半期報告書-第61期(平成26年4月1日-平成27年3月31日)
有報資料
(1)業績
当中間連結会計期間(以下、「当期」という。)におけるわが国経済は、消費税増税後、個人消費にも弱い動きが見られるなど、景気は弱含みで推移しました。
当社グループ(当社及びその連結子会社、以下同様)の事業領域においては、出版市場や映像市場で前年実績を下回る傾向が続いています。一方、スマートフォンやタブレット端末の普及や高速データ通信への移行が進み、デジタル化された多種多様なコンテンツをいつでもどこでも手軽に楽しめる環境が整っていくなか、ユーザーのライフスタイルに大きな変化が起きています。
このようにコンテンツホルダーにとって新たなビジネスチャンスが生まれている環境下、当社グループは出版事業、映像事業を核にしたメガコンテンツ・パブリッシャーの地歩を固めながら、さらに、新たなプラットフォーム事業に挑戦し事業構造の改革を進めています。今後の飛躍的な成長に向けて、新規事業への積極的な投資や複数の事業領域を横断するビジネスを推進するなど、総合的な施策を実行し、次世代型の「コンテンツ産業のリーディングカンパニー」を目指しています。
書籍関連では、メディアミックス作品の展開や新規ジャンルへの進出を積極的に進めていますが、ここ数年好調を持続している文庫やコミックスの売上高の減少や返品率の上昇により、収益性が低下しました。一方、当社コミック作品の底上げや次期主力作品の育成を進めるため、平成26年3月開始のWebコミックサービス「ComicWalker」を立ち上げ、デジタル時代に対応したコミックビジネスの確立を目指します。
雑誌・広告関連では、Web広告収入が増加したものの、雑誌販売額や雑誌広告収入の減少が続いており、固定費の削減や不採算部門の整理を進めています。また、急速に普及しているスマートフォン向けのサービスやネット広告ビジネスを拡大させ、事業構造の転換に向けた展開を加速させています。平成26年6月より、㈱NTTドコモが開始した新たな雑誌読み放題サービス「dマガジン」に、新開発の雑誌専用ビューアーを提供し、当社発行の主要雑誌を配信することとなりました。
映像関連では、配給作品、パッケージ作品ともに点数減や小規模作品の比率が高かったこともあり、売上高が減少しましたが、映像配信や海外販売が好調で全体として売上高を伸ばしました。引き続き、出版事業から生み出される豊富なグループIPの映像化、実写化及びアニメ作品の制作、配給に注力し、安定的な事業運営に努めます。
ネット・デジタル関連では、電子書籍において積極的な作品投入やキャンペーンの実施もあり「BOOK☆WALKER」や外部の電子書籍ストアでの売上が高い伸び率を示しており、引き続き成長戦略の柱として注力いたします。また、ゲーム事業では、平成26年5月に、家庭用ゲーム機向けハイエンドゲームの開発及び販売を主力事業とする㈱フロム・ソフトウェアの株式を取得し子会社化しました。㈱フロム・ソフトウェアと㈱角川ゲームスの両社は、企画、開発、販売における資源を相互活用し、成長が見込まれる海外市場や新しいゲームプラットフォームを見据えた事業展開等を推進します。
海外関連では、前連結会計年度に、香港の連結子会社を売却したことにより売上高が減少しましたが、台湾で堅調に推移している出版事業に加え、アニメ版権ビジネスやグッズ販売が伸張しました。
この結果、当期の連結業績は、売上高704億71百万円、営業損失9億33百万円、経常利益0百万円、中間純損失8億35百万円となりました。
なお、前年同期においては四半期報告書を提出しており、前中間連結会計期間の中間連結財務諸表は作成していないため、前年同期との比較分析は行っておりません。(以下「(2)キャッシュ・フロー」、「2 生産、受注及び販売の状況」においても同じ。)
また、セグメント情報との関連は、単一セグメントであるため記載を省略しています。
各ジャンルにおける売上貢献作品は、次のとおりであります。
(単行本)
「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」坪田信貴
(アスキー・メディアワークス)
「角川アニメ絵本 アナと雪の女王」、「艦隊これくしょん -艦これ- 艦娘型録」、「破門」黒川博行
(角川書店)
(文庫)
「お文の影」宮部みゆき、「心霊探偵八雲」神永学、「万能鑑定士Qの謎解き」松岡圭祐(角川書店)
(ライトノベル)
「ソードアート・オンライン」川原礫、「魔法科高校の劣等生」佐島勤(アスキー・メディアワークス)
「僕は友達が少ない」平坂読、「ノーゲーム・ノーライフ」榎宮祐(メディアファクトリー)
(コミックス)
「とある科学の超電磁砲」鎌池和馬/冬川基/はいむらきよたか(アスキー・メディアワークス)
「世界一初恋~小野寺律の場合~」中村 春菊(角川書店)
「となりの関くん」森繁拓真、「カゲロウデイズ」じん(自然の敵P)(メディアファクトリー)
(DVD、Blu-ray)
「ハンガー・ゲーム2」「デート・ア・ライブⅡ」(角川書店)
「妖怪ウォッチ」「ノーゲーム・ノーライフ」(メディアファクトリー)
(ゲーム)
PSVita「ラブライブ! School idol paradise」(アスキー・メディアワークス)
PSVita「英雄伝説 碧の軌跡 Evolution」(キャラアニ)
ブラウザゲーム「艦隊これくしょん-艦これ-」(角川ゲームス)
※ 作品名末のカッコ内の表記は、当社が平成25年10月1日に吸収合併した事業会社の社名を引き続きブランドカンパニー名として対外的に使用している表記を含みます。
(2)キャッシュ・フロー
営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前中間純損失3億31百万円の計上、売上債権の減少等により、8億77百万円の収入となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、有価証券の償還、保険積立金の解約等の収入があったものの、有形固定資産、無形固定資産及び子会社株式の取得等による支出が上回り、55億53百万円の支出となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、短期借入金の返済、配当金の支払等により、21億27百万円の支出となりました。
以上の結果、為替換算差額を含めて65億66百万円の支出となり、現金及び現金同等物の中間期末残高は、242億42百万円となりました。
当中間連結会計期間(以下、「当期」という。)におけるわが国経済は、消費税増税後、個人消費にも弱い動きが見られるなど、景気は弱含みで推移しました。
当社グループ(当社及びその連結子会社、以下同様)の事業領域においては、出版市場や映像市場で前年実績を下回る傾向が続いています。一方、スマートフォンやタブレット端末の普及や高速データ通信への移行が進み、デジタル化された多種多様なコンテンツをいつでもどこでも手軽に楽しめる環境が整っていくなか、ユーザーのライフスタイルに大きな変化が起きています。
このようにコンテンツホルダーにとって新たなビジネスチャンスが生まれている環境下、当社グループは出版事業、映像事業を核にしたメガコンテンツ・パブリッシャーの地歩を固めながら、さらに、新たなプラットフォーム事業に挑戦し事業構造の改革を進めています。今後の飛躍的な成長に向けて、新規事業への積極的な投資や複数の事業領域を横断するビジネスを推進するなど、総合的な施策を実行し、次世代型の「コンテンツ産業のリーディングカンパニー」を目指しています。
書籍関連では、メディアミックス作品の展開や新規ジャンルへの進出を積極的に進めていますが、ここ数年好調を持続している文庫やコミックスの売上高の減少や返品率の上昇により、収益性が低下しました。一方、当社コミック作品の底上げや次期主力作品の育成を進めるため、平成26年3月開始のWebコミックサービス「ComicWalker」を立ち上げ、デジタル時代に対応したコミックビジネスの確立を目指します。
雑誌・広告関連では、Web広告収入が増加したものの、雑誌販売額や雑誌広告収入の減少が続いており、固定費の削減や不採算部門の整理を進めています。また、急速に普及しているスマートフォン向けのサービスやネット広告ビジネスを拡大させ、事業構造の転換に向けた展開を加速させています。平成26年6月より、㈱NTTドコモが開始した新たな雑誌読み放題サービス「dマガジン」に、新開発の雑誌専用ビューアーを提供し、当社発行の主要雑誌を配信することとなりました。
映像関連では、配給作品、パッケージ作品ともに点数減や小規模作品の比率が高かったこともあり、売上高が減少しましたが、映像配信や海外販売が好調で全体として売上高を伸ばしました。引き続き、出版事業から生み出される豊富なグループIPの映像化、実写化及びアニメ作品の制作、配給に注力し、安定的な事業運営に努めます。
ネット・デジタル関連では、電子書籍において積極的な作品投入やキャンペーンの実施もあり「BOOK☆WALKER」や外部の電子書籍ストアでの売上が高い伸び率を示しており、引き続き成長戦略の柱として注力いたします。また、ゲーム事業では、平成26年5月に、家庭用ゲーム機向けハイエンドゲームの開発及び販売を主力事業とする㈱フロム・ソフトウェアの株式を取得し子会社化しました。㈱フロム・ソフトウェアと㈱角川ゲームスの両社は、企画、開発、販売における資源を相互活用し、成長が見込まれる海外市場や新しいゲームプラットフォームを見据えた事業展開等を推進します。
海外関連では、前連結会計年度に、香港の連結子会社を売却したことにより売上高が減少しましたが、台湾で堅調に推移している出版事業に加え、アニメ版権ビジネスやグッズ販売が伸張しました。
この結果、当期の連結業績は、売上高704億71百万円、営業損失9億33百万円、経常利益0百万円、中間純損失8億35百万円となりました。
なお、前年同期においては四半期報告書を提出しており、前中間連結会計期間の中間連結財務諸表は作成していないため、前年同期との比較分析は行っておりません。(以下「(2)キャッシュ・フロー」、「2 生産、受注及び販売の状況」においても同じ。)
また、セグメント情報との関連は、単一セグメントであるため記載を省略しています。
各ジャンルにおける売上貢献作品は、次のとおりであります。
(単行本)
「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」坪田信貴
(アスキー・メディアワークス)
「角川アニメ絵本 アナと雪の女王」、「艦隊これくしょん -艦これ- 艦娘型録」、「破門」黒川博行
(角川書店)
(文庫)
「お文の影」宮部みゆき、「心霊探偵八雲」神永学、「万能鑑定士Qの謎解き」松岡圭祐(角川書店)
(ライトノベル)
「ソードアート・オンライン」川原礫、「魔法科高校の劣等生」佐島勤(アスキー・メディアワークス)
「僕は友達が少ない」平坂読、「ノーゲーム・ノーライフ」榎宮祐(メディアファクトリー)
(コミックス)
「とある科学の超電磁砲」鎌池和馬/冬川基/はいむらきよたか(アスキー・メディアワークス)
「世界一初恋~小野寺律の場合~」中村 春菊(角川書店)
「となりの関くん」森繁拓真、「カゲロウデイズ」じん(自然の敵P)(メディアファクトリー)
(DVD、Blu-ray)
「ハンガー・ゲーム2」「デート・ア・ライブⅡ」(角川書店)
「妖怪ウォッチ」「ノーゲーム・ノーライフ」(メディアファクトリー)
(ゲーム)
PSVita「ラブライブ! School idol paradise」(アスキー・メディアワークス)
PSVita「英雄伝説 碧の軌跡 Evolution」(キャラアニ)
ブラウザゲーム「艦隊これくしょん-艦これ-」(角川ゲームス)
※ 作品名末のカッコ内の表記は、当社が平成25年10月1日に吸収合併した事業会社の社名を引き続きブランドカンパニー名として対外的に使用している表記を含みます。
(2)キャッシュ・フロー
営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前中間純損失3億31百万円の計上、売上債権の減少等により、8億77百万円の収入となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、有価証券の償還、保険積立金の解約等の収入があったものの、有形固定資産、無形固定資産及び子会社株式の取得等による支出が上回り、55億53百万円の支出となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、短期借入金の返済、配当金の支払等により、21億27百万円の支出となりました。
以上の結果、為替換算差額を含めて65億66百万円の支出となり、現金及び現金同等物の中間期末残高は、242億42百万円となりました。