより、回収懸念の早期把握や回収リスクの軽減を図っております。

2. 金融商品の時価等に関する事項
平成29年3月31日における貸借対照表計上額、時価、及びこれらの差額については次のとおりです。なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものは、次表には含めておりません。
(単位:百万円)
貸借対照表計上額時価差額
(1)現金・預金127127-
(2)金銭の信託52,24752,247-
(3)未収委託者報酬16,28716,287-
(4)未収運用受託報酬7,4817,481-
(5)有価証券及び投資有価証券15,70015,700-
その他有価証券15,70015,700-
資産計91,84391,843-
(6)未払金10,40110,401-
未払収益分配金11-
未払償還金3131-
未払手数料5,2425,242-
その他未払金5,1265,126-
(7)未払費用9,4619,461-
(8)未払法人税等714714-
負債計20,57820,578-

注1:金融商品の時価の算定方法並びに有価証券に関する事項
(1) 現金・預金
短期間で決済されるため、時価は帳簿価額とほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。
(2) 金銭の信託
信託財産は、主として投資信託、デリバティブ取引、その他の資産(コールローン・委託証拠金等)で構成されております。これらの時価について投資信託については基準価額、デリバティブ取引に関しては、上場デリバティブ取引は取引所の価格、為替予約取引は先物為替相場、店頭デリバティブ取引は取引先金融機関から提示された価格等によっております。また、その他の資産については短期間で決済されるため、時価は帳簿価額とほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。
(3)未収委託者報酬、(4)未収運用受託報酬
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額とほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。
(5) 有価証券及び投資有価証券
その他有価証券
譲渡性預金は短期間で決済されるため、時価は帳簿価額とほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。また、保有目的ごとの有価証券に関する注記事項については、「有価証券関係」注記を参照ください。

(6) 未払金、(7) 未払費用、(8) 未払法人税等
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額とほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。
注2:非上場株式等(貸借対照表計上額:投資有価証券1,233百万円、関係会社株式8,124百万円)は、市場価格がなく、かつ将来キャッシュフローを見積もることなどができず、時価を把握することが極めて困難と認められるため、「有価証券及び投資有価証券」には含めておりません。
注3:金銭債権及び満期のある有価証券の決算日後の償還予定額
(単位:百万円)
1年以内1年超
5年以内
5年超
10年以内
10年超
預金127---
金銭の信託52,247---
未収委託者報酬16,287---
未収運用受託報酬7,481---
有価証券15,700---
合計91,843---

◇ 有価証券関係
前事業年度 (自 平成27年4月1日 至 平成28年3月31日)
1.売買目的有価証券(平成28年3月31日)
該当事項はありません。
2.満期保有目的の債券(平成28年3月31日)
該当事項はありません。
3.子会社株式及び関連会社株式(平成28年3月31日)
区分貸借対照表
計上額
(百万円)
時価
(百万円)
差額
(百万円)
関連会社株式3,064180,880177,816
合計3,064180,880177,816

4.その他有価証券(平成28年3月31日)
区分貸借対照表
計上額
(百万円)
取得原価
(百万円)
差額
(百万円)
貸借対照表計上額が取得原価を超えるもの
株式7,9712827,688
小計7,9712827,688
貸借対照表計上額が取得原価を超えないもの
譲渡性預金24,10024,100-
小計24,10024,100-
合計32,07124,3827,688

5.事業年度中に売却したその他有価証券(自 平成27年4月1日 至 平成28年3月31日)
区分売却額(百万円)売却益の合計額(百万円)売却損の合計額(百万円)
株式135-95
合計135-95

当事業年度 (自 平成28年4月1日 至 平成29年3月31日)
1.売買目的有価証券(平成29年3月31日)
該当事項はありません。
2.満期保有目的の債券(平成29年3月31日)
該当事項はありません。
3.子会社株式及び関連会社株式(平成29年3月31日)
該当事項はありません。
4.その他有価証券(平成29年3月31日)
区分貸借対照表
計上額
(百万円)
取得原価
(百万円)
差額
(百万円)
貸借対照表計上額が取得原価を超えるもの
株式---
小計---
貸借対照表計上額が取得原価を超えないもの
譲渡性預金15,70015,700-
小計15,70015,700-
合計15,70015,700-

5.事業年度中に売却したその他有価証券(自 平成28年4月1日 至 平成29年3月31日)
該当事項はありません。

◇ 退職給付関係
前事業年度(自 平成27年4月1日 至 平成28年3月31日)
1.採用している退職給付制度の概要
当社は、確定給付型の制度として確定給付型企業年金制度及び退職一時金制度を、また確定拠出型の制度として確定拠出年金制度を設けております。
2.確定給付制度
(1) 退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表
退職給付債務の期首残高17,218百万円
勤務費用811
利息費用181
数理計算上の差異の発生額1,150
退職給付の支払額△654
その他△13
退職給付債務の期末残高18,692
(2) 年金資産の期首残高と期末残高の調整表
年金資産の期首残高16,117百万円
期待運用収益402
数理計算上の差異の発生額△711
事業主からの拠出額511
退職給付の支払額△555
年金資産の期末残高15,764
(3) 退職給付債務及び年金資産の期末残高と貸借対照表に計上された退職給付引当金
及び前払年金費用の調整表
積立型制度の退職給付債務15,775百万円
年金資産△15,764
11
非積立型制度の退職給付債務2,917
未積立退職給付債務2,928
未認識数理計算上の差異△3,409
未認識過去勤務費用411
貸借対照表上に計上された負債と資産の純額△69
退職給付引当金2,708
前払年金費用△2,777
貸借対照表上に計上された負債と資産の純額△69
(4) 退職給付費用及びその内訳項目の金額
勤務費用811百万円
利息費用181
期待運用収益△402
数理計算上の差異の費用処理額314
過去勤務費用の費用処理額△40
確定給付制度に係る退職給付費用863
(5) 年金資産に関する事項
①年金資産の主な内容
年金資産合計に対する主な分類毎の比率は、次の通りです。
債券43%
株式43%
生保一般勘定13%
その他1%
合計100%
②長期期待運用収益率の設定方法
年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と、年金資産を構成する多様な資産からの現在及び将来期待される長期の収益率を考慮しております。
(6) 数理計算上の計算基礎に関する事項
当事業年度末における主要な数理計算上の計算基礎
確定給付型企業年金制度の割引率0.7%
退職一時金制度の割引率0.5%
長期期待運用収益率2.5%
3.確定拠出制度
当社の確定拠出制度への要拠出額は、191百万円でした。

当事業年度(自 平成28年4月1日 至 平成29年3月31日)
1.採用している退職給付制度の概要
当社は、確定給付型の制度として確定給付型企業年金制度及び退職一時金制度を、また確定拠出型の制度として確定拠出年金制度を設けております。
2.確定給付制度
(1) 退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表
退職給付債務の期首残高18,692百万円
勤務費用889
利息費用125
数理計算上の差異の発生額464
退職給付の支払額△634
その他8
退職給付債務の期末残高19,546
(2) 年金資産の期首残高と期末残高の調整表
年金資産の期首残高15,764百万円
期待運用収益394
数理計算上の差異の発生額468
事業主からの拠出額507
退職給付の支払額△562
年金資産の期末残高16,572
(3) 退職給付債務及び年金資産の期末残高と貸借対照表に計上された退職給付引当金
及び前払年金費用の調整表
積立型制度の退職給付債務16,578百万円
年金資産△16,572
5
非積立型制度の退職給付債務2,967
未積立退職給付債務2,973
未認識数理計算上の差異△2,992
未認識過去勤務費用371
貸借対照表上に計上された負債と資産の純額352
退職給付引当金2,947
前払年金費用△2,594
貸借対照表上に計上された負債と資産の純額352
(4) 退職給付費用及びその内訳項目の金額
勤務費用889百万円
利息費用125
期待運用収益△394
数理計算上の差異の費用処理額412
過去勤務費用の費用処理額△40
確定給付制度に係る退職給付費用993
(5) 年金資産に関する事項
①年金資産の主な内容
年金資産合計に対する主な分類毎の比率は、次の通りです。
債券49%
株式39%
生保一般勘定12%
その他0%
合計100%
②長期期待運用収益率の設定方法
年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と、年金資産を構成する多様な資産からの現在及び将来期待される長期の収益率を考慮しております。
(6) 数理計算上の計算基礎に関する事項
当事業年度末における主要な数理計算上の計算基礎
確定給付型企業年金制度の割引率0.9%
退職一時金制度の割引率0.6%
長期期待運用収益率2.5%
3.確定拠出制度
当社の確定拠出制度への要拠出額は、195百万円でした。


◇ 税効果会計関係
前事業年度末
(平成28年3月31日)
当事業年度末
(平成29年3月31日)
1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
繰延税金資産百万円
賞与引当金1,490
退職給付引当金839
投資有価証券評価減460
関係会社株式評価減1,676
ゴルフ会員権評価減240
減価償却超過額177
時効後支払損引当金163
子会社株式売却損148
未払事業税350
関係会社株式譲渡益120
未払社会保険料89
その他251
繰延税金資産小計6,678
評価性引当額△1,453
繰延税金資産合計5,224
繰延税金負債
その他有価証券評価差額金2,403
前払年金費用861
繰延税金負債合計3,264
繰延税金資産の純額1,959
1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
繰延税金資産百万円
賞与引当金1,345
退職給付引当金913
投資有価証券評価減417
関係会社株式評価減247
ゴルフ会員権評価減212
減価償却超過額171
時効後支払損引当金166
子会社株式売却損148
未払事業税110
関係会社株式譲渡益88
未払社会保険料85
その他274
繰延税金資産小計4,183
評価性引当額△739
繰延税金資産合計3,444
繰延税金負債
その他有価証券評価差額金18
前払年金費用804
繰延税金負債合計822
繰延税金資産の純額2,621
2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との差異の原因となった主な項目別の内訳
法定実効税率33.0%
(調整)
交際費等永久に損金に算入されない項目0.2%
受取配当金等永久に益金に算入されない項目△6.2%
タックスヘイブン税制0.8%
外国税額控除△0.2%
外国子会社からの受取配当に係る外国源泉税0.7%
税率変更による期末繰延税金資産の減額修正0.4%
その他0.4%
税効果会計適用後の法人税等の負担率29.1%
2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との差異の原因となった主な項目別の内訳
法定実効税率31.0%
(調整)
交際費等永久に損金に算入されない項目0.1%
受取配当金等永久に益金に算入されない項目△6.2%
タックスヘイブン税制0.7%
外国税額控除△0.2%
外国子会社からの受取配当に係る外国源泉税0.5%
税率変更による期末繰延税金資産の減額修正-
その他△0.2%
税効果会計適用後の法人税等の負担率25.7%
3.法人税等の税率の変更による繰延税金資産及び繰延税金負債の金額の修正
「所得税法等の一部を改正する法律」(平成28年法律第15号)及び「地方税法等の一部を改正する等の法律」(平成28年法律13号)が平成28年3月29日に成立し、平成28年4月1日以降に開始する事業年度から法人税率等の引下げ等が行われることとなりました。これに伴い、繰延税金資産及び繰延税金負債の計算に使用する法定実効税率は従来の32%から31%となります。
この税率変更による財務諸表に与える影響は軽微であります。

◇ セグメント情報等
前事業年度(自 平成27年4月1日 至 平成28年3月31日)
1.セグメント情報
当社は投資運用業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。
2.関連情報
(1)製品・サービスごとの情報
当社の製品・サービス区分の決定方法は、損益計算書の営業収益の区分と同一であることから、製品・サービスごとの営業収益の記載を省略しております。
(2)地域ごとの情報
① 売上高
本邦の外部顧客からの営業収益に区分した金額が損益計算書の営業収益の90%を超えるため、地域ごとの営業収益の記載を省略しております。
② 有形固定資産
本邦に所在している有形固定資産の金額が貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、地域ごとの有形固定資産の記載を省略しております。
(3)主要な顧客ごとの情報
外部顧客からの営業収益のうち、損益計算書の営業収益の10%以上を占める相手先がないため、主要な顧客ごとの営業収益の記載を省略しております。
当事業年度(自 平成28年4月1日 至 平成29年3月31日)
1.セグメント情報
当社は投資運用業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。
2.関連情報
(1)製品・サービスごとの情報
当社の製品・サービス区分の決定方法は、損益計算書の営業収益の区分と同一であることから、製品・サービスごとの営業収益の記載を省略しております。
(2)地域ごとの情報
① 売上高
本邦の外部顧客からの営業収益に区分した金額が損益計算書の営業収益の90%を超えるため、地域ごとの営業収益の記載を省略しております。
② 有形固定資産
本邦に所在している有形固定資産の金額が貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、地域ごとの有形固定資産の記載を省略しております。
(3)主要な顧客ごとの情報
外部顧客からの営業収益のうち、損益計算書の営業収益の10%以上を占める相手先がないため、主要な顧客ごとの営業収益の記載を省略しております。
◇ 関連当事者情報
前事業年度(自 平成27年4月1日 至 平成28年3月31日)
1.関連当事者との取引
(ア)親会社及び法人主要株主等
該当はありません。
(イ)子会社等
種類会社等
の名称又は氏名
所在地資本金事業の内容
又は職業
議決権等
の所有
(被所有)割合
関連当事者 との関係取引の内容取引
金額
(百万円)
科目期末
残高
(百万円)
関連
会社
株式会社野村総合研究所東京都
千代田区
18,600
(百万円)
情報
サービス業
(所有)
直接
20.8%
サービス・製品の購入自社利用のソフトウェア開発の委託等(*1)5,058未払費用279

(ウ)兄弟会社等
種類会社等
の名称又は氏名
所在地資本金事業の内容
又は職業
議決権等
の所有
(被所有)割合
関連当事者 との関係取引の内容取引
金額
(百万円)
科目期末
残高
(百万円)
親会社の子会社野村證券株式会社東京都
中央区
10,000
(百万円)
証券業当社投資信託の募集の取扱及び売出の取扱ならびに投資信託に係る事務代行の委託等
役員の兼任
投資信託に係る事務代行手数料の支払(*2)39,084未払
手数料
3,865
親会社の子会社野村ファンド・リサーチ・アンド・テクノロジー株式会社東京都
中央区
400
(百万円)
投資顧問業当社投資信託の運用委託投資信託の運用に係る投資顧問料の支払
(*3)
2,412未払費用669

(エ)役員及び個人主要株主等
該当はありません。
(注)1.上記の金額のうち、取引金額には消費税等が含まれておらず、期末残高には消費税等が含まれております。
2.取引条件及び取引条件の決定方針等
(*1) ソフトウェア開発については、調査・研究に要する費用や開発工数等を勘案し、総合的に決定しております。
(*2) 投資信託に係る事務代行手数料については、商品性等を勘案し総合的に決定しております。
(*3) 投資信託の運用に係る投資顧問料については、一般取引条件と同様に決定しております。
2.親会社又は重要な関連会社に関する注記
(1)親会社情報
野村ホールディングス㈱(東京証券取引所、名古屋証券取引所、シンガポール証券取引所、ニューヨーク証券取引所に上場)
(2)重要な関連会社の要約財務諸表
当事業年度において、重要な関連会社は㈱野村総合研究所であり、その要約財務諸表は以下のとおりであります。
(百万円)
㈱野村総合研究所
流動資産合計239,155
固定資産合計324,634
流動負債合計122,933
固定負債合計55,456
純資産合計385,400
売上高352,003
税引前当期純利益56,508
当期純利益40,179

当事業年度(自 平成28年4月1日 至 平成29年3月31日)
1.関連当事者との取引
(ア)親会社及び法人主要株主等
種類会社等
の名称
所在地資本金事業の内容議決権等
の所有
(被所有)割合
関連当事者との関係取引の内容取引
金額
(百万円)
科目期末
残高
(百万円)
親会社野村ホールディングス株式会社東京都
中央区
594,492
(百万円)
持株会社(被所有)
直接
100%
資産の賃貸借及び購入等
役員の兼任
資金の借入(*1)24,500短期借入金-
資金の返済24,500
借入金利息の支払17未払費用-

(イ)子会社等
種類会社等
の名称
所在地資本金事業の内容議決権等
の所有
(被所有)割合
関連当事者との関係取引の内容取引
金額
(百万円)
科目期末
残高
(百万円)
関連会社株式会社野村総合研究所東京都
千代田区
18,600
(百万円)
情報サービス業-サービス・製品の購入自社利用ソフトウェア開発の委託等(*2)787未払費用-

(ウ)兄弟会社等
種類会社等
の名称
所在地資本金事業の内容議決権等
の所有
(被所有)割合
関連当事者との関係取引の内容取引
金額
(百万円)
科目期末
残高
(百万円)
親会社の子会社野村證券株式会社東京都
中央区
10,000
(百万円)
証券業-当社投資信託の募集の取扱及び売出の取扱ならびに投資信託に係る事務代行の委託等
役員の兼任
投資信託に係る事務代行手数料の支払(*3)33,019未払手数料4,486

(エ)役員及び個人主要株主等
該当はありません。
(注)1.上記の金額のうち、取引金額には消費税等が含まれておらず、期末残高には消費税等が含まれております。
2.取引条件及び取引条件の決定方針等
(*1) 資金の借入については、市場金利を勘案して利率を合理的に決定しております。
(*2) ソフトウェア開発については、調査・研究に要する費用や開発工数等を勘案し、総合的に決定しております。なお、株式会社野村総合研究所は、平成28年10月27日より関連当事者に該当しないこととなったため、取引金額は関連当事者であった期間について、期末残高は関連当事者でなくなった時点について記載しております。
(*3) 投資信託に係る事務代行手数料については、商品性等を勘案し総合的に決定しております。
2.親会社又は重要な関連会社に関する注記
(1)親会社情報
野村ホールディングス㈱(東京証券取引所、名古屋証券取引所、シンガポール証券取引所、ニューヨーク証券取引所に上場)
(2)重要な関連会社の要約財務諸表
該当はありません。

◇ 1株当たり情報
前事業年度
(自 平成27年4月1日
至 平成28年3月31日)
当事業年度
(自 平成28年4月1日
至 平成29年3月31日)
1株当たり純資産額20,377円23銭
1株当たり当期純利益4,977円07銭
1株当たり純資産額16,867円41銭
1株当たり当期純利益4,977円49銭
潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
1株当たり当期純利益の算定上の基礎
損益計算書上の当期純利益25,635百万円
普通株式に係る当期純利益25,635百万円
普通株主に帰属しない金額の主要な内訳
該当事項はありません。
普通株式の期中平均株式数5,150,693株
潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
1株当たり当期純利益の算定上の基礎
損益計算書上の当期純利益25,637百万円
普通株式に係る当期純利益25,637百万円
普通株主に帰属しない金額の主要な内訳
該当事項はありません。
普通株式の期中平均株式数5,150,693株