このようにコンテンツホルダーにとって新たなビジネスチャンスが生まれている環境下、当社グループは出版事業、映像事業を核にしたメガコンテンツ・パブリッシャーの地歩を固めながら、さらに、新たなプラットフォーム事業に挑戦し事業構造の改革を進めています。今後の飛躍的な成長に向けて、新規事業への積極的な投資や複数の事業領域を横断するビジネスを推進するなど、総合的な施策を実行し、次世代型の「コンテンツ産業のリーディングカンパニー」を目指しています。
書籍関連では、メディアミックス作品の展開や新規ジャンルへの進出を積極的に進めていますが、ここ数年好調を持続している一般文庫やコミックスの売上高の減少や返品率の上昇により、収益性が低下しました。一方、当社コミック作品の底上げや次期主力作品の育成を進めるため、平成26年3月開始のWebコミックサービス「ComicWalker」は順調に立ち上がっており、デジタル時代に対応したコミックビジネスの確立を目指します。
雑誌・広告関連では、Web広告収入が増加したものの、雑誌販売額や雑誌広告収入の減少が続いており、固定費の削減や不採算部門の整理を進めています。また、急速に普及しているスマートフォン向けのサービスやネット広告ビジネスを拡大させ、事業構造の転換に向けた展開を加速させています。平成26年6月より、㈱NTTドコモが開始した新たな雑誌読み放題サービス「dマガジン」に、新開発の雑誌専用ビューアーを提供し、当社発行の主要雑誌を配信することとなりました。また同じく6月より、スマートフォン向け地域情報配信サービス「Walker47」を開始し、地域情報プラットフォーム事業に本格参入しており、情報サービス事業における新たなビジネスモデルの確立を目指します。
2014/08/11 15:10