有価証券報告書-第44期(令和1年10月1日-令和2年9月30日)

【提出】
2020/12/22 14:28
【資料】
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【項目】
91項目
(3)【監査の状況】
① 監査役監査の状況
当社の監査役会は、3名(うち社外監査役2名)で構成され、経営に関する監視、監督機能を果たしております。
監査役は、取締役会に全員出席し、必要に応じて意見を述べるほか、重要な決裁書類の閲覧を通じ、その適法性の監査を行っております。また、内部監査室や会計監査人である仰星監査法人と定期的な情報交換や意見交換を実施するなど連携を密にし、取締役の業務執行について幅広い観点から監査を実施しております。
なお、監査役八幡俊治氏は長年にわたり決算手続きならびに財務諸表の作成等に従事しており、財務及び会計に関する相当程度の知見を有しております。
当事業年度において監査役会を月1回開催しており、各監査役の出席状況は次のとおりであります。
氏 名開催回数出席回数
柴原 宏冶12回12回
八幡 俊治12回12回
宮地 秀俊12回12回
後藤 貴紀8回8回

(注)社外監査役後藤貴紀氏の出席状況は、令和元年12月20日の社外監査役就任後の開催回数および出席回数を記載しております。
監査役会における主な検討事項としては、監査の方針および監査計画、内部統制システムの構築・運用状況、会計監査人の監査の方法および結果の相当性等であります。
また、常勤監査役は取締役会、経営会議及びその他の重要会議に出席するほか、重要な決算書類の閲覧を通じ必要に応じて内部監査室と連携し、各業務部門に対してヒアリング・調査を行うほか、取締役等からその職務の執行状況について報告・説明を受け、監査役会で適宜報告し、情報共有を図っております。
② 内部監査の状況
当社における内部監査は、必要に応じ内部監査室長が特定の役職員を指名し内部監査を実施しております。監査役は内部監査室長と密接な連絡をとっており、内部監査状況を監視することが可能となっております。また必要時には、内部監査の結果を受け、担当取締役、監査役と会計監査人は相互に連絡しあい意見交換を行っております。
③ 会計監査の状況
a. 監査法人の名称
仰星監査法人
b. 継続監査期間
14年間
c. 業務を執行した公認会計士
柘植 里恵
堤 紀彦
d. 監査業務に係る補助者の構成
当社の会計監査業務に係る補助者は、公認会計士7名、会計士試験合格者等4名であります。
e. 監査法人の選定方針と理由
・選定方針
「会計監査人の評価及び選定基準策定に関する監査役等の実務指針」((公社)日本監査役協会)に記載さ
れている、会計監査人の選定基準項目に従い選定しております。また、会計監査人が会社法第340条第1項
各号に定める項目に該当すると認められる場合は、監査役全員の同意に基づき監査役会が、会計監査人を解
任いたします。また、会計監査人がその職務を適切に遂行することが困難と認められる場合には、監査役会
が株主総会に提出する会計監査人の解任または不再任に関する議案の内容を決定いたします。
・理由
仰星監査法人は、会計監査人としての独立性及び専門性、当社の業種や事業規模、業務内容に適した監査対応、監査費用の相当性等を総合的に勘案した結果、適任と判断いたしました。
f. 監査役及び監査役会による監査法人の評価
当社の監査役及び監査役会は、当事業年度における仰星監査法人の監査方法及び結果を相当であると評価しております。
④ 監査報酬の内容等
a. 監査公認会計士等に対する報酬
前事業年度当事業年度
監査証明業務に基づく報酬
(千円)
非監査業務に基づく報酬
(千円)
監査証明業務に基づく報酬
(千円)
非監査業務に基づく報酬
(千円)
9,100-9,100-

b. 監査公認会計士等と同一のネットワークに属する組織に対する報酬(a.を除く)
該当事項はありません。
c. その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容
該当事項はありません。
d. 監査報酬の決定方針
当社の事業規模の観点から、監査時間、規模および内容等を勘案したうえで決定しております。なお、監査報酬の決定については、監査役会からの同意を得ております。
e. 監査役会が会計監査人の報酬等に同意した理由
当社の監査役会は、仰星監査法人の報酬等について、前事業年度の監査実績の分析・評価、監査計画と実績を踏まえ、当事業年度の報酬額を検討した結果、相当であると判断し、同意しております。